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イマを見つめて
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鈴木宗男、二審も実刑

2008年02月26日 13時32分00秒 | 政治
鈴木議員、二審も実刑=「行政に不当な影響」-受託収賄など・東京高裁

逮捕後、鈴木宗男はずっと怒り続けている。自身の逮捕は国策捜査による不当逮捕と主張しているが、ムネオリンガル(鈴木宗男語翻訳機)を使って聴けば、要するに「自分より汚い事をしている官僚が沢山いるのに逮捕されないのがおかしい」って事だろう。
例えばケニア・ソンデュミリウ川ダム建設ODA疑惑。ムネオ疑惑のひとつとして名が挙がったが、いつの間にか忘れ去られてしまった。どうやらムネオは脇役で主役は別人だったのだろう。

もしも日本に司法取引制度があれば、こうした問題すべてがムネオによって明かされるかもしれない。しかし日本人の国民性を考えると司法取引制度導入は難しそうだ。
ひとつは「悪人は裁かれなければならない」という正義感。悪人に司法取引という甘い飴を舐めさせて自白させるのではなく、鞭で叩いても自白させるべき――そんな考えが根強いように感じる。
もうひとつは、警察・検察への不信感。仮に司法取引なんて制度が導入されたら警察や検察が悪用して、より酷い事態になる――そんな考えも多いと感じる。
要するに「水戸黄門」や「遠山の金さん」の世界を望んでるんですな。こういう国民感情が消えるとは考えにくいので、日本で司法取引導入など不可能だろう。
本当はやまりんなんかの問題よりも、ODA不正支出なんかのほうが遥かに大きな問題だと思うのだが……。

唯一の希望は鈴木宗男が上告し、いよいよ決着は最高裁になったこと。ここで宗男の敗訴が確実になれば、一蓮托生、道連れにってんで、全て洗いざらい明らかにするかもしれない。今後の宗男の活躍(?)に期待したい。

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芸能人って何だろう?

2008年02月26日 07時15分20秒 | 音楽・芸能
今日のスポーツ新聞に、2つの記事が載っている。

「飯島愛さんノイローゼを告白」

「若槻千夏、新公式サイト24開設」

飯島愛といえば芸能界引退を宣言し、若槻千夏も引退という表現は用いなかったものの、芸能界の仕事から離れて古着販売を行うと宣言した。どちらも現役の芸能人とは言えない存在でありながらも情報発信しニュースとなっている。いっぽうでは芸能プロダクションに所属し、自ら芸能人と名乗っていながら殆ど仕事が無い「自称芸能人」は無数にいる。

芸能人って何だろう?と思う。インターネットが普及してネットアイドルなんて存在が出始めた頃から、そう感じていた。例のくまぇり事件で更にその思いを強くした。
芸能人なんて職業は結局は全て自称になるのではないか?――とまで思えてしまう本日の二件の報道であった。

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