宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

ほんとに小さな幸せ・・・

2005年10月29日 | 町屋
引越し大作戦を始めて五日目。

一気に移動させることも考えたが、なにせ1年も空き家の家である。
荷物だらけになっては掃除もままならないと思い、大きい物だけ業者に頼み
小さい物は自分の車で運んでいる。(引越し代金の節約が大きな理由) 
ただ、荷造りをしている最中に日頃の手抜きの汚れがどうも気になってきた。
どうせならキレイにして収めようと目に付いたものをゴシゴシはじめてしまう・・・

特に台所用品の油汚れが許しがたく、今までもかなりの時間を使って磨いては運んでいたのだが今日は最後に残った日頃なじんでいるやかんと格闘。
いや~~キレイになったなった 新品同様である

実にささやかな幸せ に浸ってしまった。。。
こんなことしているので時間がかかることこの上ない(段取りが悪いとも言う

ADSLの接続の都合上、物がなくなった家にまだ住んでいるのだが
PCのみがぽつねんと鎮座しており小さい家がやけに広く感じる。
そろそろ掃除と搬入疲れもピークに達してきた。
まぁ寒くなる前に引っ越せたのとこれからの季節、蟲が少なそうなので
そういうさらに小さな幸せを感じつつ寝よう・・・ 
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道路で釣り・・・?

2005年10月25日 | 京都風景
日曜日の帰りの事。
車で走っていたら、道端の歩道の外側(道路側)に怪しく佇む人がいた。
丁度信号待ちで止まったので何気なく見ていると・・・なんと釣竿を手にしているではないか 
いでたちがかなりアヤシイ。ナイロンのジャンパーにジャージ姿で軍手に釣竿。。。

そして次の瞬間! 釣竿を持った手で頭上の木をごそごそ・・・・・

そして ポトポトッ と何かが落ちてきた。 そう・・・銀杏である。

信号が変わり、動き出して街路樹を改めて見るとずーっとイチョウの木。
なーんだ・・・銀杏拾い・・・じゃなくて“銀杏狩り”だったんや。

ほんの数分の出来事から実にいろんな想像をしてしまった。
その人は今晩銀杏を炒ってマツタケの土瓶蒸しや茶碗蒸しに入れるのか、はたまた
おつまみにしてお酒を飲むのか。。。

今年のイチョウの色づきはまだやし、銀杏独特のクサーイ匂いがしてないので
もうそんな季節かとフイをつかれた感である。
嵐山のもみじや御室の紅葉は11月の半ばを過ぎるかもしれないなぁ。

今日引越し先のご近所に挨拶回りをした。
自治会長さん宅をはじめご近所数件を回ったがみんな優しい人ばかりでよかった。
ちょっと気になったのが 年に数回夜の火の用心回りを順番でしないといけないということである。

以前に近くで着物のろうけつ染めをしているお宅で火が出て
それ以来“かちんかちん”と拍子木を打って火の用心の見回りをするそうなのだが
家単位で当番制になっているとはいえ 私は夜一人で回らないといけない・・・ぅぅぅ 

当番が回って来るまでに誰かと住めるようになればいいのだが・・・・ 
・・・・・・・・・・・・・
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筋肉痛が・・・・

2005年10月24日 | 町屋
今日は家全体を大掃除。
部屋の畳やフローリングの床、廊下、階段等々・・・・ 
しかも3度拭きしたので100枚以上の畳の広さを一人で拭いたことになる 
こんなに沢山一度に雑巾がけしたのは初めてである。
当然その作業は身体にかなりの反動をもたらした。

夜、お風呂に入る前から体中がイタイ(特に右腕が)・・・
“筋肉痛がすぐきた”のである(ちょっと嬉しいw)

京間の畳は大きめなので身体全体を使って拭かなければならず、
トレーニングのようでもある。
お掃除ダイエットなるものもあるのかもしれないなぁと思いつつ
腹筋を使い 右手左手交互にやっているつもりがやはり利き腕の方を使っていたか・・・

夕方までかかってしまい、当然菊花賞の実況には間に合わず録画しておいて大正解。 
帰りの車ではFMも切り(感動が薄れる為w)帰ってからゆっくり観た。
三冠の結果は当然としてもちょっと周囲が騒ぎすぎの感が強いが
メディアは常にヒーローを求めているといったところか。。。。

生産者の人のインタビューがあったが二歳ぐらいまでのディープはさぞ
細ッこくて小さい仔馬だったのだろう。今日の発表馬体重444㌔はやはり小さい。
日本人の好きな小さいのに大きな偉業を成し遂げるというストーリにはぴったりというわけだ。

まぁ 馬の話はまた別の機会に。(止まらなくなりそうなのでw)
今晩はシップして寝なければ・・・
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町屋入居1日目・・・

