uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


維新・足立氏が「アホ」発言 衆院総務委で民進党に

2016-04-25 04:50:19 | 日記
おおさか維新の会の足立康史衆院議員は

21日の衆院総務委員会で、民進党に対し、

「アホ」「ふざけるなよ、お前ら」などと発言した。

遠山清彦委員長(公明党)は発言を問題視し、

職権ですぐに削除した。

足立氏は今国会で2度、

不適切発言を理由に民進党などから懲罰動議を出されている。


行政機関の持つ個人情報の活用法案などの審議中の発言。

熊本県などでの地震をめぐる

松本文明・内閣府副大臣の対応の是非をただした民進党の議員を

「アホだと思いますね」、別の民進党議員についても

「国会議員にもとる」と述べた。

一連の発言を取り消されると

「地元の票もだいぶ減っている。

次(の選挙)は難しい。言いたいことだけ言っておきたい」と語った。

衆院事務局によると、委員長職権によるその場での発言取り消しは、

1991年の衆院予算委における浜田幸一衆院議員(当時)の発言以来。

足立氏は2月の衆院予算委員会の中央公聴会で、

公述人の有識者に「売名行為」と発言。

今月7日の衆院総務委でも「民進党ってアホ」と述べた。


-朝日新聞デジタル 4月22日(金)1時27分配信-







≪熊本地震の対策本部長降ろされた 

暴言報道の松本文明副大臣はどんな人?≫


熊本地震の現地対策本部長を降ろされた

松本文明・内閣府副大臣。

被災自治体の職員に暴言を繰り返し、

復興支援に支障をきたしていたことが原因との報道もある。

一体、どういう人物なのか。


松本副大臣は、4月14日の地震発生後に熊本入りし、

対策本部長として政府と被災地との連絡調整役を担っていた。

2度の震度7、

一時は10万人を超える避難者を支える重要任務だったが、

その責任を果たしていないとの批判があった。


西日本新聞は21日、こう報じた。

「松本氏は食事におにぎりが配られたときに

『こんな食事じゃ戦はできない』と不満を口にした。

避難所への支援物資配布を巡って

『物資は十分に持ってきている。

被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。

政府に文句は言うな』と、

地元の自治体職員に声を荒らげたこともあったという」



朝日新聞も21日、こう報じた。

「松本氏は、16日の『本震』の後、

政府と県を結ぶテレビ会議で河野氏に

『食べるものがない。これでは戦えない。

近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい』と要請。

河野氏が手配し、

熊本県関係の議員4人の事務所からおにぎりが届けられたという。

本来は県側の要請と政府の対応を調整する場であるテレビ会議を使って、

自身への差し入れを求めたことは批判を招きそうだ」


松本副大臣は21日午前9時から開かれた総務委員会で、

「大変申し訳ない思いも一方であります」と陳謝。

その上で、こう弁解した。

「現地対策本部長として、私の部屋の中で、

懸命に夜を徹して働いている人たちの健康管理も責任の一つだ」




西日本新聞は交代理由について、

「体力面を考慮した」(菅義偉官房長官)、

「交代は予定通り」(河野太郎防災担当相)という声を掲載した上で

「事実上の更迭との指摘がある」と報じている。
.

陳謝後もFacebookで「また現地に行きます」宣言

松本副大臣は21日午後4時38分、自身のFacebookを更新している。

「私の真意ではない報道が一人歩きしているようですが、

私の願いは一つ、一日も早い復興です。

またこちらでの仕事がすみましたら、また現地に行きます」


-後略-








まるで躾の行き届かない小学生を見ているようだ。



おおさか維新の会の足立康史衆院議員が

どれだけ偉く賢いのか分からないが

少なくとも国権の最高機関である議会での発言としては

あまりに稚拙すぎる。


おおさか維新の会を立ち上げ、今は政界を引退している

橋下弁護士も、

他人を攻撃するときの発言は下品を極めていたが、

さすがに同じ穴のムジナだ。


議会は選挙で選ばれた有権者の代表が

政策について討論する場。


対立する意見への批判や欠点の指摘は

常識と良識の範囲内でやむを得ないと思うが、

極めて稚拙で感情的で、

悪意と憎悪を感じるような発言は

明らかに不適切であり、

その発言に対する注意勧告を

無視するかのように繰り返すのは、

懲罰の対象と考えて良いのではないか?



