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犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

死刑映画週間

2025-02-16 13:39:00 | 日記
ユーロスペースの「死刑映画週間」というのに行ってきた。

毎年開催しているそうだが、見たのは初めて。
月曜と金曜の夜、どちらもアフタートーク付きのを見た。

『衝動殺人 息子よ』(1979)木下恵介
見たことあるけど、かなり忘れてた。 
こんなに豪華キャストだったのね。
若山富三郎の名演技はよく憶えている。
若山さんは、この映画で主演男優賞を゙総なめにして、以降はすっかり哀愁漂うおじさんキャラが定着したような笑 
共同通信編集委員の竹田昌弘さんのトークがあった。

『死刑台のメロディ』(1971)ジュリアーノ・モンタルド
これは、ずっと見たいと思っていた映画。
去年4Kリマスター版に修復され、きれいな画面で映画館で上映できるようになった。

なんと悲しくて重い映画なのだ。
1902年のサッコ・ヴァンゼッティ事件の映画化である。
この事件のことは、正直よく知らなかったのだが、映画を見ていて人間は100年前と何も変わらんのだな〜と思ってしまった。
移民問題やら格差社会やら今と同じじゃないですか。
検察官や裁判官のセリフはトランプみたいだった。

私は死刑廃止論者ではないが、冤罪で死刑なんてあってはならないし、執行する刑務官のことを思うと、死刑などなくなった方がいいのだろうと思う。
一方で、故意に人を殺めた者が数年後に社会に出てきて、過去を忘れて新しい人生をやり直しているとしたら、それは被害者側はやり切れない気持ちになるだろう。
自分だったら仇討ちしようとするかも知れない
死刑制度廃止するなら、今のような無期懲役ではなく終身刑が必要ではと思うが、それもまた税金必要だし。
うーん難しい
ユーロスペースでは、まだ『キノ・ライカ』も上映している。
アキの写真もまだ貼ってあった 
アキの新作がまた見たいよお
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2 コメント

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Unknown (たけ)
2025-02-16 19:00:14
死刑は関係ないじゃなく考えなきゃならない課題ですね。立ち場が変われば思いも変わりますね。100年経って文明は変わりましたが、根本は、変わってませんね。私もアキの映画観たいです。
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たけさま (うにまいす)
2025-02-18 22:02:24
やはり自分が遺族だったら、という被害者の感情について考えさせられますね。  
答えはなかなか出ません。

アキの新作見たいですね〜。
でも当分撮らないかな〜😓
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