宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

天童へ・・・

2007年06月10日 | 将棋
出張で山形へ行ったついでに天童へ寄ってきた

天童は将棋の駒の産地として有名な場所。
駒の木地自体は御蔵島という島のツゲ材が高級駒として使われるが
天童は駒師と言われる駒に文字を彫る職人さんがいて
現在は11名が伝統工芸士として認定されている。

今回はあまり時間がなかったので1軒のみ訪ねた。
駅からお店までのまっすぐの道を歩いていると
将棋駒を観光の名所にしている街らしく
ポストの上には将棋駒が乗ってるし、電信柱や歩道に“詰め将棋”がある。

   

   

   

これでは足早に通り過ぎるというわけにはいかなくなる・・・

しかし立ち止まって考えてみたところで簡単に解けるわけでもない

           

時間がなくなりそうだ・・・(という言い訳をしながら)
『栄春堂』さんへ急ぐ

    駅近くの電信柱。

店内には将棋の歴史に触れることができるコーナーや
実際に駒を彫っている作業風景も時間帯によって見ることができる。

 

さて・・・
解けなかった詰め将棋。
こうやって写真に撮っておいて帰ってからゆっくり解こうと思っていた。
しかしその必要はなく、天童駅に隣接しているコーナーに
パンフレットと答えが。   

帰りの新幹線でにらめっこしていたのだが解けずに正解を見てしまった

将棋の実力は一向にupしそうにない・・・



     






      
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ミーハーしてきました。

2006年08月15日 | 将棋
去る8月9日、仕事とお盆の帰省を兼ねての上京。

久々の東京で渋谷駅を私鉄への乗り換えのために通った。
荷物をコインロッカーに入れようと東急百貨店の近くを通ると
“将棋・・・・”の看板。

(「・・)ン?・・・
あ~そっか。。。 そういえば将棋のイベントがあったっけ。。

デジカメを持っていたのでムクムクとミーハー魂が頭をもたげる

以前にもヘボ将棋を指してると書いたが
遅く始めたせいもあって将棋の本や雑誌はけっこう読んでいる。
当然有名な棋士のことは知っているので
ナマで拝める機会というのは貴重だw(←ここがミーハー^^;;;)

棋士に会えたからといって将棋が強くなるわけではないのだが
これも何かのめぐり合わせとばかりに仕事を終えてから東急デパートの
催事場へ向かった。
しかし集まっているお客さんは見事に男性ばかり。。。
やはり将棋というゲームは男性の遊びなのだろうか・・・。

私のような理数系の勉強に疎い者でもけっこう面白いのだけどねぇ。
負けるけど面白いっていうのは負け惜しみのようだが
負けるにしても勝つにしても理由がはっきりしているゲームなので
ちゃんと指した手を検証するとすっきりするものなのだ。
運や偶然などのせいには出来ないわかりやすさがあるので
へぼはへぼなりに楽しめる。


会場でまず目に飛び込んできたのがなんと羽生善治三冠。

ぉぉぉ・・・いきなり大御所が。。
髪型も涼しげになって解説していたが
人だかりがすごくて何をどう解説しているのかすらわからないw
  
他の棋士達。左から田中寅彦九段、昨年ニュースをも賑したアマからプロへ転向できた瀬川晶司四段と深浦康市八段である。

あまり色気がないので女性陣も。
 
左は白瀧さんという呉服店主催のトーナメント。
女性棋士がゆかたか着物で対局するという趣向だ。右は本田小百合女流二段。
みな真剣な顔をしているのは指導対局という多面指しを行っている最中なのである。
1局の将棋も大変なのにさすがプロは腕に自信のある将棋好きを複数同時に相手をするのだ。
神業・・・

しかしこんなことはまだ序の口でプロ棋士は将棋盤や駒ナシで
頭の中だけで将棋対局をする“目隠し将棋”というのもしてしまう。
盤の升目の記号を言い合うのだが、頭の中だけで駒を動かすなんて
どうしてできるのだろう・・・。
そろばんの暗算のような感じなのだろうか。

脳は使えば使うほどいいらしいが私はネットで2局も指したらぐったりしてしまう。
観戦をしてくれている人から見ると私の将棋は
ぅー・・・・・と長考した末に ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ!! とコケるような
あり得ない手を指しているようだw
予想がつかないというと聞こえは良いようだが
結果が伴わないのでどうも脳の運動は空回りしている様子

