ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0119_欲望の渦(004)裕也の冒険

2017年09月14日 10時19分49秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0119_欲望の渦(004)裕也の冒険

ーー光の軌跡(1)ーー

それ以降、女性の叫び声は、しなくなった。
礼拝は、終わった。
(誰が、そんな悪戯(いたずら)をしているのだろうか?
 どうすればいいのだろうか?)
裕也は、一人対策を考えていた。
そして、次の日の職場で、同じことが起こる。
(キャー)向かいの女性は、声を押し殺して叫んだ。

つづく
次回(光の軌跡2)
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0118_欲望の渦(003)裕也の冒険

2017年09月14日 09時48分59秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0118_欲望の渦(003)裕也の冒険

ーー修験者(2)ーー
(こやつ教会にいるぞ。
 ナムミョウホウレンゲキョウを
 唱えているのに
 仏法者じゃない。
 アーメンも唱えている。
 まがい物か?
 俺が試してやる。)
修験者は、意識の中で裕也について行った。
日曜礼拝である。
裕也は、礼拝に来ている。
そこには、老若男女。様々な人がいている。
イエス様を称賛する歌が終わり、講和が始まった。
その時、「キャー」「キャー」「キャー」
あちらこちらから女性の悲鳴が聞こえだした。
(どうしたんだろう?)
裕也は、不思議に思った。
講和が終わり、裕也は、女性に聞いてみた。
「どうしたのですか?」
「誰かに触られた気がして、
 思わず叫んでしまいました。
 ごめんなさい。」女性は、言った。
「確かに触られたのですか?
 これ感じますか?」
裕也は、次元を変えれば触れるのだろうけど、何もせず、空間を女性の腕と思い触ってみた。
「キャー!
 それです。」
女性は、言った。
「誰かが、空間を超えて触ったのです。
 対策を考えます」
と言った。

つづく
次回(光の軌跡)
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0117_欲望の渦(002)裕也の冒険

2017年09月14日 08時43分40秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0117_欲望の渦(002)裕也の冒険

ーー修験者(1)ーー
山を駆け、滝に打たれ修行する半分僧の修験者がいた。
(力を感じる。
 力を感じるぞぉ。
 うぉ。
 どこから来るのだ。
 どこから来るのだ。)
修験者は、瞑想して意識を集中した。
(誰だ。誰だ。
 祈っているぞ。
 こやつは、祈っている。
 感じるこやつの部屋を。
 何をいのっているのだ。

 :
 ナムミョウホウレンゲキョウ
 ナムミョウホウレンゲキョウ
 :
 仏法者か?
 うむ。
 そうだ!
 暫く様子を見てみるか)

つづく
次回(修験者2)
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0116_欲望の渦(001)裕也の冒険

2017年09月14日 07時24分07秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0116_欲望の渦(001)裕也の冒険

ーー祈りの波紋ーー

裕也は、東の地球の民に向かって祈っている。
(善のエネルギーを与えるんだ。
 二度と悪に染まらぬように。
 理想の世界に成るように)
そう思って全力で祈っている。
東の地球は、裕也のいる地球の同名天同生天・聖霊の絆の星である。簡略に『同名の絆』で結ばれていると言っておく。分かりやすく、裕也のいる地球のことも『南の地球』と呼ぶようにする。
東の民に祈れば、南の民にも影響する。裕也は、ただならぬ力を持っている。そのエネルギーが南の民にも影響を与え出している。

つづく。
次回(修験者)
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「裕也の冒険」ストーリー2017年10月。

2017年09月13日 16時18分06秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
「裕也の冒険」ストーリー2017年10月。

欲望の渦。

神通力を得る。

山伏。

職場で、女性の叫び。

目の連携。

祈りの波紋。
祈りの力は広がり、いろんな人が神通力を持つ。
裕也の妬み。
教会での死闘。

光が飛んでいる。
修験者。
「からかってやれ」
裕也は、光を掴む。

イエスの子
教会。

神道の子
南無阿弥陀仏の子
南無妙法蓮華経の子
イエスの子
アラーの民

黒服の
世界戦争。

花になる子
靴になる子
蝶になった子
猫に隠れた子

犬に隠れた子
菩薩の心
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0115_魔族の血が宿りし者(015)裕也の冒険

2017年09月13日 13時27分41秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0115_魔族の血が宿りし者(015)裕也の冒険