民進党議員が本当に

「アホ」で「ふざけて」「国会議員にもとる」

のかどうかは問題ではない。


常識のある大人の発言とは到底云い難いのだ。





おおさか維新の会の足立康史衆院議員の

問題発言のきっかけとなった、

熊本地震の現地対策本部長を降ろされた

松本文明・内閣府副大臣も相当だ。


食事におにぎりが配られたときに

『こんな食事じゃ戦はできない』と不満を口にしたり、

避難所への支援物資配布を巡って

『物資は十分に持ってきている。

被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。

政府に文句は言うな』と、

地元の自治体職員に声を荒らげたこともあったという」

とか

『食べるものがない。これでは戦えない。

近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい』

と要請するとか・・・・。



ボランティアで集まる一般の人たちは

自己完結の準備を整えた上で現地入りしている。

その意識の差は歴然であり

一体何のための現地入りか?


「政府に文句は言うな」と云うのであれば

あなたは何をしにきたの?

被災した地元の人たちや

そこで踏ん張る自治体職員などの要望を聞き入れ

支援するためではなかったの?




全国から集まる支援物資。

それらを仕分けする職員が不足しているため

物資の配分が避難所によって偏りがあったり、

仕分けできず滞ったりしている現状。


ボランティアの人たちの救援により

何とか維持しようとしているが、

本来あんたが全国の自治体職員などの応援を募り

派遣し、若しくは引き連れてくるのが仕事でしょう。



手ぶらでやってきておきながら、

被災地で食べ物をくれと要求するなんて

更迭されるのは当然であり

その行動は非難されるべきである。



「また現地に行きます」宣言をしているようだが

地元の人たちはどう思っている?

そんな人でも来てほしいと思っているのだろうか?


私なら二度と来てほしくないと思うだろう。



またまたこの日記で国会議員批判をしてしまい

自分でもウンザリしているオヤジが一句。





議員さん アホでもできる 仕事なの?





