うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

たかがブログ、されどブログ。

2005-02-01 23:18:09 | 雑記
私が借りているこのgooブログで、先日大規模なメンテナンスがあり、1月26日夜9時から翌朝7時まで一切の機能がストップされた。私は前もって知っていたので少し早めに記事を投稿していたのだが、夜行性動物のながの氏は、メンテナンスがあることを知らなかったこともあり、ブログに一日穴が空いてしまって非常に残念がっていた。
ブログはあまり細かいことを気にせずお気楽に書けるのが売り物だが、大半のブロガーは一日でも穴を開けたくないと必死である。かくいう私もそうだ。最初は「気の向いた時に書けばいいや」と軽く考えていたのだが、今ではどんな駄文でもいいから、とにかく一日1本はアップしないと気が済まない。立派なブログ中毒患者と言って良いだろう。
そして、ブロガーがもう一つ非常に気にするのがアクセスカウントである。一体何人が自分のブログを見に来てくれたのかが記録に残る。この量如何でブロガーのモチベーションは全く違ってくる。かくいう私もそうだ。最初は「知りあいだけでも見てくれればいいや」と軽く考えていたのだが、今ではどんなボンクラでもいいから、とにかく誰か見に来てくれないと気が済まない。立派な自己顕示欲過剰と言って良いだろう。
ところが、この肝心なアクセスカウント機能が、どうしたわけかメンテナンス終了直後から翌28日の朝7時までストップしてしまい、goo側でも復旧不能ということで、スタッフブログに「お詫び」の記事が出ていた。最初、28日の朝にいつものように前日のアクセス状況を見たらカウンタがぽっかり0になっていたのだ。一瞬「アレ?オレ何か読者が引くようなまずいこと書いたっけ??だとしたらやべぇなオイ!!」と血の気が引いたのだが、その翌日にカウンタを見たら、27日分だけノーカウントで、28日分は一応記録されており「な~んだ、goo側のトラブルか。良かった、オレのせいじゃなくて」と胸をなで下ろしたのである。
さっそくお詫び記事に対するコメントを見ると、結構激怒している人が多いのよね。アクセスカウントに命をかけているような人たちがゾロゾロと。中にはgooの組織批判までしちゃってる人もいる。で「そんなに怒るからには、カウントがガンガン跳ね上がるような、さぞ凝った面白いブログ作ってるんだろうね」と見に行ってみると、まぁお察しの通り期待はずれに終わるわけであり、「金返せ」というようなコメントをしていた人のブログを見たら「こんなの金払ってまで作るなよ」というような寒い内容だった(ブログの内容と、その人の怒りのボルテージは関係ないんだけど、なんか反比例の関係にあるような気がしてならない)。
確かにgooの手際のお粗末さは否めない。長い時間かけてやった割に重大なトラブルが発生したし、メンテナンスの告知にしたってお詫びにしたって、もう少しトップページの目立つところでやるべきだった。皆のお怒りもごもっともではある。
でも、コメントを見る限りでは感情的になりすぎている人が多いような気がする。私だって今回の件にはgooに対して「ちょっと、どうしちゃったのさ。しっかりしてよ~!」という気持ちはある。でも、何にだってトラブルはつきもの。故意でやった訳じゃないのだから、きちんと謝って、今後の教訓になればそれでいいではないか(同じミスを何度も繰り返しちゃダメだけどね)。建設的な批判ならともかく、嫌みだけのコメントなんかしなくたっていいだろう。まぁ「gooブログアドバンス」でお金払ってる人は確かに「金返せ」と言いたくもなるかも知れないが、個人的にはブログなんてお金払ってまで作るものでもないだろうと思う(アドバンスユーザーの皆さん、ごめんなさいね。皆さんには各々の思惑があってアドバンスを使っていらっしゃることは重々承知です。あくまで「私だったら?」という立場で書いています)。
まぁ、ブログは日頃の不満をぶちまける手段の一つではあるのだが、ユーモアのかけらもなくただ不満ばかり書いているブログは読んでいても楽しくないものだ。私はできる限り楽しい、面白いと思ったことを書きたいし、不満もできる限りユーモアにくるんで書いていきたいと思う。それが思惑通りに受け取って貰えるかどうかは別の話だが。