ドラクエ9☆天使ツアーズ

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竹馬の友

2019年01月19日 | ツアーズ らくがき

サリス 「参ったよー前期より成績下がっちゃったよ」

リオルド 「おいおい成績下がったくらいでしけんなよ、ほら話題の歌姫のチケット」

「取っておいてやったぜ?(親の権力で)」

 

 

 

 

            

二人の学生時代

成績下がって落ち込むサリスと慰めるリオルド

なんの解決にもなってないけど(むしろ成績下がってる人を遊びに誘うとか鬼畜)

サリスは「まあリオルドなりに励ましてくれてるんだし」で気持ちが浮上できるキャラです

二人で歌姫のコンサートで盛り上がり気分も一新、さーバリバリ勉強頑張るぞー!ってなるサリスを見て

リオルドも「よし俺は良いことをしたぞ」ってなるので二人の関係はずっとこれで保たれてます

 

そんな二人の仲良し設定

キャラとは関係ないところで仲良しすぎてめっちゃ困ってるのが二人の名前

最初リオルドはオードリーって名前でした

意味なんかない、ただちょろっと顔を描いた時に

「この顔はなんとなくオードリーって感じ」と思ってから彼の名前は私の中で

何の意味もなく暫定オードリーだったのですが

サリスの名前を決める時に、「サリスはおっとりさんだからオットリーで良いや」と

これまたテキトー命名でイメージ固めた後に

「やばい、オットリーとオードリーちょっと名前被ってない?」って焦る

オットリーはもう変更できないので、仕方なくオードリーからリオルドに苦し紛れの改変

「よしよし、なんとか類似を免れた」とその時は思っていました

そこからリオルドの公名称をオルドニーに繋げ

(ここの家は代々の当主から名前の響きを護符的に引き継いでいくみたいな設定誕生)

どっしり構える家風をイメージして、スワロウ家にしとこうか、みたいな…

やっぱり適当命名でフルネーム完成

 

ところが

 

今、この二人のフルネームを連ねてみれば

スワルツ・サリス・オットリー

オルドニー・リオルド・スワロウ

…に成るではありませんか!!(ありませんか、って言われても)

 

オットリーとオルドニーで微妙に被ってるし!スワルツとスワロウで絶妙な被り方してるし!!

こいつら親戚かなんかなのかよ?!全体的に妙なちょい被り名になってますけど?!!??

我ながらどこをどうすれば被りを回避した名前を考えた挙句、上も下もかぶるのか?と

360度首を傾げても明快な正解にはたどり着けないのが遺憾の意です

(もう現在被ったのをどうこうする気力がないので、頭悪いんだな、って流しちゃってください…)

 

さて、それはまあ置いておいて

 

4コマの方では、何が何でも従者は欲しくない頑なミカを

なんとか侯爵家の跡取りとしての軌道に乗せるために「従者を育てるってなんだろな?」

な話を挟みました

オチがなかったので強引に師匠に締めてもらいました

(あーこう言うとき師匠のありがたみを感じるわー師匠が要るってこういう所だわー)

 

サリスも従者を育てる利点の話は一通りミカにしているはずなんですが

「これは何て説得すれば良いのかなあ」なんて困っていたように

頑ななミカに対応できていません

この点では目の前のことに気を取られるミカの習性をよく知っているヒロの方が上手です

 

ミカの興味をひく事柄を例えに、数字という明確な素材を使って理解させるのはお手の物

そんなヒロは「長いものには巻かれろ」派なので、

「偉い人が言ってるんなら、育てた方がミカのためになるんじゃね?」ってことで

従者を育ててみるように、とミカを強力後押し

一応やってみて自分には合わないってわかれば方向転換すれば良いだろうし、てとこです

押したことで自分たちの未来がどうなるか、というところまではまだまだ把握できません

 

サリスにとっては、こんな所でヒロに借りを作ったとは思いもよらないでしょうけども

ミカとしては、ちょっと間抜けたサリスを目の前にして「使えなさそう」って思ってるわけで

サリスが一発でミカの従者に内定するチャンスがあったとすれば

SS君の糸、で夜会の挨拶回りで颯爽と振舞っていた時だったのでしょう

夜会の賓客にミカがサリスと挨拶回りをして、サリスが夜会の振る舞いをミカを指導する一幕

あの時に「ほら俺がいたら便利ですよ従者にどうですか」って言っていればミカも

「おう」って素直に前向きに検討したはずなんですが…

まああの場面で「従者にしてください」と潔く自分の運命を転換できるような人物だったなら

とっくにどこぞの主人の従者としてバリバリ活躍していたわけで…

全てのピースが綺麗に揃わずなかなか完成しないパズルのような運命を負っているサリスです

 