自然な手というものが指せるようになるのにはまだまだ精進がいるようだ。
有名棋士の顔を拝んでも効果がないことは明確であるw
 


コメント (4)
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町屋で将棋オフ会♪

2006年04月09日 | 将棋
我が家の内装も少しずつ形になってきた。

そこでここのところ少し遠ざかっていた将棋なのだが
集まっていただけるということでネット将棋(将棋倶楽部24)のお友達に
我が家にお越しいただいて将棋デーとなった。



集まった方の棋力(将棋の実力)は恐ろしいくらいに高く、未だ初心者同然の私には
およそ気楽に指せるような方はいない。。。

それでも観戦して楽しく、席主w兼お茶係としてうろうろしながら
レベルの高い将棋と触れることができ幸せな一日だった。

記憶力が減退していることに危機感を持ってはじめた将棋なのだが
その奥の深さはたいへんなもので、やればやるほど深みにはまっていく・・・
その割には棋力は一向に上がらずヘボ将棋を繰り返してはいるのだが
やっぱり面白いのだ。

一時期 将棋の本を買うと強くなるような気がして買いあさった時期があり
そのコレクションはそこそこのものなのだが50冊を越えたあたりで
買っただけでは棋力が上がらないことに気がついた

今回のオフ会でまた将棋熱が復活してきたので
再び連敗街道をひた走る日々に突入していくことだろう。
それでもたまに勝った時の嬉しさは格別で
この嬉しさはいつも強い人にはわからない私の密かな楽しみなのかもしれない

この次のオフ会には強い人たちがちょこっとでも困るような手が指せるように
がんばろーー!! 

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謹賀新年 

2006年01月02日 | 将棋
2006年が明けた。

実家での無線LAN接続を今日成功し・・・(^。^;)
最初にしたことは将棋・・・・・・・・

なんと2ヶ月ぶりの将棋で無事(ラッキーとも言う・・・(-。-))勝利!!!
最高R(持ち点)を更新した。
ほんとに久しぶりだったせいか何故かめちゃくちゃ緊張してしまったww
『将棋倶楽部24』という将棋対戦サイトで指しているのだが
ここは強い人が多く、私が勝っていくのは結構キビシイ。。。

まぁネットで将棋しようとする人たちの集まりなので、いわゆる“将棋好き”が多いだろう。
私は数年前に始めて、その時はほんとに駒の動かし方もおぼつかない状態だった。
男性諸氏は小さい頃に将棋盤で遊んだ記憶のある人が多いだろうが
女性は駒に触ったこともないというのも珍しくはないと思う。

私が将棋を始めたきっかけは“脳の退化を実感したから”である・・・

年賀状の宛名はいつも手書きをしているのだが
郵便番号がわからなくて番号帳で調べていたら
なんと番号帳で見た番号をいざ葉書に書こうとすると
その7桁をもう一度見ないと全部書けないのである。。。。。ぅぅぅ

多分、情報を脳の中に置いて引き出す という力が衰えてきて
少し長い数字の羅列になると引き出せなくなってしまっているらしい。

将棋は目に見えてない駒の動きを脳の中に置きながらプランを立てていかなくてはならないゲームなので
多少は脳の鍛錬になるかと思うのだが・・・・

しかし いざ始めてみるとその奥の深さと言ったら半端ではない。
脳の鍛錬どころではなく、気がついてみたらかなりハマってしまっていた。

囲碁より将棋の方が親しみやすいと私が思うのは
駒に人格(?)のようなものを感じるからである。
社長(王将)がいて部下(飛車・角・金・銀・・・)がいてヒラ(歩)がいて・・・という、社会の縮図のようなものも醸す高度な人生ゲームのように思えてならない。

攻めなのか、守りなのか・・・攻めながら守るのか、守りながら攻めるのか・・・
“棋風”という言葉があるが指し手の人格や考え方によって駒の動かし方が変わり、そこに“定跡”という理想形の知識を基にした序盤からのプラン立てによって中盤以降の流れを作るという壮大なストーリー性を持つゲームなのだ。

しかも、『判断』(&裏づけ)『決断』 の繰り返しは仕事や生活にも充分応用が効く。

勝つか負けるかという二つに一つ世界とそこに至るまでのプロセス。
実生活や仕事での結論はそう単純ではないけど
新しい年の始まりとしては“いい結果”は目的ではなく努力を伴うプロセスの賜物であると改めて言い聞かせている。

コメント (8)
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