お粗末。


















走行試験せず、机上データ提出…三菱自燃費偽装

2016-04-24 04:17:45 | 日記
三菱自動車が軽自動車の燃費を偽装していた問題で、

同社が実際に車を走らせて空気抵抗などのデータを測定せず、

机上の計算だけで数値を算出していた事例があったことが、

23日わかった。


国土交通省はこうした事実を問題視しており、

詳しい事実関係を調べている。


自動車メーカーは新型車の発売後、

車体のデザインや内装を小幅に変更する

「マイナーチェンジ」を行うことが多い。


本来はこうした場合でも、

車両の重さが変わるようなケースでは、

実際に車を走らせる走行試験を行って

空気抵抗やタイヤにかかる負荷など

「走行抵抗」のデータを測定し、

検査機関に提出する必要がある。


走行抵抗は燃費を算出するのに必要なデータで、

抵抗が小さいほど、燃費は良くなる。


-読売新聞 4月23日(土)17時4分配信-









≪独運輸相、日産とスズキも問題視…排ガス装置≫


【ベルリン=井口馨】ドイツのドブリント運輸相が22日、

フォルクスワーゲン(VW)やメルセデス・ベンツなど

独5社の計63万台について欧州でリコール

(回収・無償修理)が必要となるとの見解を示した際、

排ガスの排出装置に問題があった自動車メーカーとして、

日産自動車とスズキの社名を挙げていたことが

独メディアの報道でわかった。


独公共放送ZDF(電子版)などによると、

ドブリント氏は、

韓国の現代自動車や英国のジャガーなどの名も挙げたという。



-読売新聞 - 2016年4月23日-








日本の自動車メーカーへの信頼が

大きく傷つく報道が相次いでいる。



今回の三菱自動車の燃費偽装は

2000年、2004年に

悪質なリコール隠しを引き起こし

信頼を大きく失墜させ

顧客離れを引き起こし、

経営危機に陥ったことにさかのぼる。

2004年の再犯の際、

提携先の独ダイムラークライスラーが手を引き

再度経営危機に陥ったが、

JPモルガンが2000億円の資本を投入、

再生支援を行なった。

その後三菱グループからの支援もあり

地道に業績を回復してきたが

今回企業再生を断念せざるを得ないほどの

信頼失墜事件をやらかしてしまった。



2004年の際、事業再生委員会を立ち上げ

徹底的にコンプライアンスの徹底を進めたが、

不正を産む企業体質を変えるまでには至らなかったようだ。



ここで私が気に入らないのは、

三菱自動車の実質的なトップである

益子会長兼CEOが出てこないで

代わりに相川哲郎社長兼COOが矢面に立っていること。


益子会長兼CEOは05年の社長就任から10年以上、

同社のトップを務めてきた人物(三菱商事出身)である。


今回の隠ぺいの対象車は、益子社長時代からも含まれており、

責任からの逃避と、会社の隠蔽・保守性が

色濃く残っていることを示している




あんたもトップなら、責任の取り方ぐらい

しっかり示せよ!と云いたい。





今回の一連の報道が残した影響は

三菱自動車一企業のみに非ず、

日本の自動車業界、いや製造業全体の信頼を

大きく傷つける結果となる。

なぜなら、三菱自動車はこれで前科3犯になり

度重なる懲りないそのいい加減体質が

国際社会を呆れさせ、

「何~んだ、日本も実は大したこと無いな」

という感想を蔓延させ、

日本の企業に対する評価を下げる結果となるからだ。




ドイツにおける日産・ススキの排気ガス規制問題も

当然それに追い打ちをかけるハズだ。




私の予想が当たるとはもちろん断言できないが、

三菱自動車の将来は、

もうそのブランド名を残すことはできないだろうと思う。

でも、その技術力とノウハウを消滅させるのは

あまりに勿体ないので、

世界のどこかの企業(もしかして中国?)が買収し、

徹底的に企業改革を行ったうえ存続させるかも?



でもその時のブランド名は・・・・。




熊本の大地震と時を同じくして明るみに出たこのニュース。

熊本が製造していた自動車部品が、

今回の燃費偽装とは全く無関係だが

熊本大地震による生産ラインへの甚大な被害により、

世界の自動車生産に大きな影響を及ぼす事態となった事実が

悲しく重なってくる。



去年、東京に移り住み、

道路を行き交う車の流れを見ていて

三菱製の自動車のあまりの少なさに

門外漢ながら、心配までしてしまっていたオヤジが一句。




ターボ車が 元気な頃が 懐かしい
  
(80年代の三菱のターボラインナップはカッコ良かった)





お粗末。





































米・オバマ大統領、5月27日に広島を訪問する方針固める

2016-04-23 04:41:33 | 日記
アメリカのオバマ大統領が、

5月のG7、伊勢志摩サミットが閉幕する5月27日に、

広島を訪問する方針を固めたことがわかった。


アメリカ政府関係者は、FNNの取材に対して、

オバマ大統領の広島訪問が実現する見通しになったとして、

伊勢志摩サミットが閉幕した直後に、

アメリカ軍の岩国基地を経由して、

空路で広島入りする日程で、

最終調整していることを明らかにした。


オバマ大統領は、平和記念公園訪問に加えて、

2009年のプラハでの演説の流れを受け継いだ演説を行うものとみられる。



この背景は、4月のケリー国務長官の広島訪問に、

アメリカ国内で大きな批判が出なかったことなどが挙げられ、

総合的に判断したものとみられているという。.


