アメリカのオバマ大統領が、
5月のG7、伊勢志摩サミットが閉幕する5月27日に、
広島を訪問する方針を固めたことがわかった。
アメリカ政府関係者は、FNNの取材に対して、
オバマ大統領の広島訪問が実現する見通しになったとして、
伊勢志摩サミットが閉幕した直後に、
アメリカ軍の岩国基地を経由して、
空路で広島入りする日程で、
最終調整していることを明らかにした。
オバマ大統領は、平和記念公園訪問に加えて、
2009年のプラハでの演説の流れを受け継いだ演説を行うものとみられる。
この背景は、4月のケリー国務長官の広島訪問に、
アメリカ国内で大きな批判が出なかったことなどが挙げられ、
総合的に判断したものとみられているという。.
-フジテレビ系(FNN) 4月23日(土)1時32分配信-
今年は歴史年表にのるような
大きなステップを迎えることとなったようだ。
オバマ大統領は就任してすぐ
ノーベル平和賞を受賞し、
まだ何の実績も無いのに
時期尚早ではないのかとの批判もあった。
だが任期終盤にきて
その本領を発揮することになりそうだ。
ブッシュ前大統領はイラク戦争の後始末に失敗し、
オバマがその尻拭いをする形となったが
もう時は遅し。
シリア内乱に登場した第3の勢力『IS』は
崩壊したイラクの旧政権
フセイン元大統領を支えていたいたバース党の残党が
現在の『IS』を支えている。
その『IS』の存在が問題を複雑化し
周辺国やアメリカなどの介入を難しくしている。
更にそんな出口の見えないシリア内戦が
大量の難民を生み、
ヨーロッパへの大量流入を生み、
フランス、ベルギーのテロにも関係するなど、
アメリカ発の作戦失敗が招いた影響は計り知れない。
そもそも歴史をさかのぼれば
『IS』の母体を生んだのは
アフガニスタンにおけるアメリカの作戦と
戦後処理の失敗が原因。
更にさかのぼれば、
中東における反米感情を生んだきっかけは
パーレビ国王失脚のイラン革命。
そこでもアメリカの失敗が起因している。
つまり現在の混迷は
ほぼすべてアメリカに起因しているのだ。
しかも第二次大戦後から続くソ連・ロシアとの確執。
今でもウクライナ問題における
プーチンの野望を食い止める術を見いだせないアメリカは
更に混迷の度を深めている。
ハッキリ言って
今のアメリカは袋小路に迷い込んでいるのだ。
ここまで権威失墜を招いた責任の尻拭いを
すべて負わされた形のオバマ大統領だった。
多分大統領執務室での彼は
いつも忸怩(じくじ)たる思いだったことだろう。
そんな大統領の花道を飾る
平和への取り組みの姿勢の象徴が
広島訪問という位置づけになる。
彼は広島を訪問し、そこでアメリカ大統領として
全世界に平和声明を発信することが
冒頭で述べた歴史年表にのる実績となるのだ。
彼はノーベル平和賞がふさわしい人物だった。
後世の人々からそう評価されるだろう。
動機の是非はともかく、
彼の広島訪問と、その後発せられる声明は
終戦後の日本の悲願である核廃絶への思いを
強力に後押しすることになるだろう。
もちろん現時点で核廃絶など
実現すると本気で思う人はほとんどいない。
でも主張し、行動することに意義がある。
憲法前文で掲げた平和を希求する立場に於いて
名誉ある地位を得るための努力が
認められた最初の瞬間となるだろう。
広島声明における彼の演説が
リンカーンの演説を凌ぐ歴史的な名演説になることを
心から願う。
だがその後の道のりは
気が遠くなるほど遠い。
私が生きている間に
その次のステップを目撃・体験したいものだ。
子供の頃から戦争の爪痕が色濃く残る中育ち、
良くも悪しくも、
アメリカが特別な存在だと思っていたオヤジが一句。
チョンボして 平気な顔で いた国よ
お粗末。
5月のG7、伊勢志摩サミットが閉幕する5月27日に、
広島を訪問する方針を固めたことがわかった。
アメリカ政府関係者は、FNNの取材に対して、
オバマ大統領の広島訪問が実現する見通しになったとして、
伊勢志摩サミットが閉幕した直後に、
アメリカ軍の岩国基地を経由して、
空路で広島入りする日程で、
最終調整していることを明らかにした。
オバマ大統領は、平和記念公園訪問に加えて、
2009年のプラハでの演説の流れを受け継いだ演説を行うものとみられる。
この背景は、4月のケリー国務長官の広島訪問に、
アメリカ国内で大きな批判が出なかったことなどが挙げられ、
総合的に判断したものとみられているという。.
