うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

敵か味方か!?中の人

2005-02-20 18:58:43 | 野球
楽天に強奪された? ハマの大スター
(ニッカンHPより)

グラウンドでの派手なパフォーマンスで人気者だったマスコット「ブラックホッシー」の中の人が、この度楽天イーグルスに移籍するそうだ。彼はもともと阪神タイガースのマスコット「トラッキー」として絶大なる人気を誇っていたが、突然クビになってしまい、その後ブラックホッシーとして蘇ったのだった。私も横浜スタジアムで彼の活躍ぶりを何度も目撃しているだけに、あの愉快なキャラクターがいなくなってしまうのはちょっと寂しい。
ただ、気になるのは、彼のトラッキー時代といい、ブラックホッシー時代といい、そのチームは暗黒期にあったことである。彼が去った年の秋、阪神は優勝した。そして、彼をシーズン途中に雇い入れた横浜は、その年も翌年も最下位だった。彼が去った横浜は最下位を抜け出せるのか、そして彼を「引き抜いた」楽天はその「ジンクス」を打ち破ることができるのか、注目したいところである。

シビビ~ン・ラプソディ

2005-02-20 12:22:50 | 雑記
昨晩、突然浴室のガス給湯器が故障した。ボタンを押しても全く反応しない。分解してやろうかと思ったが、素人がヘタに手を出して、感電だのガス爆発だので痛い目に遭うのもイヤなのでやめた。

感電は、一回やったことがある。去年、横浜の病院で病室備え付けのテレビカードリーダーが故障して修理に行ったのだが、壁から一旦リーダーを取り外し、一通りの修理を終えて再び壁にネジで取り付けようとした時のことだ。私は手先が不器用で、細かい作業をするときは必ずと言っていいほど手がプルプル震える。この時も、ネジとネジ穴が合うように、左手で慎重にリーダーを支えながらドライバーでネジを入れていたのだが、右手がプルプルする。「チェッ、まただよ~」と思っていたら、右手のプルプルがやがてカタカタに変わり、しまいにはガタガタと上下に大揺れしはじめ、右腕先から全体に「シビビ~ン!」としびれが来た。ここで初めて「ワチャ!これただの震えと違う!感電感電感電!!」と気がついた。慌ててドライバーから手を離そうとしたが、ピッタリくっついて離れない。うわ、どうしよう!?
人間、死ぬ間際には今まで送ってきた人生が走馬燈のように脳裏を駆け巡ると言うが、私の脳裏にも同じことが起こった。今まであったあらゆる出来事が次々とフラッシュバックする。最初は慌てたが「このまま死んじゃうのかも。ま、それはそれで運命だろうだからしょうがないか」なんて、妙に落ち着いた心境に至ったところで、ドライバーを持った手がフッと脱力し、離れた。助かったのだ。「現実世界」にやっとのこと引き戻され、冷や汗が出た。そして、あんな状態で「これも運命だろうから」なんて悟っている自分にビックリしたのである。
後から聞いたら、死ぬような電圧は流れていなかったのだが、あの時は本当に「もうダメか」と思った。ほんの数秒間で、病室にいた人は誰も感電に気付かなかったぐらいなのに、ものすごく長い時間に感じた。ある意味神々しささえあった「臨死体験」である。
臨死体験から悟りを得て宗教心に目覚めたという人は結構多いらしい。私も、感電して悟りを得る「感電教」でも開いて一儲けしたいところだが、死傷者が多数出てとっ捕まるのがオチだろう。

それはさておき、給湯器の故障は困った。しばらくは、近所の銭湯にでも行くしかなさそうだ。悟りで心は洗えても、体は洗えないのである。