2005年10月23日 | 町屋
今日引越し先の鍵をいただき、さっそく掃除道具を持っていざ 

途中の町屋でギャラリーをされているところへ立ち寄った。
そこもやはりかな~り古いお家をリフォームされて雑誌にも掲載されるぐらい
情緒ある佇まいになっている。
きょろきょろと室内を見て板壁や柱の塗装材のことを聞いたりした。
やはり紅殻をベースにしたものがよさそうである。

今の家は古民家だったのでオイルステインでさっさと柱や桟を塗ってしまったが
今度の家はさすがにそれは出来ない。。。

家に入ってまずはガス給湯器の点検をドキドキしながら。
ごごごーー・・・・・・・ボッ     ほっ 
点いた点いた!   ガスが出ているので爆発しないかとお風呂場に逃げながらの
点検が大成功  ちゃんとお風呂にお湯がたまっていくw

これで給湯器を替えなくても済みそうである 
まずは水周りのトイレ、洗面所、風呂場と掃除をし、
トイレへ通じる外の廊下を拭き始めた。
いやぁ すごいワw 雑巾の布目が見えないぐらいにまっっっっ黒 

しかし何度も拭いてきれいになったらやっぱり気持ちいい。
外廊下は“外”なのでここは毎日拭いていかねば。
でも廊下の中央は塩ビが貼ってあるのでこれは剥がして板張りにしたいなぁ。
お寺の外廊下みたいに磨き上げてするする歩けるようにしたいものである。(何年かかるか・・・・)
今日はここでTIME UP・・・

明日は早めに始めて菊花賞までには一区切りつけて帰って来たい
馬券は買わないが、まぁG1のお祭りやしディープインパクト君の雄姿はみたいし・・・
それに以前の育成牧場勤めの血が騒ぐのよねん・・・・・





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函館の味?

2005年10月21日 | 美味しいもん
函館に出張した。
翌朝早く有名な『朝市』へ行ってみたのだが…
う~むここは観光物産会場か…と思うほど『市』とは程遠い高価な蟹やいくらなどが並びげんなりしてしまった。
まぁせっかく早起きして来たのだから何かここならではの物をと探していたら
冷たい朝の空気の中で湯気が出ているものを見つけた。
中華マンの函館バージョン『蟹マン』である
確かに蟹の身が具にしっかり入っていてなかなか美味しかった。
値段は315円だったか・・・・(たかっ)

“蟹マン”をほおばりながらうろうろしていたのだが、おなかが中途半端に満たされてしまい、ホテルへ帰って朝ごはんを食べるほどでもなく、
かといってこのままお昼まで持つかというとかなりあやしいムード。。。

そこで次なる朝ごはんの対象を探していたらあったあったw
『じゃがバタマン』(爆)
バターの香りのジャガイモがはんづきになったものが入っておりまあまあ。
これで朝食はおっけー

おなかも満たされ、さらにうろついていたら市場のはずれのお店のおっちゃんから
『蟹マンは美味しかった?』と声が。。。。。
げげ。。。蟹マンをほうばっていたところを目撃されていた
あいにく(?)その店は生鮮品しかなかったので数日函館に滞在しないといけない私は買える物もないしそそくさと『朝市』会場を後にしたのであった
後で聞くとやはり地の人は絶対に行かない『市』だそうなw

宿泊したホテルはなんと一泊二食付で5250円 との事。
でも晩御飯は連日焼き魚や煮魚の定食で実に美味しいのである。
初日のお味噌汁にはきのこ類となんと大根おろしが入っていた。これが結構というかかなりイケる。身体にも良さそうだし家でもやってみよう 
お魚は油が乗ったつぼ鯛を焼いたもの。  きれいに完食 

最近どんどん出来ている箱のようなビジネスホテルも色々便利だが、
こういうアットホームで民宿的なビジネスホテルは珍しいし和定食をきっちり出してくれるのはほんとにありがたい。
お魚が美味しい街に出張するときはこうあって欲しいものである 
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町屋で心配なこと・・・

2005年10月16日 | 町屋
古い家+竹藪+お寺というと閑静な感じだが、今私の中に俄かに問題としてクローズアップしてきたのは『虫』問題である。
『蟲』と書くのかもしれない。
ガスの開栓で行った際に蚊に刺されること数箇所。
トイレへいく廊下が外廊下なので風の通りや庭の眺めを考えると家自体に密閉性はなく、
当然蚊やその他の蟲さんたちが自由に出入りできる構造である。
そもそも昔の家というものはそういうものであったので、それを好んで借りていてとやかく言うのは根本的におかしい。
そういう状況を楽しむ気持ちを持たないとこういう家には住めないのである。
しかし・・・・しかし! やはり蟲はニガテ 
今の心境は“川口探検隊長”※(ふるっ)の気分である。
冒険することは楽しみなのだが、かなり身体をはった危険を伴う冒険となりそう。
住む前からの想像ではまずこの『蟲』問題が浮上している。
住みだしたらいろんな“出会い”があるんだろう。

