続いて2件目。今回ヘッドホン選びがメインなので、
ヘッドホンの試聴がいい環境でできる店を事前にネットで調べておきました。
その中からダイナミックオーディオ5555の1階に行ってみることにしました。
店に行ってみると、間口は狭いのですが、奥行きはけっこうあって
最近のヘッドホンブームもあってか、けっこうな数のお客さんでにぎわっていました。
店の入り口付近にはケーブルなどのアクセサリー類が並んでいます。
店の奥に入ってみると、棚にはヘッドホンが整然と並んでいます。
そこから好きなものをとって、これまたいろいろとあるヘッドホンアンプ、
または自分のDAPにつないで試聴するという形です。
まずは、ターゲットのゼンハイザーHD595を手に取り、どのアンプにつなごうかなと思ったら
ノートパソコンとUSB-DACが置いてある一角を発見!
置いてあるUSB-DACの機種を確認したら、愛用のフォクテクスHP-A3があるじゃないですか!
これだと、まさに自宅で使っている環境にかなり近い形で試聴ができます。
いい店だ!
そのほかにHP-A3やAudinstのHUD-mx1、AUDIOTRAKのDr.DAC2 DXの売れ筋のものが並んでいます。
自分が試聴をする前に試聴をしていたお客さんは、AKGにHP-A7を組み合わせて聴いていました。
さて、いよいよ自分の番。
お店の人にパソコンを操作してもらい、出力先をHP-A3に変えてもらって試聴です。
プレーヤーソフトは案の定iTunes。ファイル形式は確認できませんでしたが、
おそらくはAppleLosslessかWAVのどちらかだと思います。
まずは、音を出してみると、一聴して分かること。
さきほどのヨドバシの試聴環境がいかに悪かったかということ。
そして、今自宅で使っているATH-AD7というヘッドホンとは明らかにレベルが違う音だということです。
オーディオ機器ではっきりとアップグレードで音の違いを出すには、
オーディオ機器のグレードアップの際にハッキリと違いを出すためには、倍以上の価格差が必要だ、
ということが昔から言われていますが、これならすぐ分かります。
(実際2倍ぐらいの差があります。)
音がクリーンだというだけではなく、非常に音がスムーズで嫌な音が出ない。
単に音を丸めて聴きやすくしているという感じではなく、十分な解像度を伴っていながら、
ボーカルのサ行も耳につかないのです。
それほどよい録音とは言えないものもありましたが、特に粗を目立たせるようなこともなかったです。
試聴したiTunes入っていなかった爆音系のロック以外いろいろなジャンルの音楽を聴きましたが、
どれも非常に心地よい。
確かにキレという部分はイマイチかもしれませんが、
ピンク・フロイドのようなクールな感じの曲も悪くなかったですよ。
ボーカルは特によくて、男性でも女性でも、英語でも日本語でも曲を選びません。
ノラ・ジョーンズとかは、まさにぴったり。
不思議なことに自宅でiTunesで感じるような不自然な低音の強調感はなく、自然な感じでした。
イコライザーをいじっているような感じではなかったんですけどね。
音量についても、インピーダンスが50オームということもあり、
HP-A3のボリュームを10時の位置まで回してやれば、個人的にはこれ以上の音量は必要ないです。
すっかりHP-A3とHD595のコンビネーションの気分をよくして試聴を終えて、ふと値段のことを考えました。
実は、ここの価格設定はけっこうお高め。
HD595についていえば、10%ポイント還元のヨドバシの価格と同じなのです。
多少高くてもよい店であればその場で購入するつもりでしたが、
さすがにこれでは買う気がうせる・・・
HD650も試聴したかったのですが、他の人が試聴中。
とても丁寧に対応してもらった店員さんに非常に悪いなーと思いながらも、
USB-DACの隣においてあったオーディオグレードのUSBケーブルを眺めながら、店を後にしました。
とても感じがよい店だったのに、値段だけが非常に残念。もう少し安ければ・・・
最後にもう1件。
自作スピーカー用のパーツ販売で有名なコイズミ無線です。
なぜこのお店にいったのかというと、N-modeのディーラーでなので
N-modeのアンプを試聴したかったからです。
もちろんGX100用のアンプ候補として。
ATOLLとN-mode、まるで脈絡がないと思われるかもしれませんが、
GX100用のアンプ候補を絞り込むにあたって、82db/Wとかなりの低能率スピーカーなので
駆動力のあるアンプがよかろうと、単純にそう思っただけなのですが。
そうやって候補を絞って試聴して、試聴の結果で決めればいいかなと。
駆動力のあるアンプというと知識のない私なんかだと純A級とデジタルアンプぐらいしか思いつかないのですが、純A級のアンプは価格的に無理ということで、
デジタルアンプとAB級でも大容量のトランスを積んで駆動力が高いと評判のアンプを聴いてみようかな、と思った次第です。
デジタルアンプの代表としては、N-modeのX-PM1、
駆動力が高いAB級のアンプとしては、ATOLLのIN100seあたりかな、と。
あとは、カタログスペック的には少々物足りないですが、価格が魅力のパイオニアのA-A9MK2と
価格的にはこれが上限ながら、出力、デザイン、あとスピーカー出力端子が2系統あるということでラックスマンのL-505u、
このへんがいまのところのアンプ候補です。
N-modeは取り扱っているディーラーが少なく、その少ない中の1つがコイズミ無線でした。
白いビルの外階段を上った2階のそう広くない部屋がそのお店でした。
