宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

梅がほころびはじめ。。。

2006年02月22日 | 京都風景
だいぶサボってしまった。

今日はほんとに暖かかった。縁側まで襖を開け放って過ごしたのは久しぶりである。
我が家の床の間はさびしかったのだが 
先日からおひなさまを飾っている。

このおひなさま、京都では内裏様の並び方が逆なのだそうである。
一般的(関東)には男雛(親王)が向かって左。京都では向かって右なのだ。
和装小物のメーカーさんの玄関に飾ってあった豪華な雛人形は当然男雛が向かって右。
検索してみると、
『プロトコール(国際儀礼)が右上位だったため、昭和天皇の即位の礼が催されたときに、プロトコールに従い「天皇が右、その左手側に皇后」が並ばれたことからきています』
とある。

我が家のお雛様は数日前に関東の実家からお内裏さまのみ連れてきていて
まだ日が浅い為に関西では逆だと知った後もそのまま男雛を向かって左に置いている。
遠い地に来てまだ不慣れなのではと気遣ってのこと。
来年から男雛を向かって右に置こうと思っている。

最近、運動不足が気になっていたので
天神さんまで買物がてら歩いていくことにした。
暖かい陽気に梅の花もほころびはじめている。



夕方行ったために人もそう多くなく、梅園は閉園(10:00~16:00)していたが
境内のそこかしこに梅の木はあるので観梅はできた。



まだやや早めだが、25日の天神さんの時にはもっと開花している木は多いだろう。

夕方だった為か『とようけ茶屋』の前に人が並んでいない
初めて見る “ひとけのない”とようけさんw
これはチャンスとお豆腐と京あげを買う。

美味しいお豆腐が入手できたので
今晩は久々に“冷奴”である 
 
コメント (3)
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節分おばけ

2006年02月03日 | 京都風景
今日は節分。
節分といえば 柊に鰯の頭。それから豆まき。
そして『お化け』。

本来なら今日は祇園の人たちに着付けの仕事があるのだが、
今日はお休み。
何故かというと“節分お化け”といって
祇園などの花街ではあちこちでコスプレwをしているからである。

ドレスや着物で出るホステスさん達が今日ばかりは衣装を借り、鬘をかぶって
扮装するのだ。

    

「お化け」という言葉は本当は「お化髪」と書くそうである。
女の人がいつも結っている髪型をその日は違う髪形に結うことからきていて
昔は幼い女の子が大人の女性の髪形をしたりしていたとのことだ。
もちろん節分なので厄除けの意味があるのだが
今では花街で行われるぐらいになっているようである。

そういえばイタリアのベネチアでも2月には仮面フェスタなるものが盛大に行われている。
もちろん因果関係はないだろうが・・・

普段もお美しいおねえさん達が今日は見事な白塗り
少し怖いぐらいの人もいたりして・・・

昨日からお化けは行われているようだが
今日はやはり随分四条界隈は混雑していたようだ。
それでも祇園祭や他の祭りに比べるとまだマイナーな気がする。
この時期京都は寒さも厳しく、一番観光客が少ないのだから
もっとこの“お化け”を宣伝したらいいのにとも思う。

しかしお仕事とはいえ、慣れない舞妓衣装で接客するのは
さぞかしタイヘンなことだろう。

どこかから聞こえてくる・・・・
『ヅラがいた~~い!




コメント (2)
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