宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

お稽古ごと

2008年06月23日 | 
本日は我が家で毎月やっている『手習い屋』。

        

書家の西村先生に教わっている。
いわゆる“書道”ではなく、書きたい文字を書く時間である。

今日は暑中見舞い用の文字が人気。

  

 ↑ 『夏』『蛍』デザイン文字風で楽しく書けそう
・・・って、私は本日表札用の文字を練習 ←(/ω\) ハズイノデ・・・

墨の匂いはなんとなく鎮静作用があるようでこの時間はお気に入り。
先生も気さくに『どんな文字書きたい?』と聞いて丁寧に教えてくださる。

先月は先生の個展が日本橋であった。

  

        

今年も暮れにあるサッカーのFIFAクラブカップチャンピオンシップのカタログ文字を
書かれる予定とのこと。
恐れ多いが私もアルファベットに挑戦したい





★ 『手習い屋~おとなのふで文字講座~』
   参加ご希望の方はコチラからお申込ください。

    
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FIFAが認めた文字Ⅱ

2006年04月13日 | 
先日 書家の西村佳子先生が拙宅へ泊まりに来られた。
その際に襖に文字を書いていただいた。 

高級な和紙素材の襖・・・というわけでは決してない
しかし、筆を下ろしてから数秒で一気に書き上げたその文字は
繊細で勢いのある素敵な文字だった



上の写真は『ゑひもせす ん』を書いているところ。

そして書き上がった襖 ↓



“うゐのおくやま”“ゑひもせす ん” と字が部屋に躍動した。

うゐのおくやまけふこえて(有為の奥山 今日越えて)
あさきゆめみしゑひもせす(浅き夢見じ 酔いもせず)

『この無常の、有為転変の迷いの奥山を今乗り越えて
悟りの世界に至れば、もはや儚い夢を見ることなく、現象の仮相の世界に酔いしれることもない安らかな心境である』(『にほんごであそぼ コニちゃんコーナー』より)

西村先生は 虚構の世界に酔うことなくクールに生きて欲しい・・・
という思いを込めて書いてくださったのだ。

そしてもう一箇所 隣の和室の襖にもデザイン的に筆を走らせていただいた文字がある。



“り” “ち” “ふ” なのだが こちらは特に意味を持たせずに
構図重視で書いていただいた。

かくしてこれらの文字は我が家の宝物となった。


西村先生の トヨタカップのカタログ用に書かれた文字の写真を
ある方にいただいたのでご紹介



実物は入手できません・・・
コメント (6)
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