36本目
2019年3月
日本の悲劇(1953) 木下恵介
U-NEXT
これ辛い。お母さん可哀想過ぎ。子供たち酷い。
最後まで全く救いのない悲しい映画。
でも私には、もっと衝撃的だったことがある。
戦後8年の日本の貧困と今の日本が、大して変わらないように思えてしまったことだ。
そして映画の中で教師が、
《皆が戦争に勝つために努力してきが、
それが間違った戦争であったために、
今とても苦労している。
これからは皆が何が正しいか判断し、
悪い奴等に騙されないようにしなく
てはいけない》
というようなセリフを生徒に向かって言う。
これ今の日本にもそのまま通じるセリフではないか?
私たちは今、すごくたくさん騙されている気がするのだが。
2019年3月
いつもの足の間ではなく、完全に足の上に乗って寝ています