uparupapapa 日記

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「進学しても女の子はキャバクラへ」自民・赤枝氏発言

2016-04-13 04:11:04 | 日記
自民党の赤枝恒雄衆院議員(72)=比例東京=が12日、

子どもの貧困対策を推進する超党派による議員連盟の会合で、

貧困の背景について

「親に言われて仕方なく進学しても女の子はキャバクラに行く」などと述べた。

会合では支援団体の代表や児童養護施設出身の大学生が

奨学金制度の拡充を求め、それに対する質疑応答の冒頭で発言した。


要望に対し、赤枝氏は

「がっかりした。高校や大学は自分の責任で行くものだ」

という趣旨の主張をした。

その上で「とりあえず中学を卒業した子どもたちは

仕方なく親が行けってんで通信(課程)に行き、

やっぱりだめで女の子はキャバクラ行ったりとか」と話し、

望まない妊娠をして離婚し、

元夫側から養育費を受けられず貧困になると持論を展開。

義務教育について

「しっかりやれば貧困はありえないと言いたいくらい大事」と強調した。


赤枝氏は2012年に比例単独で初当選し、現在2期目。

産婦人科医で、会合終了後の取材に

「街角相談室でいろんな子どもの話を聞いてきた。

子どもが十分教育を終えるまでは国が手厚く援助しないといけないが、

高校も大学もみんなが援助するのは間違っている」と説明した。


会合では、子どもの貧困問題に取り組む公益財団法人

「あすのば」の代表らが、

大学進学を目指す学生への無利子奨学金の拡充などを要望。

児童養護施設出身の大学生も

「誰でも平等に進学できる社会を」などと訴えていた。(伊藤舞虹)


-朝日新聞デジタル 4月12日(火)20時27分配信-








≪「貧乏なのに進学した罰」 風俗で働く短大生≫



■子どもと貧困


大阪市の一等地にあるマンションの一室が、

その風俗店の待機部屋だ。

20歳前後の女性たちが試験勉強したり、

お菓子を食べたり。

予約が入ると従業員に客の特徴を聞いて、

バッグを手に部屋を出る。



短大2年の女性(20)もその一人。

高卒より上の学歴があれば、

大きな企業に就職して貧困から抜け出せるのではないかと期待して

短大へ進んだが、資金的にも精神的にも行き詰まり、

週2、3回、働いている。


嫌だったが、お金が欲しかった。

「貧乏なのに進学した罰」だと思った。


幼い頃、小さい会社を経営する両親と裕福に暮らした。

小学生のとき両親が離婚。母親と2人暮らしになり、

生活保護を受けた。

母は代わる代わる男性を家に連れ込んだ。

親をあてにできず、

高校の学費は食品会社の箱詰めなどのアルバイトで賄った。

学費の心配に目をつむって進学した。


短大の学費は年間約120万円。

入学前に必要な費用は親戚や知人に借りた。

学費の大部分は有利子の奨学金をあて、

交通費や教科書代、生活費と借金の返済は、

居酒屋のアルバイト代だけが頼りだった。


-朝日新聞デジタル-









またまた言っちゃった議員さん。


本当によくやらかすねぇ。



義務教育だけをしっかりやれば

貧困に陥る心配がないのであれば、

誰も好き好んで上の学校など目指さないだろう。


学問大好きで天才肌の人以外、

高校・大学なんて必要なくなる。




赤枝恒雄衆院議員本人は東京医科大学を卒業したらしいが、

「高校や大学は自分の責任で行くものだ」

という趣旨の主張をしたらしいが、

あなた本人は自分の責任で大学まで卒業したの?


貧困にあえぎ、身を売るような思いまでして

苦学の中、学業を修めることができた人なの?



そんなこと人に偉そうに言い放つ資格のある人間だと

自分のことを胸を張って主張できる人なの?


あなた自身は医学博士だそうですね。

相当お偉い人なのでしょう。

頭も良い人なのでしょう。

でも人間として、どうしても好きになれない。


私の好き嫌いの問題はどうでも良いが、

国の制度として学業支援をどうすべきか話し合うべき場で

そんな発言はいただけないとは思わないのか。


社会を発展させ、厳しい国際競争を勝ち抜き、

様々な分野で世界の注目と敬意を集めつつあるこの国。


それらの流れを維持・発展させるためには、

可能な限りの高等教育を受ける機会の開放こそが

マンパワー国家日本のこれからの原動力なはず。


少子化が進み、国力が衰退することが心配される今こそ

貧困の根絶と、経済を発展させる政策が求められると思う。


国力を図るバロメーターのひとつにGDPがあるが、

ひとり当たりの実質国民総生産こそが

安定した経済力のベースとなる。


ある程度の貧富の差は仕方ないかもしれないが、

‟貧”の部分を減らす努力はすべきである。


現状に於いて、

義務教育履修のみで社会を生き抜くには

この国の就業システムは厳しすぎる。


貧困家庭に育った子は、貧困の連鎖を断ち切れない現状に対し

手を差し伸べるのが本来持つべき国の政策がと思うが、

今までそれらの対策が十分だったとは言えないから

今議論されている問題が存在する。



そういうことを議論すべき場で

不適格な人が、不適格な発言をしていることに

私は深く失望している。


医学博士って言っても、

人間としては大したことないね。


こんな人でも次の選挙でまた当選するのだろう。

比例代表って良い制度だ。



貧困家庭で育ち、定時制高校しか出られなかったオヤジが一句。





勉強は 生涯続くと わかるけど






お粗末。