ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0110_魔族の血が宿りし者(010)裕也の冒険

2017年09月12日 14時38分31秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0110_魔族の血が宿りし者(010)裕也の冒険

--毒入りカレー(2)--

裕也は、午前中の仕事が終わり、
会社の食堂に向かう。
「チン」エレベータが7階の食堂についた。
(何を食べようかなぁ)
注文窓口に並ぶ。
(厨房の中をみると見慣れない人がいる。
 海外の人。大流行だな)裕也
「お兄さん。今日は、カレーが美味しいよ。
 どうしますか?」ヤァーが誘う。
暗殺僧ヤァーは、食堂の受付として潜り込んだのである。潜り込むのは、簡単であった。
食堂の従業員をつけ、知り合いになり、
毒をもった。毒と言ってっも2日ぐらい腹をこわす程度である。そして、まんまと、替わりに入った。
裕也は、カレーが好きでよく食べる。
「じゃー。カレーライス」
「これをかけると凄く美味しくなります。」
ヤァーは、粉状のものを振りかけた。
「そうなの。サンキュー」
裕也は、カレーライスを持って席に向かった。

つづく
次回(毒入りカレー3)


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0109_魔族の血が宿りし者(009)裕也の冒険

2017年09月12日 11時30分56秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0109_魔族の血が宿りし者(009)裕也の冒険

--帝釈天の加護ー--

裕也は、交差点を渡り言った。
(今何か、体から出たようなぁ)
裕也は、はじめて味わう不思議な感覚だった。
(裕也。私たちは帝釈天と言います。
 あなたは、魔族に仏法を教えました。
 紛れもなく仏法の行者です。
 私たちは、あなたを必ず守ります。
 安心しなさい。)
帝釈天は、微笑んでいた。

--毒入りカレー--

デアーは、暗殺に失敗した。
「裕也には、微塵の妖気もなく。
 殺意もない。
 普通の人間だ」デアーは、言った。
「それならなぜ殺せなかった?」暗殺僧
「仏法の守護神に守られている。
 裕也は、悪魔ではない。」デアーは、言った。
「だが今度は、俺の番だ。
 毒を飲んだらどうだ。
 情はなしだ。」暗殺僧ヤァーは、言った。

つづく。
次回(毒入りカレー2)
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0108_魔族の血が宿りし者(008)裕也の冒険

2017年09月12日 10時30分23秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0108_魔族の血が宿りし者(008)裕也の冒険

--帝釈天の加護--

裕也は、帰宅道を急いでいた。
交差点で信号待ちをしている。
(難波は、いつ来ても人で一杯だなぁ。
 本当に、外国人が多くなったな)
信号が青に変わった。
一斉に両側から人が歩いてくる。
暗殺僧デアーは、裕也の向こう側から歩いてくる。
(これで、一突きだ)
(あと1mぐらい)
そして、最終確認のために裕也を見た。
その姿は、裕也ではなかった。
眉は、太く吊り上がり、その目は怒りに満ち、眼光鋭く光っていた。
右手に鋭い剣を持っている。
(おおぉ。仏法者を守護する言われている帝釈天の姿ではないか)
デアーは、心が氷つき動けなかった。
裕也は、何も気づかづに交差点の向こう側に渡っていた。
第一回目の暗殺は失敗した。

つづく。
次回(毒入りカレー)


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0107_魔族の血が宿りし者(007)裕也の冒険

2017年09月12日 08時28分53秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0107_魔族の血が宿りし者(007)裕也の冒険

裕也は、心斎橋を歩いていた。
(良い服はないかな
 秋物が良いな。
 ここのショップに入って見るか)
裕也は、小ジャレタ服を飾っているショップに入った。
中に入ると、外からの光は、入ってこない。
店内には、丸い照明が天井に数か所ある。
そして、手前にガラスのショウウィンドウがあり、中に腕時計が並んでいる。
(金属の腕バンドか。
 俺は、革のバンドのものしっかしない。
 重そうなものばっかり、
 趣味じゃないなぁ)
横の壁の棚を見に行く。
カシミヤニットが並んでいる。
(センスが良いものがある。)
左胸と両肘に茶色の革のパッチが縫い付けてある。
(これにしよう)
裕也は、レジに商品を持っていき支払って、
ショップを出た。

つづく。
次回(帝釈天の加護)
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0106_魔族の血が宿りし者(006)裕也の冒険

2017年09月11日 14時41分31秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0106_魔族の血が宿りし者(006)裕也の冒険

暗殺僧たちは、日本に到着していた。
そして、裕也の周辺を探っていた。
「顔も確認できたし、いつ、どこで、
 殺す?」暗殺僧は、裕也の顔を確認し
どうやって始末するかを話し合っていた。
「俺がやる。」暗殺僧デアーは言った。

つづく。
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0105_魔族の血が宿りし者(005)裕也の冒険

2017年09月11日 14時31分46秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0105_魔族の血が宿りし者(005)裕也の冒険

(長いこと仕事休んだなぁ
 よく会社を首にならなかったもんだ)
裕也は、そんなことを思いながら、
仕事に復帰した。
職場の人も暖かく裕也の復帰を向かい入れた。
そして、暫くして、休みの日。
裕也は、服を買いに難波に出かけることにした。

つづく。
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裕也の筆跡

2017年09月11日 09時55分00秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
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裕也の冒険。ストーリー2017年9月。メモ

2017年09月11日 09時35分08秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
裕也の冒険。ストーリー2017年9月。

魔族の血が宿りしもの。

チベットへの手紙
恩師
チベットの僧、アジェスタへの手紙。
悪魔の筆跡。
総僧侶長。アジェント。
裕也を見張れ、万が一のことがあれば殺せ。

帝釈天の守護。

仕事を辞める。
契約社員になる。

神通力。

神道の子。

誘惑の連鎖。

花との一体化。

欲望の顔。(土色の顔)

光の刺客。(山伏、イスムの民)

世界戦争。

南無妙法蓮華経の子。

南無阿弥陀仏の子。

仏法の子。

イエスの子。

アラーの子。

欲望の渦。

なりふりかまうな。
仏の仕草。

金の像。
科学の宇宙。
純粋な悪。

科学の国の宗教。

神の力の源。

白地の子

水子

口結び子
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0104_魔族の血が宿りし者(004)裕也冒険

2017年09月11日 09時03分34秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0104_魔族の血が宿りし者(004)裕也冒険

裕也の筆跡は、鋭く怪しく跳ね。魔力を帯びているようであった。

総長アジェントには、どうしても不安であった。
アジェスタには、何も告げずに
部屋に戻らせた。
そして、3人の僧侶を呼び寄せた。
「日本に行き、裕也を暗殺せよ。」
「御意。」
3人の暗殺僧は、直ちに日本に向かった。

つづく。
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0103_魔族の血が宿りし者(003)裕也冒険

2017年09月11日 08時28分38秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0103_魔族の血が宿りし者(003)裕也冒険

数日後、アジェスタは、裕也からの手紙を受け取った。
(裕也。無事にやり遂げたんだね。
 同名天同生天は、いいアイデアだ。
 総長に知らせねば)
アジェスタは、喜び。総長アジェントに手紙を見せに行った。
しかし、総長アジェントは、日本語を読めないので、アジェスタが、訳して伝えた。

総長アジェントは、話を聞き、
最後に手紙の署名をみて驚いた。
(ムム。この者には、悪魔の血が宿っている。
 ムム
 強敵になる。危険だ)と思った。

つづく
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