uparupapapa 日記

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アトピー性皮膚炎のメカニズム、理研が解明 ワセリンで予防の可能性

2016-04-27 04:46:53 | 日記
理化学研究所は4月26日、

アトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止め、

ワセリンを塗ると

発症を予防できる可能性があるとの研究成果を発表した。

新たな治療法や予防法の確立につながるという。



アトピー性皮膚炎を自然発症するマウスを作製し、

病気の原因となる遺伝子変異を調べたところ、

細胞の増殖や分化に必要なたんぱく質

「サイトカイン」を伝達する

「JAK1」分子の遺伝子配列に

突然変異が生じていることを発見した。

JAK1の異常が角質をはがす酵素

「プロテアーゼ」にも影響し、

角質による保湿効果が低下することで、

アトピー性皮膚炎を招く――というメカニズムを解明した。


こうしたマウスの表皮に、

JAK1の働きを阻害する薬剤や、

保湿効果を高めるワセリンを塗布したところ、

発症を遅延・予防できた。

発症前に皮膚バリアの破壊を防ぎ、

角質の適切な新陳代謝を促すことが

アトピーの予防につながることが分かった。


同研究チームが、

人間のアトピー患者の皮膚も調査したところ、

6人中4人が同様の遺伝子異常を起こしていた。

今後、遺伝要因だけでなく、

皮膚や免疫力、環境など、

他の複数の発症要因を分子レベル、

遺伝子レベルで検討し、

予防法や治療法確立につながる可能性があるという。



成果は、米科学雑誌「Journal of Clinical Investigation」

(電子版)に現地時間25日付で掲載された。


-ITmedia ニュース-








アトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止め

メカニズムを解明できたのなら

こんなにすばらしい事は無い。


ただし理化学研究所と云えば

STAP細胞“捏造”事件。

小保方晴子・元理化学研究所研究員にまつわる

一連の騒動は記憶に新しい。


彼女が最近、

STAP細胞の作成手順を記した

『STAP HOPE PAGE』

というタイトルのホームページ

を開設した。

また1月下旬に、2年の沈黙を破って

騒動のあらましを記した手記『あの日』

(講談社)を出版するなど、

ここにきて“寝た子を起こすような活動を始めたという。



STAP細胞の存在については

“捏造”だったのは疑いようがないみたいだが、

すべての罪が小保方氏にあるわけではないようだ。

「研究の世界も、ひと皮むけばドロドロの世界。

研究者も人の子ですから、

研究費のぶん捕りのための権謀術数、権力や名誉欲、

女性問題まで、他の世界同様、いくらでも出てきます。

小保方さんも、そうした中でうまく利用された一人で、

しかし、その研究テーマが世界中が

注目する最先端の万能細胞だったことから注目を浴び、

バッシングも凄まじかったという側面があるのは事実でしょう」

とは米イリノイ工科大学の元助教授(化学科)で、

遺伝子の構造解析などの研究をしていた、生田哲薬学博士の言。



存在が否定された以上、

毒にもクスリにもならないはずの『STAP』HPだが、

どういうわけか開設直後にサイバー攻撃を受け、

翌4月1日にはサーバーがダウン。

一切、見られなくなってしまったという。

サイバー攻撃の犯人が誰か判らないが

きな臭くなってきた。




2年前の一連の騒動の責任の所在を追及する過程で

国による理化学研究所の解体が取りざたされていたが

どうやらまだ存続しているようだ。



そんな理化学研究所の研究チームの成果を

はたして素直に信じて良いものか?


前科がある分、半信半疑になってしまうが

多数の人々が苦しみ、特効薬の開発が望まれている以上、

ここは希望を託してみるべきだろう。



以前アトピー性皮膚炎については

ステロイド(副腎皮質ホルモン剤)との因果関係や

副作用が疑われるなど、

話題性に事欠かないが、

アトピー性皮膚炎の研究の取り組みと

注目度は患者さんの多さからも注目の的であった。



罹患された皆さんの中には、

多分一生治らないのでは?

と諦めの境地にいた人も多かったハズ。



発症のメカニズムが解明されれば

薬の開発も急ピッチで進み、

病気の苦しみから解放される日も近いと

大いに希望が持てるだろう。


今回メカニズムを解明した研究チームは

STAP細胞チームとは違う部署なのかもしれないが

ここは理化学研究所全体の汚名返上となってほしい。



私自身はアトピーではないが

金属アレルギーという症状に悩んでいる。

皮膚に金属を触れさせない限り

ただれたりすることはないが、

皮膚疾患の話題に関しては

どうしても敏感に反応してしまう。



今回の発表を受けて、

一日も早い特効薬の開発が望まれる。

研究者の皆さんの一層の奮起を期待して

心から応援したい。




アトピーとは別物で、

金属アレルギーとも違った、

一向に治らない皮膚炎に

悩まされたことのあるオヤジが一句。





陰謀は この際止めて 仕事して





お粗末。