-フジテレビ系(FNN) 4月23日(土)1時32分配信-








今年は歴史年表にのるような

大きなステップを迎えることとなったようだ。


オバマ大統領は就任してすぐ

ノーベル平和賞を受賞し、

まだ何の実績も無いのに

時期尚早ではないのかとの批判もあった。


だが任期終盤にきて

その本領を発揮することになりそうだ。




ブッシュ前大統領はイラク戦争の後始末に失敗し、

オバマがその尻拭いをする形となったが

もう時は遅し。


シリア内乱に登場した第3の勢力『IS』は

崩壊したイラクの旧政権

フセイン元大統領を支えていたいたバース党の残党が

現在の『IS』を支えている。




その『IS』の存在が問題を複雑化し

周辺国やアメリカなどの介入を難しくしている。



更にそんな出口の見えないシリア内戦が

大量の難民を生み、

ヨーロッパへの大量流入を生み、

フランス、ベルギーのテロにも関係するなど、

アメリカ発の作戦失敗が招いた影響は計り知れない。


そもそも歴史をさかのぼれば

『IS』の母体を生んだのは

アフガニスタンにおけるアメリカの作戦と

戦後処理の失敗が原因。


更にさかのぼれば、

中東における反米感情を生んだきっかけは

パーレビ国王失脚のイラン革命。

そこでもアメリカの失敗が起因している。



つまり現在の混迷は

ほぼすべてアメリカに起因しているのだ。



しかも第二次大戦後から続くソ連・ロシアとの確執。


今でもウクライナ問題における

プーチンの野望を食い止める術を見いだせないアメリカは

更に混迷の度を深めている。




ハッキリ言って

今のアメリカは袋小路に迷い込んでいるのだ。


ここまで権威失墜を招いた責任の尻拭いを

すべて負わされた形のオバマ大統領だった。


多分大統領執務室での彼は

いつも忸怩(じくじ)たる思いだったことだろう。


そんな大統領の花道を飾る

平和への取り組みの姿勢の象徴が

広島訪問という位置づけになる。


彼は広島を訪問し、そこでアメリカ大統領として

全世界に平和声明を発信することが

冒頭で述べた歴史年表にのる実績となるのだ。



彼はノーベル平和賞がふさわしい人物だった。


後世の人々からそう評価されるだろう。




動機の是非はともかく、

彼の広島訪問と、その後発せられる声明は

終戦後の日本の悲願である核廃絶への思いを

強力に後押しすることになるだろう。




もちろん現時点で核廃絶など

実現すると本気で思う人はほとんどいない。


でも主張し、行動することに意義がある。


憲法前文で掲げた平和を希求する立場に於いて

名誉ある地位を得るための努力が

認められた最初の瞬間となるだろう。



広島声明における彼の演説が

リンカーンの演説を凌ぐ歴史的な名演説になることを

心から願う。



だがその後の道のりは

気が遠くなるほど遠い。



私が生きている間に

その次のステップを目撃・体験したいものだ。



子供の頃から戦争の爪痕が色濃く残る中育ち、

良くも悪しくも、

アメリカが特別な存在だと思っていたオヤジが一句。





チョンボして 平気な顔で  いた国よ





お粗末。

















活断層と原発 広がる震源域、不安増す

2016-04-22 04:25:39 | 日記

【川内原発で規制委「問題ない」】

熊本の地震を引き起こした活断層を巡り、

原子力規制委員会は18日、

全国で唯一稼働中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)は

「安全上の問題はない」として、停止は不要との考えを示した。

7月下旬の再稼働が予定される

四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の近くにも活断層があり、

住民の不安が広がっている。



■活発化懸念


14日以降の一連の地震を引き起こしたとされるのは

「布田川(ふたがわ)断層帯」「日奈久(ひなぐ)断層帯」。

14日夜の前震では

震度7、マグニチュード(M)6・5、

16日未明の本震では震度6強(M7・3)が観測された。

断層帯の北東部に加えて、

川内原発に近づく南西部の活発化が懸念されている。


川内1、2号機は2014年9月に新規制基準の審査に合格したが、

審査で断層帯について議論済みだ。

九電は二つの断層帯が

全域の長さ92・7キロにわたって一度に動き、

M8・1になるとの想定で川内原発への影響を評価したところ、

原発での最大加速度は150ガル程度にとどまった。

震源の直上から敷地への距離が約90キロと遠いためだ。


九電は、直下に未知の震源があることも想定し

基準地震動(耐震設計で目安とする揺れの想定)を

最大加速度620ガルと設定しており、

規制委は施設への影響はないとしている。



■中央構造線


