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PS3が売れる為に必要なのはプレゼンス

2008年02月12日 14時46分55秒 | 趣味
ALL ABOUT ゲーム業界ニュースで面白いコラムを見つけた。「PS3が売れる為に必要なのはプレゼンス」

まさしく、その通りだと思う。
新しいゲームハードを開発している任天堂に対して、高性能の後継機種を発売しているだけのSONY。両社の勝敗は、この差によるものだろう。

ニンテンドーDSの仕様が発表された時、「タッチペン操作」にどれだけの意味があるのだろうと疑問に思った。筆者には、たとえば『ポケモンレンジャー』のように画面をタッチペンでぐるぐるなぞってゲームするだけの使い方くらいしか思い浮かばなかったからだ。
「タッチペンで操作しても、どれだけ正確に反応するか解らないし、結局メイン操作はGBA同様にボタン操作になるだろう」と考えていた。
この予想は見事に裏切られる。常識を覆し、ゲームなどしないユーザー層まで開拓した大ヒット商品・脳トレはまさしくタッチペン操作でなければ生まれなかった商品だ。

もちろんDS開発時に任天堂がこういうソフトの登場まで予想していたとは言えない。しかし従来ゲーム機では実現できなかった可能性を秘めた――この点が非常に大きい。
いわば「ゆとり」である。ゆとり教育は失敗に終わったが、ゲーム機開発戦争では「ゆとり」側の大勝利か。
この「ゆとり」とは「遊び心」とも言い換えられる。
つまりは玩具会社・任天堂と電機メーカー・SONYのゲーム機に対するスタンスの差か。PSの開発スタンスは、結局のところ新型DVDや薄型TVのモデルチェンジと同じ発想でしかない。
結論として言えることは、「餅は餅屋」ということだろう。

コメント
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