昨日はあちこちで地蔵盆のお祭りを町内でやっていた。
ちょうちんを町内に飾り、灯篭をつけそしてお地蔵さんにお供えをする。
朝から飾りつけをしたりお坊さんにお経を上げてもらったりと
当番の人たちが奔走。
(お坊さんはお隣の妙心寺塔頭寺院のひとつ『徳雲院(1506年(永正3))』さん)
この町内へ引っ越してからは初めての地蔵盆である。
いずれその役は回ってくるのだろうがとりあえず来年は違うので
お手伝いものんびりw
それぞれの町内で地蔵盆の過ごし方は違うのだが
我が家が属するお町内は子供が少なくあっさりと1日で終わる。
それでも仲良し同士の子供達がはしゃぐ姿は
なんか久しぶりに目にする光景。
最近の子供達は世の中が物騒にもなり
家の中で遊ぶ内容がゲームやPCなどで豊富になったせいか
こうやって外を走り回る姿をみなくなった。
暑い日は特にクーラーが効いた快適な部屋でゲームに興じているのだろう。
子供が多い他のお町内は地蔵盆が2日間に渡り、
お菓子の用意や日中子供を遊ばせるおもちゃやゲームの景品などの用意がタイヘンだ。
でも、その分当番の人たちも若い夫婦世代なのでこなせるのだろう。
子供がもうすでに成人していたり、お孫さんのいる家庭の多いこの町内では
お盆で里帰りしている息子さん夫婦とそのお子さんも含め地蔵盆をめいっぱい楽しむのにはまだ少し小さい年齢の子供が多い。
主役の子供達が遊ぶ周りをその数より多い大人たちが雑談で集まっている。
陽が落ち、花火で遊んだ子供達の姿が消えると
“”の準備をするおとなたちw
知らない顔(私w)も加わって顔合わせの挨拶からこの町内の昔話、周辺の美味しいお店の話まではいいのだが・・・・
どうしても健康や持病の話、お墓の話、そして自分の入る骨壷の話にまで話題が広がるw
そういう話が盛り上がる世代が集まっているのだし仕方がないけどw
そろそろお開きにしようと気がつけばもう11時を回っていた。
まだまだ暑い日が続くが
夏の終わりを告げる地蔵盆が終わるとアキアカネが舞うようになる。
高校野球も決勝戦。
夏が好きな者としては寂しい限りだ。
人は等しく歳をとり、世代は交代していく。
この少年が我々の世代になる頃にはどういう夏を迎えているのだろう。。。