ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

不思議なハートの力00021(新たな謎④)

2010年12月06日 16時38分03秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00021(新たな謎④)
カテゴリ:自作小説2010/12/06 11:50:56

真菜美は、レイナを追求していた。レイナは、パソコンの学習支援ソフトと
言うことで手に入れたソフト、いろんな能力を持っている。
「機能」ていうより「能力」と言うほうが正しそう。
まるで、魔法使いが、パソコンに入ったみたい。
サッカーの対戦相手の天地は、能力をつかって、裕也に呪いを掛けて来た。
裕也は、真菜美の彼氏。
なんとか、レイナの力を借り試合に勝つことが出来たが、
真奈美は、呪うと言う行為(こうい)が許せなかった。

今回は、パソコンソフトのレイナに問い正すところから…

---追求②---
真菜美「それじゃ 1番目の 呪いの犯人は 誰?」
   「さあ 答えなさい!」
レイナ「答える前に一つ」
   「知ってどうなさる気ですか?」
真菜美「うぅ それは…」
レイナ「天地さんは、足の骨を折りました。」
   「罰(ばつ)は、それで十分(じゅうぶん)でしょ」
真菜美「やっぱり、天地て人が犯人なの?」
   「サッカーで優勝したいため?」
レイナ「天地さんは操(あやつ)られていた見たいです」
   「試合が終わった顔。付き物が取れたようにやさしかった」
   「サッカーは、もうだめでしょう」
真菜美「はっきり 何が有ったのか 全て知っときたいの」
   「だから教えなさい レイナ」
レイナ「…ジィ…ジ…」(ディスクが激(はげ)しく動く)
真菜美「答えて」
レイナ「これを聞いて、どうすべきか、私にも分かりません」
   「ただ 真実をお話します。」
真菜美「そう 真実が知りたいの」
レイナ「昔、人間の文明が出来る前の前の前
    地球に、2種類の神の種族がありました。
    一つは闇の種族、アクテイス様
    一つは光の種族、イリノイス …様」
    (レイナの言葉には、怒(いか)りがにじんでいた)
   「闇の種族は、光の種族に滅(ほろ)ぼされ
    呪いをかけられます。以後、世に「悪魔」「魔物」
    と呼ばれます。」
   「アクテイス様だけは呪いを受けませんでした。」
   「光の種族も人間から信仰(しんこう)されなくなり
    地球から離れて滅んでいきます」
   「その神々が地球を再び侵略(しんりゃく)しようと
    しているのです。」
      :
真菜美「神様が争(あらそ)うの」

レイナ「そうです。これが手始めでしょう」
   「犯人は、天地の弟、天地王妙です。」
   「光の種族の誰かが
    乗り移ったか
    力を借(か)りて
    行った仕業(しわざ)です」

      
真菜美「そう 分かった 消えて…」
真菜美は、相手を知っても、やっぱり、どうすることも出来ない自分を知った。
「神々の争い」、また、争うの?、私も巻き込まれてるの?
一杯、疑問(ぎもん)がわいてくる。指輪を見る。
外して捨てたい気持ちが、一瞬(いっしゅん)過(よ)ぎる。
思い浮かぶアクテイスさんの顔。
真奈美は、パジャマに着替え、ベッドに入り、指輪を大事に手を合わせ、
眠りに入る。(忘れよう)(アクテイスさん、どうしてほしいの…)
静かに、眠りについていく、闇は安らぎを与えていた。

つづく (次回、とりあえず努力)
コメント
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