オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

宝くじ

2006年12月13日 | Weblog

例えば、数字が全部「1」の宝くじは当たるか?

 どう考えても当たりそうにない。当たりくじの数字が全部「1」になる確率はほとんどない。しかし、1枚の宝くじの数字も、全部「1」の宝くじの数字も当たる確率は同じ。ということは確率的には1枚の宝くじは全部数字が「1」の宝くじと同じくらい当たらないことになる。だから夢なんだろう。

こんな話をしたらみんなに嫌われた。

 しかし、この話に間違ったところはないはずである。中には数字が全部「1」の宝くじがあったらプレミアムで高く売ると言う人がいた。正解かもしれないが、数字が全部「1」の宝くじを買おうとすれば宝くじを当てるのと同じ確率でほとんど不可能である。世の中そううまくはいかない。裏側から物を眺めれば本当の姿が見えると言う典型かもしれない。天才は天才で十分存在価値はあるが、普通の凡人も裏側から見れば貴重な絶滅種の天才かもしれない。

パチンコも競馬も賭け事はみんな同じである。

 施設を維持して従業員を生活させて、必要経費を使って、残ったのが賭けの取り分であり、どう考えても出資した分を回収できるとは思えない。ところが、賭け事に熱中する人は、自分こそは儲けることが出来ると思い込んでいる。不思議な錯覚である。儲けさせたり損させたりで最終的に損をさせるのがうまいやり方なんだろう。儲けた快感が次々に出資をすることの抵抗をなくしてゆく。そうやって破産していった人を身近で見ることが出来る。困ったことである。

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