対外交執務室専属書記官、ヤン・ナルナー氏
(ちょっと体が…ていうか下半身がバランス狂ってますがそこは見て見ぬふり推奨…)
漫画の方では描きにくいあまり、何度も挫折しかけ、早々に退場させたかった人ですが
設定はこれまた無駄に作ってます
商人の家系で、そこそこの大店を代々受け継いできています
祖父の時代に大きな天災に見舞われ、そこで町のひとたちのために財産を惜しみなくなげうって、
王宮からの支援よりも早く救済に当たり、その功績を王から認められて
「男爵」の爵位をもらった実績があります
しかし、そこそこの財産があるとはいえ、ヤンさんの祖父も根っからの民間人ですから、
唐突に貴族社会に放り込まれて右も左もわからず、残念なことに己を見失って、
転落していきます
その祖父を助け、なんとか生活をたてなおしたのが、ヤンさんの父です
父の苦労を幼少から見ていたヤンさんは、爵位を返上したいと思っているのですが
ヤンさんの父は祖父の偉大さ(町を救出した功労者の証)として、それを手放せずにいます
父の心情もわかるだけに強く言えずにいますが、ヤンさん個人としては自身を「男爵」として
周囲に名乗ることを、断固拒否している状態です
そんなヤンさんを拾ったのが、アルコーネ公爵
民間出として王宮の書庫に採用されて、地味に働いていたヤンさんと仕事上知り合い、
その「字フェチ」な性格が、非常に重宝する、と思った公爵が、対外交執務室の書記官に召し上げています
(主に、自分の秘書、のような感じで使ってるんですが)
そんなヤンさん
自分のキャラなのに、思わず「さん」づけで呼んでしまう、イタイ、ヤンさん…
あ、この場合、イタイのは私の方か…
年齢は、27~8くらい
対外交執務室はその任務の性質上、大体熟練者が集められる部署なので
大体、40~50歳、若くても30代後半、くらいの年齢層で構成されているので
ヤンさんは、異例の大抜擢になります
そのため、いつまでも年下でぺーぺーの扱いを受けていましたが
今回、ミカが入ったことによって、自分の下ができる(立場的にはミカが上なんですが)という
新人加入に、内心、悦んでいます
あと、一人っ子だったために、「弟がほしいな」と思っていたこともある少年期
この事も、ヤンさんが、ミカとの関係を、概ね「良し!」としたことにも、影響してます
いや、一番の「良し!」は、字が好み、というアレなんですけども(笑)
カタブツだけど、字体には異様な執着心をもち、日々字体の研究をこよなく愛する日々
実は私も、字フェチ、とまでは言いませんが、手書き文字の素敵な人に出会うとめろめろになります
書道展とかそういうのはあまり興味がないんですが、その人の持つ「くせ字」には
断然、鼻息が荒くなります
今までに出会った中では、二人、最高に好みの字を書く人がいました
時代が時代なら、「私と交換日記してください!」と、ノートを差し出し、告白するところです!
ネット時代に交換日記って!って感じなので、普通にメールしあう仲でしたが…
こんな味気ないデジタル文字にはなんのときめきもない!!そこはもう文通でしょうよ!
と、ネットが発達した今の時代を恨めしく思うくらいですよ
しかし、ネットが発達したおかげで、プロの仕事から素人さんの遊びまで、思う存分、
「フリーフォント」というサイトをめぐりまくって、うっとりできるのもまた、時代のおかげ!!
良いことと悪いことは、実にうまいこと釣り合ってるものです
という私自身の感覚を盛り込んだヤンさんの「字フェチ」体質ですが
いかがなものでしょうか(笑)
判りにくいかな、と思ったのでちょっと補足しときました
それから、名前にひっかかった方もいるかもしれませんが、その「ひっかかり」、正しいです
たっぷりお遊び盛り込んでます
先日やっと、皇帝ガナサダイの名前がお遊び要素なのか!!と気づいたくらい鈍い私です
(名がダサい、のアナグラムです、よね?)
まあ私自身は、そこまで器用に作りこむことができなかったので、単純に、
フォロボシータと同じくらいの容易さで作った名前です
そこそこ名前らしく聞こえて、でもよく聞くと、お遊びになっている
そんな感じで、貴族関係の名前はすべてつくってあります
勿論、ミカもです
気づいてたよ、という方には、「それでオッケイ!」と申し上げます(≧▽≦)b
↓そうそう、ヤンさんは左利き。そんな地味なところに1クリック♪