宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

早朝の仕事を終えて

2015年10月28日 | 京都風景
早起きは三文の徳と言うが
今日はほんとに得した気分。

朝3時半起きで着付の仕事へ。

無事、お茶会へ出かけられるお客様の仕事を終え
24時間スーパーでゆっくり買い物。

帰途につこうと思った時に目の前に巨大な月が出現した。
十三夜の栗名月もきれいだったようだが見逃したので
片見月、、、まぁ、、縁起が悪かろうがなんだろうが
今朝は美しい十五夜の月の入りを拝めた。

6:12。











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美術館巡りと韓国定食と

2013年11月21日 | 京都風景
秋の美術館巡り、数日前だが
忙しい今月は1日でまとめて三ヶ所を回った。

竹内栖鳳展」(京都市美術館)
「京都市美術館開館 80周年記念展 下絵を読み解く~竹内栖鳳の下絵と素描

       


皇室の名品 ―近代日本美術の粋」(京都国立近代美術館)
     


―神坂雪佳と江戸琳派―」(細見美術館)
       


竹内栖鳳展にもっとも時間を使ってじっくりと。
以前に住んでいた嵐山の自宅はすぐ北に竹内栖鳳の別荘「霞中庵」があって
今はもうほかの団体の物となってしまったが、邸宅があった。
そのせいか作品も常々観たいと思っていたので念願がかなう。

日本画の描写だけでなく西洋の画風も取り入れ
旅行をよくした栖鳳ならではのモチーフ、画法で繊細さ、大胆さ、迫力、精巧な写実など
とにかくあれだけの作品を観ていてほんとに飽きずに観ることができた。
人よりもはるかに動物の描写が多い。
ライオン、象や虎、猫・犬・雀・家鴨・ウサギ・・・
単体だったり集合だったりだがそのほとんどにそれらとはちょっと異質なような気になる物が
絵の中に見えることが多かったのは印象深い。


併設されていた「下絵と素描」もさらにその確かな技法を裏付けるスケッチや下描きがみられた。
資料としていた写真集、構図決めで書き直した跡や栖鳳のメモ書きも下絵の中にあり
あたかも横で描いているような臨場感も持てた。

よく歩いての美術館巡り、お腹もしっかりすいて
ランチは“ピニョ食堂”。
川端仁王門通りの角にある小さなお店。

    

    

    



メニューはこんな感じ。

       


薬膳のような身体に優しい食事。



岡崎も今が紅葉ピークです。


   





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薔薇のカフェ。。。ラビアンローズ①

2013年05月21日 | 京都風景
以前嵐山に住んでいる時にこのよく前を通ってこの時期楽しんでいたお店がある。

その名も『ラビアンローズ』という名前の喫茶店。(1985年開店)
春先のこの時期と、秋にしか開けていないお店だ。

ここのオーナーさんの亀山 寧さんのプロフィールは以下(ブログから引用させていただきます)。
  園芸研究家、育種家、名誉博士(農学)
  王立英国バラ会名誉会員
  アメリカバラ会終身会員、
  旧フランスバラ会会員、旧ドイツバラ会会員。
  全国バラ日本一優勝5回、イギリスのコンクールでは自作の「ラビアンローズ」で優勝。

(-_-)すごい。。。
要するに『ラビアンローズ』という名前の薔薇を作出された方が丹精されているお庭ということである。

今回は2回訪ねた。
今年の開店すぐに出かけたが、まだ蕾がたくさんあって
また別の薔薇が咲いている時に再訪しようと思ったから。

最初の日も充分にその美しい薔薇を堪能できた。
お天気は快晴。







        


        


        


        


        


        


        



この日はローズ酒を使ったゼリーをいただいた。

    


店内には薔薇グッズもたくさんあった。

    


お店のブログはこちら↓
カフェ『ラビアンローズ
今年の春の営業は6月9日(日)まで。
営業時間:10時~17時 木曜日定休

ラビアンローズの花はこの時はまだ咲いていなかった。

次のブログ②にて。


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岡崎 無鄰菴

2013年02月26日 | 京都風景
実に3カ月ぶりのUP。
キモノブログは時々更新しているけどこっちはなかなか。

先日、【きものなれゐて】という着物でのお出掛け先として毎月プラン立てをしている会の
会場候補として岡崎の『無鄰菴』へ行ってきた。

    



もともと“無鄰菴”は三つあったようで、
第一の無鄰菴は山縣有朋の出身地山口県下関市の現在“東行庵”の隣にあったもの。
庵を建てた時に隣家がなかったので“無鄰菴”と名付けたとのこと。
第一無鄰菴は高杉新作没後に山縣有朋が高杉の愛人おうの(後の谷梅処(タニバイショ))に寄贈。

