やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

the Pale Blue Dot

2020-06-23 10:55:12 | おもう。

こんなにのんびりした日々を送るのは
もう何年振りだろ。幼稚園のとき以来かも。
小学生のころもまだ時間には余裕があったかも。

小学生の頃、二階の自分の部屋の窓から
ぼーっと山の一部と空に流れていく雲を眺めていたりした。
地球儀や地図を見ながらその土地の想像をするのが
好きな子供だった。
(わたしは幼稚園の頃、ソビエト連邦が日本の頭上にあることを
地球儀で発見して、空を眺めながら、そこにソ連があるという
不思議を感じていた)
とにかく子供の頃はよくぼーっとしていた。

そして、今。

再び、ぼーっとしている。

毎日家事以外は、家トレと英語の勉強と本読んでる。
読みながら、それが夜中だろうと昼だろうと、眠くなれば寝たり、
起きたり。笑
家族が仕事と学校なので朝はとりあえず(笑)起きて、すーを散歩にはつれていくけど
あとは気まますぎる。

別にどこに行かなくても楽しい・・・
ゴロゴロしながら本読んで、
たまに掃除とか。笑

これまで出かけすぎてたし。笑

長い旅だったなあ、みたいな。笑

*

この週末は夏至で日食で・・て
案の定、東京は曇っていた。
こんなとき、いくら曇り空に祈ったって無駄ってことくらい
知っている。

いくら祈っても、自然は人間のことなんか気にしてない。

長女と親友が「地球に似た惑星が見つかった」という記事を
教えてくれたきっかけで
一昨日からわたしの中に宇宙が広がっている

で、宇宙のこといろいろ読んでて、
宇宙の広さが138億光年だとか、その世界が
その遠さが、というのを日本語で読んでいるんだけど
もう理解できない・・・・でも知りたい・・・。

そんな中で、1977年に打ち上げられたボイジャー1号が
1990年に約60億キロメートルかなたから撮った地球の写真に
心をうばわれた。

もうすぐ太陽系を離れるボイジャー1号に地球を振り向かせて
撮らせたそのいきさつなど。
これが地球から最遠の地から撮られた地球の姿なのだって。

わかる?   wikipediaからの写真

右の茶色の帯の中の超小さい点。
これがわたしたちの地球。

この小さい点のような地球が写ってる写真を
the Pale blue dot」淡い青い点
と呼んでいるのだそう。

美しすぎる。

なんて小さいの。

この小さいこの点の中で
わたしたちのすべてがうじょうじょとうごめいているなんて。
まさにうごめくの漢字の「く」

はかない。果てしない。・・・

(わかる?わたしのこの遠い感じ・・・心が)

知りたい。もっともっと知りたい・・・

*

さて。笑

日食、見れましたか?
広島の友達はよく見えていたみたい。

東京は曇ってて
はーたんとすみれと3人で川まで曇り空の中を
歩いていきながら
わたしは曇り空をにらみつつ(笑)
どーせ、祈っても無駄よね、と空に話しかけていた。
これまでも
何千回も山では天気は思い通りにならなかった。笑



でも、雲から晴れて出てこないかなあって
期待もしてた。そういう自然の一面も知っている。




17時くらいに少し雲から太陽が出てきて、部分日食、見えた。


この日食グラスをかけないと見えないし
写真は撮れなかったけど。

おおおおおっ欠けとるわっ、て叫んでしまった。

(この日食グラスは何年か前の金環日食のときの)

一応夏至を感じながら、まだ明るいねとか言いながら
夕飯準備にお酒飲みつつ、テーブルでそんな話もした。
はーたんは
「なんだっけ、あれ(日食のこと)月が欠けてた」
わたし
「てか月じゃないんですけど、太陽ですけど」
なんか私より天然のはーたんなのだった。

新月なので、地球のあちこちからは美しい満天の星が見えるだろうけど
雲がなくても東京の家からそんなに眺める気がなくて
夜空を見上げることもなくふつうに過ごしてた。
外が晴れてようが雨だろうがどっちでもいい。東京に住んでたら
感性もにぶるのかもね。

でも、心の中身はとってもすっきりリセットされてる感。

余計な期待とか、余計な波のない
静かな穏やかな、ぼーっとした日々なの・・・。

はあ、でも・・・

the Pale Blue Dot。

どれもこれも小さなことよね。

はるかなどこかの知らない世界に心を寄せる。

コーヒー飲みながら。
























2 Comments

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稀有な体験 (can)
2020-06-30 18:57:46
何かに追われる時間が、懐かしいね?
慣れてはいないけど。
こんな経験は二度あるかないかだよね?
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canさん (ひとみ)
2020-07-02 14:19:04
こんにちは。何かに追われる時間と
山と海外が身近だった日々がとっても懐かしいです
こんな経験をすることになるとは
予想していませんでした。
意外に適応力の高い自分に驚いています。笑。環境の変化にけっこうすっとなじめるんだなあと。
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