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宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

地蔵盆が終わり・・・

2006年08月20日 | 京都風景
          

昨日はあちこちで地蔵盆のお祭りを町内でやっていた。
ちょうちんを町内に飾り、灯篭をつけそしてお地蔵さんにお供えをする。
朝から飾りつけをしたりお坊さんにお経を上げてもらったりと
当番の人たちが奔走。

           
(お坊さんはお隣の妙心寺塔頭寺院のひとつ『徳雲院(1506年(永正3))』さん)

この町内へ引っ越してからは初めての地蔵盆である。
いずれその役は回ってくるのだろうがとりあえず来年は違うので
お手伝いものんびりw


それぞれの町内で地蔵盆の過ごし方は違うのだが
我が家が属するお町内は子供が少なくあっさりと1日で終わる。
それでも仲良し同士の子供達がはしゃぐ姿は
なんか久しぶりに目にする光景。

最近の子供達は世の中が物騒にもなり
家の中で遊ぶ内容がゲームやPCなどで豊富になったせいか
こうやって外を走り回る姿をみなくなった。
暑い日は特にクーラーが効いた快適な部屋でゲームに興じているのだろう。

子供が多い他のお町内は地蔵盆が2日間に渡り、
お菓子の用意や日中子供を遊ばせるおもちゃやゲームの景品などの用意がタイヘンだ。
でも、その分当番の人たちも若い夫婦世代なのでこなせるのだろう。

子供がもうすでに成人していたり、お孫さんのいる家庭の多いこの町内では
お盆で里帰りしている息子さん夫婦とそのお子さんも含め地蔵盆をめいっぱい楽しむのにはまだ少し小さい年齢の子供が多い。


主役の子供達が遊ぶ周りをその数より多い大人たちが雑談で集まっている。
陽が落ち、花火で遊んだ子供達の姿が消えると
”の準備をするおとなたちw
知らない顔(私w)も加わって顔合わせの挨拶からこの町内の昔話、周辺の美味しいお店の話まではいいのだが・・・・
どうしても健康や持病の話、お墓の話、そして自分の入る骨壷の話にまで話題が広がるw
そういう話が盛り上がる世代が集まっているのだし仕方がないけどw

そろそろお開きにしようと気がつけばもう11時を回っていた。

まだまだ暑い日が続くが
夏の終わりを告げる地蔵盆が終わるとアキアカネが舞うようになる。
高校野球も決勝戦。
夏が好きな者としては寂しい限りだ。 

人は等しく歳をとり、世代は交代していく。
この少年が我々の世代になる頃にはどういう夏を迎えているのだろう。。。

             



















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ミーハーしてきました。

2006年08月15日 | 将棋
去る8月9日、仕事とお盆の帰省を兼ねての上京。

久々の東京で渋谷駅を私鉄への乗り換えのために通った。
荷物をコインロッカーに入れようと東急百貨店の近くを通ると
“将棋・・・・”の看板。

(「・・)ン?・・・
あ~そっか。。。 そういえば将棋のイベントがあったっけ。。

デジカメを持っていたのでムクムクとミーハー魂が頭をもたげる

以前にもヘボ将棋を指してると書いたが
遅く始めたせいもあって将棋の本や雑誌はけっこう読んでいる。
当然有名な棋士のことは知っているので
ナマで拝める機会というのは貴重だw(←ここがミーハー^^;;;)

棋士に会えたからといって将棋が強くなるわけではないのだが
これも何かのめぐり合わせとばかりに仕事を終えてから東急デパートの
催事場へ向かった。
しかし集まっているお客さんは見事に男性ばかり。。。
やはり将棋というゲームは男性の遊びなのだろうか・・・。

私のような理数系の勉強に疎い者でもけっこう面白いのだけどねぇ。
負けるけど面白いっていうのは負け惜しみのようだが
負けるにしても勝つにしても理由がはっきりしているゲームなので
ちゃんと指した手を検証するとすっきりするものなのだ。
運や偶然などのせいには出来ないわかりやすさがあるので
へぼはへぼなりに楽しめる。


会場でまず目に飛び込んできたのがなんと羽生善治三冠。

ぉぉぉ・・・いきなり大御所が。。
髪型も涼しげになって解説していたが
人だかりがすごくて何をどう解説しているのかすらわからないw
  
他の棋士達。左から田中寅彦九段、昨年ニュースをも賑したアマからプロへ転向できた瀬川晶司四段と深浦康市八段である。

あまり色気がないので女性陣も。
 
左は白瀧さんという呉服店主催のトーナメント。
女性棋士がゆかたか着物で対局するという趣向だ。右は本田小百合女流二段。
みな真剣な顔をしているのは指導対局という多面指しを行っている最中なのである。
1局の将棋も大変なのにさすがプロは腕に自信のある将棋好きを複数同時に相手をするのだ。
神業・・・

しかしこんなことはまだ序の口でプロ棋士は将棋盤や駒ナシで
頭の中だけで将棋対局をする“目隠し将棋”というのもしてしまう。
盤の升目の記号を言い合うのだが、頭の中だけで駒を動かすなんて
どうしてできるのだろう・・・。
そろばんの暗算のような感じなのだろうか。

脳は使えば使うほどいいらしいが私はネットで2局も指したらぐったりしてしまう。
観戦をしてくれている人から見ると私の将棋は
ぅー・・・・・と長考した末に ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ!! とコケるような
あり得ない手を指しているようだw
予想がつかないというと聞こえは良いようだが
結果が伴わないのでどうも脳の運動は空回りしている様子

自然な手というものが指せるようになるのにはまだまだ精進がいるようだ。
有名棋士の顔を拝んでも効果がないことは明確であるw
 


コメント (4)
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