第二の無鄰菴は今は『二条がんこ』になっている。
元は江戸時代に角倉了以が作った高瀬川源流庭苑の地に明治時代、山縣有朋がやはり別邸を建設。庭は小川治兵衛が手をいれたらしい。

そして今回訪ねたのが第三無鄰菴。
明治27年に当時の政財界の動きとしてこの南禅寺と疎水周辺を別荘地として発展させようと、やはり山縣有朋が建てたもの。
1941年に京都市へ寄贈され、10年後の1951年に庭園が国の名勝に指定される。
敷地内の洋館は母屋の5年後に建てられ『無鄰菴会議』や政府要人の会議が行われた場所。

そんなすごい場所を集会場として使わせていただけるというのは
ほんとに恐れ多いが、京都市民としての役得だ。

    
           母屋1Fからの日本庭園風景

    
           庭園内に佇む茶室


洋館内にて

         


         


         


    


    



桜並木の疎水すぐ南に位置する無燐庵。庭園には桜の木がないらしい。
『紅葉は綺麗です』と事務所の人。

庭園の池や川には水が疎水から引かれている。
植彌加藤造園さんの職人さん達がちょうどその小川の手入れをしているところだった。
この日は人影もまばらでとても静か。動く影は庭師さんのみ。

でも、春になるときっと大勢の来訪者で賑わうのだろう。


    


    


    
     この一方通行の右手に入口。正面は疎水。左は『瓢亭』さん。





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嵐山 渡月橋界隈の風景 2012年秋

2012年11月21日 | 京都風景
早朝の仕事を終え、まっすぐ家に帰るのがもったいなく思い嵐山へ足を伸ばした。

そこにはほぼピークとも言える真っ赤に色づいたもみじなどで
錦のペイントをしたような山の風景や木々が。

この日の日の出は6:45頃か。
もやのかかった山の風景が朝日をあびて輝きだしていた。































そして、渡月橋脇の貸し船屋さんの軒下に
こんな可愛らしいてるてる坊主が・・・(^_-)




明日天気になーれ・・・
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嵐山 水辺の風景

2011年06月08日 | 京都風景
舟遊びにちょうどいい季節となった。

先日の台風でかなりの水かさになってしまった保津川だが
この日は天気も良く仕事の帰りに乗せていただいた船は川風が心地よかった。



渡月橋付近、下船しているところより。






お客様を下した舟は船頭さん達によって舟揚げ場へ向かってひたすら漕ぐ。








大堰川の渡月橋西端をくぐった先が舟揚げ場。




     
     園児達に大うけ。



     

                 

               山肌の岩間で可憐に揺れるなユキノシタの花。
                        保津川南側の道に今たくさん咲いている。

            

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早朝の嵐山

2008年12月02日 | 京都風景
先週末の朝である。
朝一番の仕事を一件すませた日の出の後まもなく
嵯峨野の広沢池のほとりを走っていると
もやの中から池の向こう側に色とりどりの山が見えた。

 

 
 さらに嵐山方面で面白い場所に雲が見えたので近づいてみると・・・

 
 雲が山間に座っている感じ。亀山公園も紅葉がきれいなようだ。

 
 中の島の嵐山公園から渡月橋風景。


 
 渡月橋から。

 
 船のり場。

        
        朝日に紅葉が輝いて。


紅葉がピークの嵐山のその風景は幻想的でイイ景色を見られたと
なんか得した気分。
ここも日中は混雑するのだろう。この時間でないとゆっくり写真は撮れないかナ・・・
今の時期、(今日あたりからはもう色づきというより枯れ始めているが・・・)
京都はどこを走っていても銀杏やプラタナスほかいろいろな木が
オレンジ・黄色・赤・茜色と美しい。一年のうちで一番美しい季節と言っていいだろう。
気のせいか今年の紅葉は昨年よりも冴え冴えとしているように思う。

春は桜ばかりが脚光をあびるが、秋はそれぞれが個性豊かに色づいていて
常緑樹の木もそれらをより引き立てる存在感がある。


そして我が家の玄関脇も紅葉(黄葉)している。 (^_^;)ササヤカダケド...