『和のしつらい~雅ぶ暮らし~』という雑誌を買った。
雑誌をめくると美しい庭の写真があるが座敷から眺める庭の風景にはそういう問題が常に隣り合わせになっている。
夏の大量の蚊の発生に部屋の中が霞むくらい蚊取り線香を炊くようになるのだろうか・・・   

※:かなり昔アマゾンの秘境とかを探検するTV番組があった時のタレント隊長さんデス  
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ここはやっぱり京都やった・・・・

2005年10月16日 | 町屋
我が家に回覧板が回って来なくなっていた(ということに気がついた)  
出張漬けの生活をすることは隣近所には入居の際(2年半前)に話をしていたのだが、
最初のうちはそれでも回覧板は回って来ていたのだ。
勿論、家に居る時にしか次のお宅へ回せないのだが、
(私の家へ)回したけど不在で回覧板が“回覧”されないことが多くなるにつれ
自然と『いつもルス宅』扱いをすることが当たり前になってきていたようであった。
こっちは出張から帰っても回って来ていたことにも、飛ばされていたことにも気がつくはずもなく、周囲に迷惑をかけていたことをついぞ知ることがなかったのである。

顔を合わせた時には必ず挨拶はしているし、勿論町会費は全納してる。
しかしである。 ここは京都・・・・・
やはり“それなりのこと”はされていた。
町の役員は引き受けることが出来ないので申し訳ないとは思ったものの
入居してまもなくの時にお隣さんが『出張ばかりだと役員さんの集まりは無理やねぇ・・・』と話していたのを
『すみませんがそうなんです・・・』とそのまんま答えていた。
それがとうとう 3年目に地蔵盆にもシカトされてしまったのである。
地蔵盆の時にぐらいしかお町内の方々とお会いすることができないので私としては
それなりに楽しみにしていたのだが 当日、毎年声をかけてくれてた人が今年はそれをしてくれなかったのである 

出たり入ったりの毎日なのでその時はそれでもあまり気にしていなかったのだが
今日ある本(『東京育ちの京町屋暮らし』麻生圭子著)を読んでいたら
なんとそのくだりがあるではないか・・・・・・・・・

   前略・・・・・そんな勝手なことしながら、地蔵盆のときは誘って下さいねというのはムシがよるぎるやろ。
回覧板も回ってきーへんやろしな。それが近所付き合いいうもんやろ・・・・・・

まさにこれこれ。家の近所の人にあうと気さくに立ち話をしたりもするのに
結局根っこのところで『勝手なおひと』ということになっていたらしい
今の家の界隈には新しい住宅も多く地の人という感じではないが
まぁそこはやはり京都の人が新築して引っ越してきたというところか。
ナルホド・・・・表面的にはまったく感じない表情を地蔵盆の件できっちり理解した。

 今度引っ越す先での生活は今までのような出張三昧になることもないので
役員やお町内のことには積極的に参加したいものである。。。。。
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鯖が美味しい♪

2005年10月08日 | 美味しいもん
秋は青魚だ。(写真撮るの気づいた時には骨しかなかった・・・・・)
あぶらも乗っててほんとに美味しい。美容にもいいし何より食した時の幸福感はやはり秋の味覚ならではである
数日前のさんまの塩焼きも美味しかったが鯖の身のふっくら感も格別だった。

私は何故か秋になると無性にお魚類が食べたくなる。
自作のペペロンチーノにも蛸を入れ、チャーハンにも塩鮭のほぐしたものを入れてしまう。
(チャーハンに塩鮭を入れるときにはレタスを切って入れて卵とねぎぐらいかな・・・)
きのこご飯系もしようと思うのだが焼き魚を食べる時はやはり炊きたて白ご飯でないといけないので、先日栗ご飯を炊いた時もおにぎりにしてとっととなくなるように昼も食べたりしていた。
栗がごろついたおにぎりだったがまあいいでしょ。
(何故か炊き込みご飯は冷凍にしたくないのよね・・・)

最近は出張がないので自炊をせっせとしている。
引越しを控えているので、冷凍庫を片付ける意味もあり極力家の食材を使う。
魚類はさすがに冷凍していないので新鮮なものを探して買ってくるがほんとに買い物の金額が低くなった。野菜類やお魚だけだと1000円にも満たないし・・・

ぅぅぅ。。。これを書いていたらおなかがすいてきた・・・
明日は何で秋の味覚を楽しもうか・・・・ 



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