憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

講書始の儀 

2021-03-23 19:14:41 | 皇室
知は力なり。学問は国の力のもとです。天皇が自ら学問する姿を国民にお示しになる講書始の儀は日本人の学問への姿勢を伝える素晴らしい儀式だと、私は思います。
今回の講義も旬の出来事に関わる興味深いものばかりですね。講師の人選はどこでしているのかは解りませんが、少なくとも政府の有識者会議よりは良心的な人選と言えるのではないでしょうか。

皇居で「講書始の儀」 コロナ禍で2カ月遅れて実施
2021.3.23 13:00 産経新聞
天皇、皇后両陛下が年頭に学界の第一人者から講義を受けられる恒例行事「講書始(こうしょはじめ)の儀」が23日、皇居・宮殿「松の間」で行われた。秋篠宮ご夫妻をはじめ、皇族方も出席された。当初は1月に実施予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた。

 進講者は、平成28年にノーベル医学・生理学賞を受賞した東京工業大の大隅良典栄誉教授(76)ら3人。「細胞のリサイクルの仕組み」と題した大隅氏の講義に、両陛下は熱心に耳を傾けられた。

 ほかの進講者とテーマは、成蹊大の揖斐高(いび・たかし)名誉教授(74)の「『勢』と『機』の歴史哲学-『日本外史』の方法」、兵庫県立大の五百旗頭(いおきべ)真理事長(77)の「米中の新たな遭遇と日本」。
 講書始の儀は感染拡大防止のため、出席者を減らし、席の間隔をとって実施された。
*出席者は例年50名、今年は15名(内一人は予備)



儀式自体は清々しい筈なのですが、何やらモヤモヤします。
一つ。天皇皇后の表情が講義にそぐわないように感じられる。
   天皇は熱心に頷くも内容を理解している目の色ではない。
   皇后の眼は心ここにあらずという風情。   
一つ。秋篠宮家の方々が秋篠宮殿下以外カットされている。

動画ではどうでしょうか。
皇居で「講書始の儀」 コロナで延期の新年行事(2021年3月23日)
ANNNEWSCH
秋篠宮殿下と紀子妃殿下はハッキリと映っているが、眞子さま佳子さまの姿無し。

皇居で新春の宮中行事「講書始の儀」 学問第一人者から講義
FNNプライムオンライン
入場場面に御一家全員の御姿がチラリと。

皇居で講書始の儀(2021年3月23日)
テレ東ニュース
秋篠宮殿下のみで他の方々はカット。

有識者会議23日午後に初会合

2021-03-22 21:52:59 | 皇位継承
明日23日、講書始の儀が開催されるかたわら、皇位継承策を論ずる有識記者会議が始まります。

有識者会議、23日に初会合 安定的な皇位継承策 政府、議論開始へ
2021.3.22 18:54 産経新聞

政府は22日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議の初会合を23日午後に開くと発表した。初会合では、メンバーの有識者の互選で座長を決定。今後の会合でのヒアリング対象となる専門家の選定を進めるほか、会議の開催頻度などを確認する。菅義偉首相も出席し、あいさつする。
 政府はメンバーに、清家篤前慶応義塾長や細谷雄一慶応大教授(国際政治)ら6人を起用した。

「天皇」について専門外の有識者ばかり6人で構成された有識者会議の論議は政府の見解を保証するためのものになるのでしょうか。

3月22~28日ご予定

2021-03-22 15:56:33 | ご予定
宮内庁は3月22~28日の予定を発表した。
 
天皇、皇后両陛下、愛子さま
3/23(火)
〇両陛下 宮殿(講書始の儀)
3/26(金)
〇両陛下 宮殿(歌会始の儀)

皇嗣家(秋篠宮ご一家)
3/23(火)
〇秋篠宮ご夫妻、眞子さま、佳子さま 宮殿(講書始の儀)
〇秋篠宮ご夫妻 宮邸(外務省国際法局長進講)
3/24(水)
〇秋篠宮さま 宮邸(山階鳥類研究所「所員会議」出席)
3/26(金)
〇秋篠宮ご夫妻、眞子さま、佳子さま 宮殿(歌会始の儀)
3/27(土)
△秋篠宮さま 宮邸(2019年度・20年度富士スカウト章受章代表スカウト接見)

三笠宮家
3/23(火)
〇信子さま、彬子さま、瑶子さま 宮殿(講書始の儀)
3/26(金)
〇信子さま、彬子さま 宮殿(歌会始の儀)

高円宮家
3/23(火)
〇久子さま、承子さま 宮殿(講書始の儀)
3/25(木)
△久子さま 日産スタジアム(サッカー国際親善試合「日本代表対韓国代表」)
3/26(金)
〇久子さま、承子さま 宮殿(歌会始の儀)

今週はいよいよ講書始の儀、歌会始めの儀ですね。
雅子皇后もご出席の予定です。
おや?瑤子さまは、歌会始め儀に欠席ですね。

他の宮家は「〇〇家」なのに、天皇家だけは、「天皇、皇后両陛下、愛子さま」
他の宮家と差をつけた、と言われればそれまでですが、未成年の愛子さまを天皇皇后と並べて表記しつづけることで、天皇家の娘=皇位継承者というイメージを作りだそうとしているのかといつも気になります。

空白の15~21日 春季皇霊祭 春季神殿祭

2021-03-22 15:35:47 | ご動静
15日宮内庁が発表した天皇家、各宮家の御予定15~21日では、天皇家の御予定は空白でしたが、実際には陛下は以下のような御活動をされました。

両陛下ご動静 宮内庁発表
16日
 【午後】
 陛下 ご執務(赤坂御所)

