宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

仁和寺の枝見(?)

2006年01月08日 | 京都風景
歩いて5分ほど。
旧御室御所で世界遺産 の『仁和寺』へ。

まだうっすらと雪の残る庭園に氷がはっている池。
午前中の仁和寺は人もまばらである。
拝観料を払って入った大玄関から中は静寂な空間。

茅葺の霊明殿の屋根が日差しを受け 
萱の中に籠っていた空気が蒸気となって立ち昇っている。

襖絵は昭和初期に描かれたものがほとんどだったが、
中でも迫力があったのは黒書院の中に描かれていた『堂本印象』の襖絵。







そして参道から中門を抜けると
名勝『御室桜』の見事な・・・枝群w



いわゆる“御室の桜”である。
『有明』という桜の種類だそうだが満開の時期が桜のなかでもかなり遅い。
昨年は4月中旬過ぎだったようである。
樹高が低く、目に飛び込んで来た時には梅??と思った高さしかない。
樹の数が多いので春にはさぞや見事な景観になることだろう。
楽しみ、楽しみ・・・

午後からは洗面所の一枚板を色塗り。
まだ未完成だが色の統一感はやはり心地よい。
出来上がりは後日『ビフォーアフターVol.Ⅱ』で。

仁和寺の庭園や宸殿をゆっくり見て歩いているときに
自分の五感にエネルギーが沁みてくるような錯覚を覚えた。
自然の力と人が心の世界で造る創造物の迫力は、やはり圧倒的である。
単なるお寺巡りではなく
エネルギーをチャージするつもりでこれからも廻って行こう。

ゆっくり廻りすぎて 今日は万歩計の“しっかり歩数”はゼロ。。。
万歩計をよく見ると『OMURON』の文字が・・・・
そういえばオムロンの発祥の地が“御室”でした

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3 コメント

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Unknown (ラブコさん)
2006-01-09 01:24:21
10年前位に京都に行った時仁和寺に行きました。

温かみのある厳かな感じが好きでしたね。
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Unknown (宇ゐ)
2006-01-09 20:40:57
確かにそうですね。

派手なものはなく、落ち着いたたたずまいのお寺でした。今度桜の時期に是非お越しください
返信する
格好いいですね! (そらもも)
2006-01-12 11:39:33
はじめまして。そらももと申します。

以前から時々拝見させて頂いていたのですが、堂本印象に惹かれて初コメントです



京都での大学生時代、堂本印象美術館で解説のボランティアをしていました。仁和寺の襖絵、さすが、格好いいですね~!懐かしい・・・また訪れたくなりました。



これからも、ブログ、楽しみにしていますね♪
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