             


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大法院 紅葉の露地庭

2008年11月25日 | 京都風景
昨日の雨のせいか空気がきれいな朝である。
洗濯物を干していると (「・・)ン?
なんか燃えているw

      

ぉぉぉ。。。今年は少し早いかなぁ。
我が家の紅葉バロメーターの妙心寺の木が真赤になっている。
こんな近いのに実はこの塔頭寺院にはまだ行ってない。
そこでこの木の所在『大法院』へ

      
      大法院:1625年創建 真田信之(真田幸村の兄)の菩提寺であり
      幕末の兵学者佐久間象山のお墓も。
 
      

 隠れた名所の紅葉の露地庭。↑↓

  

   
      

      

      
      ↑この木が二階から見えたもみじのよう。


  
  腰掛け待合の見える眺め。


ここ大法院は度々お茶会が催されている。
着物姿の人の出入りはよく見かけていた。(茶室“有燐軒”↓)

  



茶室につながる露地庭はこの色づいたもみじがすべて落葉すると
きっと苔の緑も見えないほどになるのではないだろうか。

朝の静かな大法院。幸い人が少なく
時間が止まったような感覚である。


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伏見のお家と街

2008年11月24日 | 京都風景
今日は仕事で伏見へ。
ほんとに不思議な偶然だが、出かけた数件の依頼者さまがすべて伏見区。
何かのおぼしめしと思わずにはいられない。

伏見といえば酒蔵の街である。名前の由来が“伏水”とのこと。
名水の街なのだ。


   

   

雨脚も強くなってきた上、下戸としては蔵を覗いて日本酒にロマンを...とまではいかず、街並みを楽しむ程度w
すると、何やら人が多い古い建物があった。

       

ぉぉぉ・・・これが“寺田屋”なんだぁ~(□。□-) フムフム
大阪と京都の淀川舟便(三十石舟/高瀬舟)の乗り換え船宿であり
薩摩藩士たちによる寺田屋事件が起きた場所である。
そして坂本竜馬襲撃事件の宿としてあまりにも有名。

しかしこの建物、どうやら再建されたものらしい。
刀傷や弾の痕が柱にあると説明書きまでその場所に貼ってあったのだが
京都市は調査の結果“寺田屋は焼失した”との見解を発表。
京都新聞による報道はココ
ウィキペディアでは「現存の寺田屋と当時の建物との同一性」と触れている。
ただ、当の旅館側はこれをすべて認めている様子でもなさそうで
この問題は再来年(2010年)の大河ドラマ『龍馬伝』も控えて再燃しそう。

もっともこの地に寺田屋があったことは事実で
それにあやかる“竜馬通り”もなかなか風情ある商店街だ。
 
     



ところで、今日仕事で伺ったお宅なのだが、外観の構えもすごかったが
やはり酒造メーカーさん関係の方のお屋敷だった。
内部はどこも溜息もののお庭や佇まい。
許可を得て写真を撮らせていただいたのだが、、、

    

右から竹の襖絵が一枚ずつ春夏秋冬の景色となっている。
さらに床の間横の地袋にもっとすごそうな襖絵が。

    

美術品だらけの部屋のあるお家にふつーに暮らしていらっしゃる...
いつ頃の建物になりますか?と恐る恐る尋ねると
『100年以上のようですが鳥羽伏見の後ですよ~』と奥様...(;´▽`A``
伏見の“戦前戦後”は基準が鳥羽伏見の戦いなのだw オソルベシ...

激動の幕末を見つめてきた地であり「近代の夜明けは、伏見から」とも言われる。
お酒がニガテでもこのエリアには興味が深まりそうだ。

利き酒もできないので
これから多少は呑めるよう鍛えなければだろうか。。。






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散歩道と彩づきと

2008年11月12日 | 京都風景
燃えるような夕焼けの翌日である。
もちろん快晴

紅葉の進み具合を見るのと雲ひとつないお天気につられて
久々に朝のお散歩である

今の京都市内は色づきがいま少しというところ。
軽く30分ほど歩くだけでいろんな花に出会う。

        

枝の先の方は赤いがまだ木全体ではない。
でもお気に入りのけやき並木はすっかり秋色だ。

  

  
 蜂も朝ごはん中。そして道端の鶏頭。

  

  
 ↑ハナミズキ。近所に多い木。  次はイチョウと奥はモミジかな。イチョウはまだ緑...


  
 ↑今年は千年の記念行事が多い。ご存じムラサキシキブ。↑こっちはランタナ。別名七変化。黒くなるまでの実の色がカワイイ。


              
             この花は雄蕊が面白い。
   ブラジリアンスパイダーフラワー【紫紺野牡丹(シコンノボタン)】と判明
   便利な花図鑑があって助かった。
        



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