■ちょっと補足のコーナー
上流階級(貴族)クラスと中流階級(庶民)クラスとの交流会
それなりに昔から続いている月一行事のようなものですが
そもそもは、上流階級の女子たちが「せっかくなので何か自主課題をしてみましょう」と
軽い暇つぶしのような感じで、完全に思いつきから始まり、
「貴族と庶民の交流」として教師に報告、「まあ素晴らしいですね」と褒められて
成績に上乗せ
が、実際に交流会を開催しているのは中流階級クラスの女子たち
「交流会を開きたいと思いますので皆様よろしくね」と貴族様に持ちかけられ
「私達準備とか分かりませんわ」と丸投げされてしまいました
庶民女子たちは教師に相談するも「まあ何事も経験と思って」と流され
致し方なく、日々の課題の合間をぬっての準備作業に追われてます
当然後片付けまで庶民女子の仕事です
お貴族女子様は「おほほほほ〜」とやってきて「おほほほほ〜」と帰っていき
それだけならまだしも、お茶がまずいだの余興がつまらないだの文句をつけられる、という
庶民女子的には忙殺されてる割りには何の見返りもない交流会です
まあ中には、「お貴族様に取り入って」という親からの使命を果たすために
入学してきている子達もいるわけでして…
そういう子たちがせっせと続けているおかげで、不満がありつつも長く続いている、
というのが現状です
レアさん、勇ましいけどありがた迷惑です
どんなもこんなもないでしょうーよ、っていうトーリの恋バナ(?)でした
トールもトーリもお年頃でそれなりに男性経験はあるはずだとにらんでいるんですが
私が恋愛モノ書くのが苦手なので、彼女たちの恋愛遍歴は謎です
生まれてこのから恋愛カテに1ポイントたりともスキルを振ってないので0です0
(むしろ歳をとって他のとこにスキル割り振りたいわ、ってなってくるので
0からさらにマイナスになっててもおかしくはない)
そんな書き手のせいで苦しいながらもまあそれなりに恋愛経験があったとして話をすすめると
ヒロの事が気になって仕方がないトーリ、どうして気になるかを父親目線で決めつけてもらって
すっきりしちゃってます
これでこのネタは終わりますが
いくら母親代わりとはいえ、さすがに父に乙女の気持ちは解らないんじゃないか?
っていうことで、「父さんはああいったけれど本当にそうかしら?」って思ったトーリが
ぐだぐだ気にしてても仕方ない!確認あるのみ!ってことで
セントシュタインまでヒロに会いに来て
ヒロに城下町を案内されちゃったりして
「やっぱり恋だったわー!!!」
ってなる続編も考えたのは、…一応考えるだけは考えてみたんですよ?
トーリは良いです
いい歳して可愛い恋してるわ、っていうのを考えるのはさほど苦ではない(むしろ楽しい)
問題はヒロです
ヒロの恋愛観がさっぱり分からない!!
年下には軒並み妹か弟なみにかいがいしく世話を焼いてしまう性格のせいで
まず年下はないだろうな、と思ってトーリをぶつけてみたものの
ちっとも恋愛に進展しなかったわ!くそう!(お見合い写真を持ってくる近所のやりて婆的敗北感)
誰ならいいのかしらって考えるよりむしろ生涯独身でいいかしらって考える方が
まだしもヒロにあってる気がする
いや!やり手婆としてはここでへこたれてはならない!
そもそもヒロの独身貴族状態を師匠が黙ってみてるとも思えない!!
ので、ヒロの恋愛観は引き続き調査するとして…
ヒロとトーリで年齢差5歳の恋愛関係、これはそのままミオ父母の関係でした
ミオ父よりミオ母が5~7歳上
で脳内設定していたんですが、いざ年表を作ってみると
ミオを生んだ歳が結構な高齢出産になって焦る
そこからまた年表をいじってなんとかこのくらいなら?ってところで生んでもらって
歳の差も縮めておきましたが…
ファンタジーなんだから別に高齢出産でも良くない?!って思わないでもない年表作業…
(他も色々つじつま合わせが大変でしたったら)
その作業に引き続いて、予定稿の方も時系列順に辻褄合わせて並べ終わりました
あとはもう本当に時系列順に消化していくだけです!
おかしな時空のゆがみが生じなければたぶん…順調に…たぶん…
そんな時系列で、この先ヒロがミカの家で紳士教育を受ける話があるわけですが
トーリがセントシュタインまで来てヒロに再会して「やっぱり恋だったー!」ってなるには
やっぱり今のヒロではなく、この紳士教育を受けて一皮むけたヒロだろうな
と思っているので
ヒロに恋バナを作ってあげるまでのリミットとして、時系列、動かしていきたいと思います
それまでに師匠がヒロの独身っぷりを認めてくれるなら…まあ…ねえ
天使の頃なら、こんな木の一つや二つ「ちょいやー!」で天辺まで登れたのに…
っていう
まだ最後の果実を食べる前(師匠物語33と34の間くらい)のナーバスな時期かしら
っていう全員のドキドキを強引にめでたい方向に持って行っちゃうぞ!
師匠の師匠との闘いでウイは人間になっちゃいましたが
そのあと最後の果実を食べて、またちょっと天界関係者に近くなっている、っていう認識です
サンディ&テンチョーや箱舟も見えるし、
テンチョー直々に「箱舟運転手」として管理を任された(ような気がする)わけだし、
天界とかにも行けちゃう人間っていうより、なんかわかんないけど天界関係者寄りにしとこう
…
というのがうちの地上の守り人ウイの立ち位置です
このあと合流する彼も人間というよりは、天界関係者だよね、って思ってます
不老不死、というか、人よりゆっくり進む時間の中で地上を守る者であり、
女神さまから「もーいいから星になりなさーい!」って言われたら星になる、くらいの感じです
ヒロたちはどうするかなあ
今のところ人間として歳をとって伴侶と出会って子供もできて、っていう未来しか想像できませんが
まあファンタジーなので!
そこはそれ、人としての一生よりは長い時間を旅する存在にしよう!って思いついたらそうしますかね
何があってそう思いつくかはわかりませんが好き勝手できるのがファンタジーの良いところ
って事で…
ウイは今また「ちょいやー!」って身軽に戻ってる感じです
好き勝手の膨大な海で溺れて掴む藁を探す懲りない性分
天使御一行様
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愁(ウレイ) |
天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。 |
魔法使い |
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緋色(ヒイロ) |
身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。 |
武闘家 |
三日月 |
金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。 |
戦士 |
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美桜(ミオウ) |
冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。 |
僧侶 |