17日
【午後】
 両陛下 宮城県行幸啓《オンライン、東日本大震災復興状況ご視察=気仙沼市、山元町》(赤坂御所)
 両陛下 人事異動者が拝謁(赤坂御所)

18日
【午後】
 陛下 大使2人の認証官任命式(宮殿)
 陛下 バーレーン、アルメニアの赴任大使が拝謁(宮殿)

19日
【午後】
 陛下 ご執務(赤坂御所)

20日
【午前】
 陛下 春季皇霊祭の儀、春季神殿祭の儀(皇居・皇霊殿、神殿)
 皇后さま 春季皇霊祭の儀、春季神殿祭の儀に当たりご遙拝・お慎み(赤坂御所)

年間約700件といわれる閣議決定の書類へのご署名押印は数だけ聞くと大変そうですが、今週のよう週2日か3日午後数時間の御執務で出来るのか、といささか拍子抜けしないでもない。書類が多い時は、もっとご執務の時間が増えるのかもしれません。引き続き見て行きたいと

週2日、午後出勤のご執務は取り立てて予定として発表することでもない、と判断されるのは分からないこともないですが。
それ以外の御活動を見ると何故これを御予定として発表しなかったのかと理解に苦しみます。

おそらく、ですが、雅子皇后のご出席が直前まで不明だからではないでしょうか。
昨年、春期皇霊祭 春期神殿祭には18年振りに雅子皇后のご出席がありましたが、今年はお慎みと称してご欠席でした。

天皇の重要なお役目は何を置いても祭祀です。祭祀にあたって皇后は陪席するだけですから、もう、雅子皇后はほおっておいて天皇だけご予定にあげるべきでしょう。
出て来るかどうか直前になるまで解らない皇后に合わせて、天皇のご予定を空白にすることが続けば、天皇の本来の存在意義である祭祀の重要性が忘れられてしまいます。
んん??もしかして、これも「愛子天皇」擁立の布石でしょうか?
国民に男子天皇が行う祭祀の重要性を忘れさせ、ジェンダー、男女同権というシンプルかつ雑駁な論議で女系天皇を制度化しようとでも?

昨年、2020年の春季皇霊祭 春季神殿祭の動画です。
雅子皇后にはこの装束は負担が大きいであろうことは想像できます。

春季皇霊祭
旧制の大祭の一。毎年、春分の日に、宮中の皇霊殿で天皇が歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式。今はこの日を「春分の日」とし、国民の祝日の一つとする。 
春季神殿祭
明治以来、宮中の神殿で行なわれる春秋二季の大祭。春分・秋分の日に、旧八神殿祭神と天神・地祇をまつる祭祀。 


雅子皇后は即位の高揚感が消えると共に、祭祀に取り組む気もなくしてしまわれたのか?

男系男子の希望の星。悠仁殿下 表彰式。

2021-03-21 13:31:11 | 皇位継承
私の心に残る一枚の写真。

平成21年(2009年)9月14日

放映された動画は初の男孫を乗せて舟を漕ぐ上皇(当時天皇)の誇らしく喜びに溢れた表情を捉えていました。
下船時、上皇が悠仁さまを宝物のように大切にしておられること、どんなに愛しく思っていられるかが伝わるシーンもありましたね。
この時の紀子妃殿下の輝くような笑顔が素敵でした。

ただ、気になることもありました。天皇(当時)悠仁殿下、紀子妃殿下の間には一つの和があるのですが、上皇后(当時皇后)はどこかその和から離れていらっしゃるような感じがあったのです。
あまり嬉しくなさそうな皇后(当時)を見て「どうして一枚隔てたような複雑な表情をされるの?いっそこの方が居ないほうが、この団居が盛り上がったのでは?」と思った記憶があります。

この写真のまま、お祖父様は悠仁殿下に将来の天皇として教えを授け、悠仁殿下は皇室中から大切に大切にされて育って行かれるのでしょう。と私は皇室の繁栄を疑っていなかったのですが・・・。どこでどうなったのか。

さて悠仁殿下も中学2年生。動画の悠仁殿下にはまだまだ幼さが残っていますが、うっすらと髭が。これからが正念場です。
悠仁さま、作文が佳作に 表彰式にご参加

3月20日 TBSニュース
 秋篠宮家の長男・悠仁さまの作文が、北九州市主催の「子どもノンフィクション文学賞」の第2位にあたる佳作に入選しました。  

 文学賞の表彰式が20日午後、北九州市でオンラインで行われ、悠仁さまも出席されました。佳作に入選した悠仁さまの作文は、「小笠原諸島を訪ねて」という旅行記です。 

 「このような素晴らしい賞をいただき大変嬉しく思います。小学5年生の夏休みに小笠原諸島をたずねました。父島や母島で暮らす人々の交流を通して得た経験は、4年経った今でも心の中に鮮明に残っています」

  悠仁さまはこのように述べ、最後にほかの受賞者とともに、オンラインで記念撮影にのぞまれました。(20日17:58)

上品さをたたえた受け答えはさすがです。
このくらいの短い御言葉なら暗記していただきたかったですが、初めてですから良しとしましょう。

こちらで悠仁殿下の作品が読めます。
北九州文学館→ お知らせ →第12回子どもノンフィクション文学賞作品集
うーん。やはり佳作は佳作です。(^_^)
代筆ではなく間違い無く殿下御自身の作でしょう。真面目に取り組まれたことが解ります。
結尾「この感染症が治まったら、三年前は仕事で行けなかった父も一緒に、ぜひ小笠原諸島を再訪したいと思っています。」
には、悠仁殿下のお人柄を感じます。暖かく優しいお人柄を。