帰国した次の日の日曜日は
時間を気にしなくてよかったの

時間を気にしなくていいのは超ひさびさ。
起きたらAM11:50で、「わあ

って思った。時間を気にせずに寝れる日ってめったにないから
嬉しかった

反動でその夜は、23時に寝たら2時に起きて今日はそれから
ずっと起きてる。会社の帰り、電車では眠かったけど、てか寝てたけど、
帰ってきてふつうにごはんを作りながらビールとワイン飲んでる。笑
一品ずつおかず作って、ひとりで飲むのも
なんかいいのよね。至福。
*
ノルウェー北部・フィヨルドの世界
あー、美しかった。真っ白、青、グレイ、絵本のような景色。
自由気ままな時間と、楽しいメンバー。
ガイドのブライアンとヨットのイヴァ船長。世界の一流のガイドって
ほんと思うわ。(実際、ブライアンはトムクルーズとかBBCとか
ナオミキャンベルとか、世界のロイヤルファミリーとか有名著名人たちの
ガイドをしている。ナオミキャンベルにはキレて怒って
帰らせた話も聞いたよ。
なのに我々のような庶民と出会い・・・こんなやさしいツアを。笑)
そういうガイドって、わたしたちを特別に緊張させたり一切ない。
肩肘はることはなく。何事も余裕で
オッケーオッケー~♪って楽しそうにする。でも
経験豊富で、頼りになるの、さりげなく。添乗員のわたしには
一切余計な力がいらないの・・・・。
お互い冗談ばっかり言い合って、リラックスして、わたしたち
ずーーーーーっと笑い転げていたよ。
もう、何人(われわれがなにじん)とかどこ出身とか関係ないね。みんな
ヒクヒク笑ってたもん。笑
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お客さんの中で(唯一の男性メンバー)釣りをして
その場で刺身にしてくださったり、お茶会をしてくださる
方もいて、とっても贅沢て特別に楽しかった。そのこともまた書くね。
お茶会いうても、それもまた、わたしにとっては
生まれてはじめてっていうほど、笑い転げるすてきなものだったの。
「いい加減」って言葉あるでしょ。
いい加減って、本当にそれがすてきなほどよい加減なの。
楽しみ方をほどよく知ってて、ほどよくみんなと共有するのって
わたしにとっては上質な大人の特権

別の女性のお客さんには
「こんな旅を知ってしまって次から別の旅で
楽しめるか不安です」って言っていただいたよ。
たしかに・・・
*

改めて紹介すると、このツアは、ノルウェー北部のトロムソを
プライベートヨットで出航してから雪の
フィヨルドの無人島や小さな島々を
計画などなく、その日の風や潮、お客さんたちの気分と体調で、笑
行き先と何をするかを決める。
頑張った次の日は、朝は少しだけ歩いて、ヨットで早々飲み会。とかね。笑
お客さんが木と会話したいというから
次の日は「木との会話」をしながら歩き、
釣り道具をいちお持ってるといわれたら、釣りのタイミングを
探すって感じ。
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景色は「絵」と思われるほど美しいの。
これらは加工とかなんもしてないんだよ。

ただ、目の前の景色を撮っただけ。
しかも海。






*
オーロラを最初に見た夜はみんなヨットの中で眠っていた
Am1:00だった。たしかまだヨットで出航した最初の夜。ブライアンが
わたしを起こしにきたの。すごいオーロラだって。
わたしもみんなを起こして
ネボケながらも、ヨットからみんなで空を見上げた。
そのときのオーロラは地元のイヴァ船長でさえ、こんなのは
めったに見れないっていう天空すべてを覆い刻々と姿を変える
すごいものだったの。
写真には撮れなかったけど。その日はね。
ただただ、ヨットの上に立って、空ぜんぶを見渡して
緑色のオーロラが当たり前のように
すごいスケールでユラユラしているのをあっけにとられて見ていたって感じ。
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夜のわたしたちのヨット(左)
*

↓オーロラうつってないけど美しい
連日オーロラは写真に撮るの苦労した。
姿を変えるのが早いし、色の調整が難しかった。
長くとどまっていないからね。






登る龍みたい

ふぉーピンボケ


また別の日。
明るさ調整に苦労している間にも
オーロラは刻々と姿を変える




つづく
(たぶん)
