ヒロ 「いや結婚というか、強奪に近い」
ミカ 「手土産ひとつと等価交換なのか、お前…」
所変われば文化も変わる、ってことで
ミオの村では、村外部の訪問者が村でやっかいになることの対価として
さまざまな物品を土産として持ち込むのが当たり前
その物品がいいものであればあるほど、歓待されて待遇も良くなります
ところがヒロの村では、村人側が村外部からの訪問者に礼を尽くして
無償でさまざまな接待をするのが当たり前
訪問者をどれだけ最高にもてなすことができるかが、村人の体面にかかわってきます
っていう異文化交流
旅人が簡単に立ち寄る豊かな村と、外部からの訪問者がほとんどない貧しい村の
違いでして
豊かな村は黙ってても旅人がすりよってくれるので自分たちの立場が上です
ヒロの村はほとんど外と交流がないので、そりゃ見知らぬ旅人が入ってこようものなら、
村をあげてのお祭り騒ぎ、神を祭るくらいの勢い一大イベントになりますですよ
そうやって何としてでも外部との接触を持ちたい、末永く交流が欲しい、という
切実な問題です
まあ、今回は「ヒロの友人枠(知り合い)」ってことですから
そこまで騒ぎにはならないですけども
(もう交流はばっちり掴んだも同然ですからネ☆)
↓うっかり自分の常識を通して、手土産一つで婚姻させられそうになる罠