
脂のしたたり(1966)田中徳三
神保町シアターにて鑑賞。
まず、何故にこのタイトルなのか。
脂はしたたってなかったが(笑)
ミッキー目当てで見に行った。
安定の悪役ミッキーは、やはり最後にはひどい殺され方

株を巡る兜町サスペンス映画とでも言おうか。
ミッキーが役名が出てくる前に、ずっと「あの蛇のような男」と言われ続ける。
ヒドいわっ

煙草の吸殻ポイ捨てしたり、三国人てワードが何度も出てきたりするところに時代を感じるね~。
この頃の大映映画にたくさん出ている久保菜穂子さん。
結婚して引退されたのだと思うが、御主人とうちの父が同時期に同じ病院に入院していて、見舞いに行くとよく会った。
母が「ほら、久保菜穂子さんよ!女優の!」といつもテンション上がっていたが、中学生の私は全く興味がなく、「ふーん、そうなの」と答えていた。
その人の映画を、こんなに見るようになるとはね…
母がもうちょっと長生きしてくれたら、だいぶ話が合うようになったのではと思うと、すごく残念だ。


この暑さはまだまだ続くんかい
