ミカ 「先生の攻略法は『美しい』だ!大体これでいける!覚えておけ!」
ヒロ (そう言われても、俺に『美しい』がどうにかできるとは思えないんだけど…)
もうこの『美しい』のためだけにこのハッデハデな衣装を選んできたんだぜ!なミカ
策が大成功
(ミカはとにかく指導の厳しいのを知ってるのでヒロを預けてはいどうぞ、にはしたくない一念)
衣装だけでなく、部屋の配置も執事さんと念入りに打ち合わせ
先生側にゴージャスな花、背景に高級な装飾、レネーゼの家紋を背負わせる事で威厳度をアップ
で先生に「重厚な雰囲気の席ですよ」「最高に敬ってますよ」っていう高みを与えておいて
ミカには窓からの光が当たるように先生が窓側、ミカが壁側
壁にはレネーゼの情景画を配置してミカが領民を背負っている印象操作
加えてミカの方にはゴージャスさを抑え気味の柔らかい雰囲気に仕立てた生け花
並んで座らせているため格を落とさないといけないのでヒロの方には野性味溢れる仕立ての生け花
先生に威圧感を与えないように視覚を相殺しつつヒロは友人だけどあくまでも下の下の下っていう
念入りな場のセッティングはこの館の執事さんの手腕ですが
それがわからないヒロには何のこっちゃ?!です