一方、今回の地震では大分県側にも震源域が広がったことで

新たな懸念が生まれている。

「別府-万年山(はねやま)断層帯」と、

その延長線上に位置する「中央構造線断層帯」だ。


中央構造線は四国の北部を通り

近畿地方まで延びる長大な活断層で、

伊方3号機の審査で最大の焦点となった。

四国電は当初、基準地震動を570ガルと設定していたが、

別府-万年山と中央構造線が

計480キロにわたって連動するとの想定を加えて

最大650ガルに引き上げた。

愛媛県がさらに対策を求めたため、

四国電は施設がおおむね千ガルにも耐えられるよう工事をした。

田中俊一委員長は

「中央構造線は審査で十分検討した」としている。


ただ伊方原発は南海トラフ巨大地震の震源域にある。

広島の被爆者を中心とする約65人は今年3月、

地震や津波による被害が強く懸念されるとして、

伊方原発の運転差し止めを求め広島地裁に提訴。

同時に差し止めの仮処分も申請しており、

地裁の判断が注目される。



原告団長で被爆者の堀江壮さん(75)は

原発事故への不安を口にする人が増えたとして

「原爆も原発事故も同じ放射線の被害者を出した。

四国電は再稼働を絶対にやめてほしい。

政府も国民の不安を取り除くために

賢明な判断をしてほしい」と訴えた。【共同】


-佐賀新聞LiVE2016年04月19日 16時16分-







私は原発稼働の是非については

ずっと否定的な意見を有していた。


しかしここで

すべての原発を廃止せよとまでは言及するつもりはない。


勿論すべて廃止すべきとの考えを変えるつもりはないが

ここで発したいのは原発の是非ではなく、

川内原発と伊方原発の存在する場所が問題で、

緊急性のある危険を回避せよと云いたいのだ。






≪「震源、じわじわと東に」 別の活断層に影響の可能性≫


今後の地震活動について、専門家は

さらに別の活断層が動く可能性を指摘する。

九州を東西に横断する別府・島原地溝帯沿いには

多数の活断層が存在し、

四国や紀伊半島を通る中央構造線断層帯に連なる。


川崎一朗・京都大名誉教授(地震学)は

「震源はじわじわと東に移動している。

断層が動くと、その延長線上の断層も動きやすくなる」と話す。

地震が発生すると、周囲の断層への力のかかり方が変化して、

地震を起こしやすくなることがあるからだ。


地震予知連絡会会長の平原和朗・京都大教授(地震学)も

「大分の地震は震源地から100キロ近く離れており、

余震とは考えにくい。

大分県の別府―万年山(はねやま)

断層帯が誘発されて動いた可能性もある。

今後、何が起こるかは正直わからない。

仮に中央構造線断層帯がどこかで動けば、

長期的には南海トラフ巨大地震に

影響を与える可能性があるかもしれない」と話す。


東北大の遠田晋次教授(地震地質学)は

「地震活動が南へ拡大する可能性も忘れてはいけない。

日奈久断層帯は北部で地震が発生したが、

南への延長部分では地震が起きておらず、

注意が必要だ」と話す。



-朝日新聞デジタル 4月16日(土)11時35分配信-





昨日の朝のテレビ『羽鳥慎一モーニングショー』

でも記事と同様の、

また一歩踏み込んだ内容の報道がなされていた。



熊本に地震が発生した当初、

漠然とした原発への影響と心配が頭をよぎった。


原子力規制委員会は科学的根拠を示し

大丈夫と言っているが、

その科学的根拠の中で使用されている前提条件が

あまりに甘すぎると感じてしまう。


『羽鳥慎一モーニングショー』でも云っているが

こと原発に関しては臆病過ぎるくらい

臆病な運行を心掛けるべきだと云っている。



そしてそれは周辺住民のみならず、

多数の日本人が感じているはずだ。







そもそも原子力規制委員会は環境省の外局で

委員会の事務局として原子力規制庁が置かれている。


2011年(平成23年)3月に発生した

東京電力福島第一原子力発電所事故がきっかけで

原子力発電を推進する「資源エネルギー庁」と

規制する「原子力安全・保安院」が

同じ経済産業省の中にあるため、

同じ人間が省内の異動によって推進と規制を往復する

人事交流が漫然と行われ、

規制対象である電力会社に天下りした退職者が

規制行政に干渉するなど、

規制機関がその機能役割を果たしていなかったことも

原因の一つと考えられた。

この反省に基づき、環境省に新たに外局として

原子力規制に関わる部署を設け、

原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会等、

原子炉施設等の規制・監視に関わる部署を

まとめて移管することが検討された。



-ウィキペディア-






先の原発事故の反省からできた

原子力規制委員会も結局環境省という

お役人組織の一部に過ぎぬ。

(資源エネルギー庁の特別の機関)




