オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

75兆円というお金はどれほどなんだろう。

2025年02月25日 | Weblog

米アップルが今後4年間で5千億ドル(75兆円)以上を米国に投資すると発表した。

 一万円札が1gとして、75億枚になり、75億g、7500tとなる。10tトラック750台分である。日本国内に流通している一万円札は約150億枚である。日本国内の一万円札を約半分集めた金額である。もうこうなると、お金とは言えない。お金として流通させることも不可能である。そんな想像を絶するような現実にはあり得ない数字なのである。こんな話をシャーシャーと公表している米アップルの気持ちが知れないし、こんな話が信用されるような投資そのものが私はいかがわしいと思う。

そのいかがわしい話を信用して経済が回っているのにも驚いてしまう。

 米アップルはどのようにしてこれだけの金を回収しようとしているのだろうか?これが可能な仕組みそのものがおかしいと思う。仮想的現実で、仮想が崩れたら微塵に消え去ることになる。この仮想を信じてせっせと金を投じる人たちの気が知れない。しかし、そんな人たちがいるからこんな投資も成り立つのだろう。やるほうもやられるほうもなんかおかしいし、私としてはこんな話は眉唾でしか聞くことができない。見方を変えれば地球規模の詐欺にもなる可能性がある。全く現実的でないのである。

75兆円の具体的な見積もりはどうなっているんだろう。

 どう考えても、具体的で詳細な見積もりを積み上げたとは思えない。大雑把などんぶり勘定で、75兆円という数字のみがあるだけなんだろう。大体が、75兆円の金を使おうと思っても使えるものではない。ただ、一枚の紙切れのみで、兆円単位の数字が右から左へ移動しているだけなのだろう。その数字にどんな意味があるのだろう。私に言わせると、すでにお金に換算する必要はないと思う。単に、「4年間で生成人工知能(AI)向けのサーバーを生産する大規模工場を新設する」と言うだけでいいと思う。

75兆円の投資と言っても困ってしまう。

 米アップルに75兆円の資金が存在しているのだろうか?これも疑問である。所持する資金も仮想である。どこどこにどれだけ資金があって、これを総合すると75兆円以上になるという説明もできないだろう。4年間で日本国内で流通している一万円の半分を回収しますと言ったら、何となく想像できるが、これがどれだけ大変なことか、たぶん困難だろう。これくらいの労力を投入しますと言っているのと同じなのである。

私的に75兆円の意味を理解してみたが、

 どう考えても現実離れしているし、作り話か笑い話にしか思えない。この公表を受けた人たちがそれぞれこんな冷静で客観的な考え方をしたら、この話は進展しないだろう。こんな話が現実的に存在するためには、何らかの思い込みが必要なんだろう。その思い込みとは何なのか?私は「金儲け」だと思う。金儲けのためには手段を選ばない人たちがこんな話に集っているのだと思う。金を右から左に動かすだけで儲けられる状態は異状でもある。何も生産していないのである。こんな世界はいずれ破綻すると私は思う。

 

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