悠仁さまについて検索していて、気になるブログ記事がヒットした。
皇族は生まれて50日目に一般のお宮参りに当たる賢所皇霊殿神殿に謁するの儀を行う。
記事では”愛子さまは賢所殿上で拝礼し、悠仁さまは庭上で拝礼した。”と書いてあるが、そのようなことは無い。
産経新聞 2006年11月14日の記事
悠仁さま“お宮参り”
秋篠宮家の長男、悠仁(ひさひと)さまのお宮参りにあたる儀式「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」が14日午前、皇居・賢所仮殿で行われた。
悠仁さまがお住まいのある東京・元赤坂の赤坂御用地から外出されるのは初めて。秋篠宮邸で身を清めた後、天皇、皇后両陛下から贈られた白い「御初召(おうぶめし)」に着替え、ご夫妻と一緒に皇居に向かわれた。
賢所仮殿では、宮内庁楽部が神楽歌を奏で、掌典長が祝詞を読み上げた後、松田慶文宮内庁御用掛に抱かれた悠仁さまが拝礼された。秋篠宮ご夫妻も見守られた。この後、ご夫妻と悠仁さまは皇居・御所を初めて訪れ、両陛下にあいさつされた。
悠仁さまはご誕生から70日目。儀式は生後50日で行われるのが慣例だが、秋篠宮さまの外国ご訪問などで時期が延びていた。宮内庁によると、13日現在の身長は58.5センチ、体重は5244グラム。これまでに病気もなく、天気のいい日は紀子さまに抱かれて、宮邸の庭や赤坂御用地内を散歩されている。姉の眞子さま、佳子さまも喜んで世話をされているという。
😐 ブログ記事では<内廷皇族の内親王愛子さまのほうが、宮家の親王悠仁さまより格上>という主張のもと「愛子さまは殿上で拝礼、悠仁さまは庭上で拝礼」と書かれているのですが、それはおそらく賢所仮殿を誤解されたからではないでしょうか。
宮中三殿は2004年(平成16年6月)から2008年(平成20年)3月まで耐震工事(事前調査、移動の儀式含む)を行っている。その間三種の神器などご神体は賢所仮殿へお移しされていました。
悠仁殿下は2006年〈平成18年〉9月6日の御誕生なので、宮中三殿はまだ耐震工事中。なので賢所仮殿で賢所皇霊殿神殿に謁するの儀を行ったにすぎません。ご神体は”奉遷の儀”をもって賢所仮殿へ移されていますので、仮殿でもそこが正式な神殿となります。「悠仁さまは仮殿で儀式を行ったから愛子さまより格下」ということではありません。
些細なことですが、新聞記事を引用して主張されていますので、悠仁さまを貶めたいかたに利用されはしまいか、と気になります。
その時宮中三殿が耐震工事中だったと思い出す人は少ないでしょう?