それ以前にあった原子力安全委員会も

原子力安全・保安院もそれぞれ

内閣府の審議会等のひとつだったり

経済産業省の外局である


いずれも政府の行政機関の域を出ない。



原子力安全委員会も

原子力安全・保安院も福島の原発事故の責任を

誰も取っていない。



あれだけの事故を起こしておきながら

全く無責任の極みである。



本来なら刑事罰の対象であり、

極刑を科すべき大きな過失だ。

いや、あれは過失とは云えない。


故意に危険性にふたをして

原発建設推進に寄与し続けてきたのだから。



あの時も『想定外』と云う言葉を

免責のルールのように使って責任回避をはかり

その後はすっかり何処かに隠れてしまった。



その後の反省の上にできた原子力規制委員会も


政府の行政機関であるのは変わらず、

「その組織は委員長及び委員4人をもって組織される(6条1項)。

委員長及び委員は、人格が高潔であって、

原子力利用における安全の確保に関して

専門的知識及び経験並びに高い識見を有する者のうちから、

両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命する(法7条1項)。」

とある。


しかし、今回の熊本地震と

その他の地域への波及の可能性に対する

対応と認識としては、極めて不十分であると

言わざるを得ない。



もしもまた地震による原発事故が起きたら、

またもや『科学的見地から見て想定外』を錦の御旗として

自己の責任回避を図るのか?




何かあったときの責任の所在を明確にし、

厳格な刑事罰が科せられるよう仕組みを改善すべきだ。


そんなことできないというのであれば、

政府の行政機関から完全に分離し、

政府の意向の影響から独立した立場で

原子力行政を制御できる常設の

民間主体の諮問機関を立ち上げ、

その提言と決定事項には何らかの方策を用いて

法的拘束力を持たせるべきだと思う。


例えば、その諮問機関の提言を

政府機関に命令という形で執行させるだけの官吏を置き、

反映させる仕組みをとるとか。



とにかく現在の不完全で無責任な原発行政を

緊急に改革しなければ、

今そこにある危機を回避できないように思う。



せめて川内と伊方は止めといたらと思うオヤジが一句。





同じミス 繰り返すバカ そこにいる?






お粗末。







熊本地震 留学生、日本の心見た…「他人を優先」「冷静に対処」

2016-04-21 04:51:36 | 日記
■別府の大学 80カ国3千人




熊本県などの一連の地震では、

大分県別府市も震度6弱を記録し負傷者が出たほか、

発生直後には数千人が避難所に避難した。

同市には、約80カ国3千人の留学生が通う

立命館アジア太平洋大(APU)があり、

人口当たりの留学生数は2・63%(平成27年11月現在)

と全国の自治体でもっとも多いとされる。

留学生たちは、今回の地震や日本人の行動をどう見たのか。

(奥原慎平)