--恐怖のティ路地(2)--

裕也は、細い路地を抜けた。
そこに、買い物車を押したお婆さんがいる。
(危ない。)
裕也は、とっさに避ける。そこへダンプカーが突っ込んで来た。
(もうだめだ)
そう思ったとき、
一陣の突風が吹いた。
裕也は、お婆さんとダンプカーを避けていた。

ダャーは、苦笑いした。
(やっぱり、彼は、守られている)
(総長には、「彼は、真の仏法者です。守護神に守られている」と言おう。)
そう思った。

暗殺僧3人は、人を殺さなくて良かったと安堵した。
そう、真の仏法者を殺せるわけもないのである。

つづく。
魔族の血が宿りし者(完)
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0114_魔族の血が宿りし者(014)裕也の冒険

2017年09月13日 13時11分28秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0114_魔族の血が宿りし者(014)裕也の冒険

--恐怖のティ路地(1)--

裕也は、高熱を出したが、病院も行かずに
2、3日会社を休むだけで、病気を治した。
病気と言っても毒に、当たったんだけどね。
(よく休んだ。
 食料を買いにスーパーでも行ってこよう。)
裕也は、寝床から這い出し、服を着替え。
自転車で出かけた。
いつものスーパーである。
狭い道を真っ直ぐ進み、中ぐらいの歩道のない道路に出て、それを進み、大きな道路に出、交差点渡り、暫く進んだ右にある。

最後の暗殺僧ダャーは、悩んでいる。
(もし、裕也が真の仏法者なら、
 私たちは、過ちを犯していることになる。)
ダャーは、暗殺を決行することに決めた。

つづく。
次回(恐怖のティ路地2)
 
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0113_魔族の血が宿りし者(013)裕也の冒険

2017年09月13日 07時57分10秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0113_魔族の血が宿りし者(013)裕也の冒険

--毒入りカレー(5)--

裕也は、帰りの電車の中、座っていた。
(今日は、電車すいてるなぁ。
 あ。そうか。
 早退だからか。)
ふと、向かいの左隅を見た。
白衣の人が座っている。
(こっちを見てる。
 どっかで見たようなぁ。
 あ。食堂の従業員の人。かな。
 心配して来たのかな)
裕也は、微笑んでみせた。
暗殺僧ヤァーは、結果を見届けに来たのだ。
(生きている。
 こっちを見ている。
 なんで、微笑んでいるんだ。
 なぜだ。死にかけたんだぞ。
 不安も。恐怖心も感じていない。
 あの人は、本当に普通の人だ。)
ヤァーは、敗北を感じた。
自分が悲しくなった。
(俺は、誰を殺そうとしているんだ。
 あの人は、悪魔などではない)
ヤァーは、裕也を殺せなくて良かったと思った。

つづく。
次回(恐怖のティ路地)
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0112_魔族の血が宿りし者(012)裕也の冒険

2017年09月13日 06時59分30秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0112_魔族の血が宿りし者(012)裕也の冒険

--毒入りカレー(4)--

裕也は、食べたものを便器に吐いた。
「オエェ オエェ オエェ」
(何かにあたったのかなぁ)
全部吐き終わると、ふらつきながらも
自分の部署まで戻った。
(熱が出てる。でも、先よりましになった)
裕也の体の中では、魔族の血が、毒と戦っていた。
魔族の血と言っても、リアルに裕也の血が何か変わったわけではない。
しかし、裕也の血に妖精と言うか、神と言うか。
そのようなものが乗りついたと言うか。
魔力を持ったというか。要は、魔族の血が宿り超自然の力を持ったのである。
しかし、熱が出て気分が悪いので会社を早退することにした。
「課長。気分が悪いので帰ります」
そう言って、早退させてもらった。
「気を付けて帰りなさい。」
裕也は、会社を出た。

つづく。
次回(毒入りカレー5)

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0111_魔族の血が宿りし者(011)裕也の冒険

2017年09月12日 15時36分23秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0111_魔族の血が宿りし者(011)裕也の冒険

--毒入りカレー(3)--

裕也は、席に着いた。
カレーライスを一口食べる。
(味は、まぁまぁかなぁ)
一口、二口、…、半分食べた。
意識が遠のく。
(だめだ、目眩がする。)
裕也は、ふらつきながらも、
カレーライスを捨て、食器を
定位置に置き、食堂をでた。
(うぅ。吐き気がする。)
お手洗いに向かった。

つづく。
次回(毒入りカレー4)
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