私はこのサリスの運命をとにかく軌道に乗せたくてミカのスピンオフネタが続いてるんだなと

最近気がつきまして

(それまではミカ、もしくは貴族生活に萌えてるんだと思ってた)

 

サリスは貴族側からのミカ大賛辞状態を突っ込むキャラが必要だな、と思って作った

ただそれだけのキャラです

(ミカは優秀そうに見えるだけで実は違う、というのをバラすのはウイたちの役目ですが

侯爵家に入ってしまうとウイたちが手出しできない部分も多々あるので)

それが実際話の中に入ってきてみれば全然違う役割を持ったキャラが生まれてしまいました

 

共感性が豊かで、他人に感情移入しやすく、思い込みが激しいようです

ミカが一人でフラフラしているのは「他人が身近にいるのがうざいから嫌」という

全く持って本人の希望なのにも関わらず

サリスは「自分だったら寂しくて死んじゃうかも!そんな状況のミカヅキ様かわいそう!!」

と勝手に盛り上がり、勝手に使命感を燃やし、勝手に忠誠を誓ってくれる始末

 

そういえば、ミカのお爺さんとの会話をカットしたことで

「お前なんで俺がただの一人も従者がいないと思ってるんだよ」

「侯爵家がそれなりの人物山ほど押し付けてくるに決まってんだろ」

とミカに指摘されて、

「ああー!そういやそうだ!なんで俺しか従者になれないって思ってたんだろう!!」

って羞恥でのたうち回るネタも消えてしまいましたが

サリスはそんな感じのキャラです

 

まあミカにとっては、そばに置いておけば勝手に心酔してくれるお手軽さんとして重宝しそうではありますが

このサリスというキャラの行く末を定めないと落ち着けない、とどこかで思っていたのでしょうか

今脳内劇場ではサリスは長年の恋人と所帯を持ちマイホームを建てたところです

ここで、お貴族様物語が止まってます

何にも新しい話が出てきません

ミカの問題は何一つ進展していないのですが、サリスが幸せの軌道に乗ったからまあ良いや、みたいな落ち着きぶりを考えると

 

私、ミカのことはどうでも良かったみたいです

(まあミカはウイたちが付いているのでどうにでもなる、っていうのもあるんですけど)

 

こうなってくると竹馬の友のリオルドの方

彼が本格的に絡んできたらまたもや、脳内でお貴族様物語が再開してしまうのだろうか?!と言うのが

最近の悩みどころ

 

リオルドはものすごく捻くれているのでちょっと近寄りがたい上に

幸せの軌道に乗せてやるのが非常に困難そうなのがせめてもの救いか…

(多分、彼はツアーズ世界のはるか遠くの方にいてくれると思う手に負えない感)

 

リオルドのこの難解そうな人生を考えて、彼が親友に選ぶなら多分こんな背景の人物だろう、

と言うイメージでサリスは侯爵家の次男にしました

同じ侯爵家同士分かり合えるところもあり、後継する者と後継できない者という相反する部分もあり

つかず離れずの良い距離感ならこんなところだろう、と想像した結果なんですが

ミカの従者としてのサリスは、もう一つ下の伯爵あたりが扱いやすかったな、と後悔中

しかし伯爵クラスだとリオルドが心を開いてくれそうにないんだよな、と葛藤中

 

お貴族様物語、意外にもモブ顔のサリスがめっちゃ鍵なことに驚きつつも

そうやすやすと収まるところに収まらないのが、今回の押しかけ従者

 

後半戦、旅の珍道中は短めです

もう少し、サリスのジタバタにお付き合いください


天使御一行様

 

愁(ウレイ)
…愛称はウイ

天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。
旅の目的は、天界の救出でも女神の果実集めでもなく
ただひたすら!お師匠様探し!

魔法使い
得意技は
バックダンサー呼び

 

緋色(ヒイロ)
…愛称はヒロ

身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。
究極に節約し、どんな小銭も見逃さない筋金入りの貧乏。
旅の目的は、腕試しでも名声上げでもなく、金稼ぎ。

武闘家
得意技は
ゴッドスマッシュ

 

三日月
(ミカヅキ)
…愛称はミカ

金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。
各方面で人間関係を破綻させる俺様ぶりに半勘当状態。
旅の目的は、冒険でも宝の地図でもなく、人格修行。

戦士
得意技は
ギガスラッシュ

 

美桜(ミオウ)
…愛称はミオ

冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。
臆病・内向・繊細、の3拍子揃った取扱注意物件。
旅の目的は、観光でも自分探しでもなく、まず世間慣れ。

僧侶
得意技は
オオカミアタック