「母国では、避難所がこんなに早く立ち上がり、

ましてや、おにぎりや水が配られることはありません。

日本人は落ち着いている」。

インドネシア出身で、

2年生のナターシャ・タリスカさん(19)はそう語った。



一方、インド系シンガポール人で2年生の

サキ・バーランさん(22)は、

地震の激しい揺れで、

体が動かなくなりその場で固まってしまった。



「地震の多い国とは聞いていたが、

揺れのすさまじさは想像できなかった」



友人たちは避難所に逃げると聞いたが、

「日本の建物は丈夫」というイメージがあり、

外には出なかった。

しかし、

翌日になってマンションの壁に亀裂が入っているのを見て、

「恐ろしくなった」という。

別府市は外国人向けの災害マニュアルを作っているが

地震を経験してまだ部数が少ないと感じた。



3年生でインド人のアリ・チャウダリーさん(20)は、

市内の下宿先で友人たちと食事している最中、

激しい揺れに見舞われた。



一時、高台に避難したがアルバイト先の市内のホテルから、

外国人客への通訳として呼び出された。



そこで宿泊客の安全を守るため、丁寧に対応する従業員や、

普段は受け付け業務を行わない

幹部社員がフロントに立つ姿を目にした。

 
「自分の命を守りたいと思っているはずなのに、

まずお客の命を優先している日本人に感動した」


アリさんのフェイスブックにも、

「自分に任された仕事を優先させる。

日本人とほかの国との違いがわかった」

といった他の留学生たちの声が書き込まれていた。

 
アリさんは、第二次大戦で焼け野原となった日本が、

復興を成し遂げた理由を調べたいと来日した。

今回の経験で、その答えを見つけたと感じている。



「日本は逆境に負けない国だ。

その理由は、どんな問題があっても、

自分より他人を優先する日本人の民族性なんだ」



-産経新聞 4月20日(水)14時57分配信-









まずはお見舞いを申し上げます。

いくら地震大国【日本】に留学したからといって

こんな激甚災害に遭遇することになるなんて

思いもしなかったっでしょう。


さぞ怖い思いをしただろうと

心中お察しします。


また他の地元日本人の避難された皆さん同様、

不自由で様々な苦難を有する境遇の中、

辛い思いをされながら過ごされていることと思います。



直近の大地震として記憶に新しい

東日本大震災から5年を経過したが、

未だにその爪痕が癒えていないのが現状。



日本人だからと云って、称賛されるように

決して強靭な精神力がある訳ではない。


ただ、できる限り他人に迷惑をかけない、

そんなときぐらい少しでも他人の役に立ちたい、

自分の仕事に対する責任感が強い

そう思う人が比較的多いだけです。




でもエコノミークラス症候群で死者が出るなど、

子供や高齢者などの被災された方々の置かれた境遇は、

決して予断を許さない状態にある。



支援物資がここにきて続々と到着しているという。


しかし、これら災害弱者と呼ばれる方々は、

物資を送るだけで救われたことにならない。

心のケアが重要で、

子供と一緒に遊び、

ストレスを緩和させるボランティアや、

高齢者の体を動かすストレッチなどの

避難所でできる簡易体操を促す人、

積極的な語りかけによる会話で

ストレス緩和と孤立防止を図る

ボランティアの皆さんの活躍が期待されている。





未だ続く救出活動や

物資の配分で活躍されている皆さんの

不眠不休の努力など、

学ぶべき点は数多くあると思う。



今回の地震の対応を見るにつけ

日本人として

まだまだ改善の余地があると感じる。



でも、今この限られた極限の状況で

自分のできることを、

最大限の努力で乗り切ろうとしている

日本人の姿こそが、

外国人留学生の人たちにとっての

一番の学ぶべき点になるのではないかと私は思う。






多数の犠牲者まで出した

こんな激甚な災害を体験された皆さんに対し、

大いに不謹慎な言い方になると思うが、敢えて言いたい。



外国人留学生の皆さんにとって

人生のほんの短い留学生活の期間に

こんな怖く辛い体験をされたことは

とても不幸なことだったと思う。

しかし、もし発想の転換をして

プラス思考で考えることができたなら、

この地震とその後体験したことを

めったにできない貴重な体験として大いに学び、

母国で役立ててほしい。




そうすることがその場に居合わせ

たくさんのことを目撃した皆さんの使命なのかもしれない。

そう思っていただけたら、傷ましいたくさんの犠牲と

その後の努力が少しは報われるのではないかと思いたい。



他の被災者の皆さん同様、外国人留学生の皆さんも

今回の災害に負けることなく

精一杯この苦難を乗り越えてほしいと

心から願っています。




海外メディアで報道され、注目を集めつつある状況が

大いに気になるオヤジが一句。




そっちかい 思いがけない  反応も

  -外国人の意外な視点と反応に、逆に驚く日本人ー





お粗末。