ウイ 「話のわかる探偵さん(本物)で良かったね…」
ヒロ 「去る背中が妙に寂しかったけどな…」
ウイたちが学院の事件を解決して学院を立ち去る時、
直後に到着した本物の探偵が門番ににせもの呼ばわりされて引きずり出される、という
衝撃のシーンがありましたね…。
…これ、笑うとこ?笑うとこなの!?
と、プレイ当時も思っていましたが、未だに、このシーンの真意がわかりません。
事件に取り組んでいる段階では、「こんな雪深い所に本物の探偵は来なかった(ずらかった)」
とかいうオチなんだろうな、と思っていただけに、まさに衝撃!!
来てるじゃん!ちゃんと来てるんじゃん!!(ちょっと遅かっただけで)
あるいは、「実は悪徳な探偵で解決もしないで学院から大金をせしめようとしていた」
とかいうフォローでもあるのかな、と思って引きずり出されるシーンを見ていましたが
なんもないんじゃん!普通にポイ捨てされてるじゃん!!
という、なんだか後味がすっきりしない事件解決…
(個人的に、後味の悪さはベクセリアに次ぐ問題作)
すっきりしないだけに、どうしてこのシーンを入れなくてはいけなかったのかを
真剣に考えてみた所、個人的に導き出した答え。
君が善意で起こした行動も、ひょっとしたら誰かを不幸にしているかもしれないよ。
とかいう、勧善懲悪逆転発想のメッセージなのかもしれんな、と無理やり考えてみる。
怖いわ!!
つーか深すぎてそこまで読めんわ!
…あー、最近のゲームシナリオの端々に、渋い目線で突っ込んでしまう
幻想に世知辛い大人になってしまった。(と思えばいいのかどうか…)