-フジテレビ系(FNN) 4月23日(土)1時32分配信-
今年は歴史年表にのるような
大きなステップを迎えることとなったようだ。
オバマ大統領は就任してすぐ
ノーベル平和賞を受賞し、
まだ何の実績も無いのに
時期尚早ではないのかとの批判もあった。
だが任期終盤にきて
その本領を発揮することになりそうだ。
ブッシュ前大統領はイラク戦争の後始末に失敗し、
オバマがその尻拭いをする形となったが
もう時は遅し。
シリア内乱に登場した第3の勢力『IS』は
崩壊したイラクの旧政権
フセイン元大統領を支えていたいたバース党の残党が
現在の『IS』を支えている。
その『IS』の存在が問題を複雑化し
周辺国やアメリカなどの介入を難しくしている。
更にそんな出口の見えないシリア内戦が
大量の難民を生み、
ヨーロッパへの大量流入を生み、
フランス、ベルギーのテロにも関係するなど、
アメリカ発の作戦失敗が招いた影響は計り知れない。
そもそも歴史をさかのぼれば
『IS』の母体を生んだのは
アフガニスタンにおけるアメリカの作戦と
戦後処理の失敗が原因。
更にさかのぼれば、
中東における反米感情を生んだきっかけは
パーレビ国王失脚のイラン革命。
そこでもアメリカの失敗が起因している。
つまり現在の混迷は
ほぼすべてアメリカに起因しているのだ。
しかも第二次大戦後から続くソ連・ロシアとの確執。
今でもウクライナ問題における
プーチンの野望を食い止める術を見いだせないアメリカは
更に混迷の度を深めている。
ハッキリ言って
今のアメリカは袋小路に迷い込んでいるのだ。
ここまで権威失墜を招いた責任の尻拭いを
すべて負わされた形のオバマ大統領だった。
多分大統領執務室での彼は
いつも忸怩(じくじ)たる思いだったことだろう。
そんな大統領の花道を飾る
平和への取り組みの姿勢の象徴が
広島訪問という位置づけになる。
彼は広島を訪問し、そこでアメリカ大統領として
全世界に平和声明を発信することが
冒頭で述べた歴史年表にのる実績となるのだ。
彼はノーベル平和賞がふさわしい人物だった。
後世の人々からそう評価されるだろう。
動機の是非はともかく、
彼の広島訪問と、その後発せられる声明は
終戦後の日本の悲願である核廃絶への思いを
強力に後押しすることになるだろう。
もちろん現時点で核廃絶など
実現すると本気で思う人はほとんどいない。
でも主張し、行動することに意義がある。
憲法前文で掲げた平和を希求する立場に於いて
名誉ある地位を得るための努力が
認められた最初の瞬間となるだろう。
広島声明における彼の演説が
リンカーンの演説を凌ぐ歴史的な名演説になることを
心から願う。
だがその後の道のりは
気が遠くなるほど遠い。
私が生きている間に
その次のステップを目撃・体験したいものだ。
子供の頃から戦争の爪痕が色濃く残る中育ち、
良くも悪しくも、
アメリカが特別な存在だと思っていたオヤジが一句。
チョンボして 平気な顔で いた国よ
お粗末。