スピーカーユニットやらスピーカーの箱やらが所狭しと並んでいます。
その中央にお目当てのX-PM1が稼動中でした。
CDプレーヤーはデノンの見かけたことのないもの。デザインからして古い機種と思われます。
セレクターを介してつながっているスピーカーは、自作スピーカーばかり。
最初になっていたのはオーディオ評論家の炭山アキラ氏が設計したというトールボーイスピーカー。
GX100とおなじHR形状のウーハーが付いていたので、フォステクス製のユニットだと思うんですが、
よく分かりません。
トールボーイとユニット構成がG1302にそっくりです。
静か目のジャズがかかっていましたが、端正できれいな音という感じで、それほど印象には残りませんでした。
セレクターを操作して、スピーカーを切り替えて聞いてみましたが、全般的にその印象は変わらず。
そうしていると、店の人に声をかけられたので、早々に退散。
実際にGX100用のアンプが導入できことになったときは、
地元にATOLLとN-Mode、両方のディーラーになっているショップがあるので、
そこに言ってみようかと思っています。
ただGX100との組み合わせで試聴ができるという保証はないので、
地元で無理なら、東京に遠征して今度こそしっかり試聴するしかないようです。
AVアンプでもそこそこ鳴っているGX100ですが、
スピーカーケーブル1本であれほど音色というか音の出方が変わってしまうというのを実際に経験してしまうと、
さすがに無試聴で購入するという勇気はありません。
でも、アンプ購入はいつになることやら・・・
ヘッドホンもいいのですが、やっぱりスピーカーで聴くのが一番いいよなー、
ということを再確認した蒸し暑い東京での試聴でした。
ヘッドホンの試聴がいい環境でできる店を事前にネットで調べておきました。
その中からダイナミックオーディオ5555の1階に行ってみることにしました。
店に行ってみると、間口は狭いのですが、奥行きはけっこうあって
最近のヘッドホンブームもあってか、けっこうな数のお客さんでにぎわっていました。
店の入り口付近にはケーブルなどのアクセサリー類が並んでいます。
店の奥に入ってみると、棚にはヘッドホンが整然と並んでいます。
そこから好きなものをとって、これまたいろいろとあるヘッドホンアンプ、
または自分のDAPにつないで試聴するという形です。
まずは、ターゲットのゼンハイザーHD595を手に取り、どのアンプにつなごうかなと思ったら
ノートパソコンとUSB-DACが置いてある一角を発見!
置いてあるUSB-DACの機種を確認したら、愛用のフォクテクスHP-A3があるじゃないですか!
これだと、まさに自宅で使っている環境にかなり近い形で試聴ができます。
いい店だ!
そのほかにHP-A3やAudinstのHUD-mx1、AUDIOTRAKのDr.DAC2 DXの売れ筋のものが並んでいます。
自分が試聴をする前に試聴をしていたお客さんは、AKGにHP-A7を組み合わせて聴いていました。
さて、いよいよ自分の番。
お店の人にパソコンを操作してもらい、出力先をHP-A3に変えてもらって試聴です。
プレーヤーソフトは案の定iTunes。ファイル形式は確認できませんでしたが、
おそらくはAppleLosslessかWAVのどちらかだと思います。
まずは、音を出してみると、一聴して分かること。
さきほどのヨドバシの試聴環境がいかに悪かったかということ。
そして、今自宅で使っているATH-AD7というヘッドホンとは明らかにレベルが違う音だということです。
オーディオ機器ではっきりとアップグレードで音の違いを出すには、
オーディオ機器のグレードアップの際にハッキリと違いを出すためには、倍以上の価格差が必要だ、
ということが昔から言われていますが、これならすぐ分かります。
(実際2倍ぐらいの差があります。)
音がクリーンだというだけではなく、非常に音がスムーズで嫌な音が出ない。
単に音を丸めて聴きやすくしているという感じではなく、十分な解像度を伴っていながら、
ボーカルのサ行も耳につかないのです。
それほどよい録音とは言えないものもありましたが、特に粗を目立たせるようなこともなかったです。
試聴したiTunes入っていなかった爆音系のロック以外いろいろなジャンルの音楽を聴きましたが、
どれも非常に心地よい。
確かにキレという部分はイマイチかもしれませんが、
ピンク・フロイドのようなクールな感じの曲も悪くなかったですよ。
ボーカルは特によくて、男性でも女性でも、英語でも日本語でも曲を選びません。
ノラ・ジョーンズとかは、まさにぴったり。
不思議なことに自宅でiTunesで感じるような不自然な低音の強調感はなく、自然な感じでした。
イコライザーをいじっているような感じではなかったんですけどね。
音量についても、インピーダンスが50オームということもあり、
HP-A3のボリュームを10時の位置まで回してやれば、個人的にはこれ以上の音量は必要ないです。
すっかりHP-A3とHD595のコンビネーションの気分をよくして試聴を終えて、ふと値段のことを考えました。
実は、ここの価格設定はけっこうお高め。
HD595についていえば、10%ポイント還元のヨドバシの価格と同じなのです。
多少高くてもよい店であればその場で購入するつもりでしたが、
さすがにこれでは買う気がうせる・・・
HD650も試聴したかったのですが、他の人が試聴中。
とても丁寧に対応してもらった店員さんに非常に悪いなーと思いながらも、
USB-DACの隣においてあったオーディオグレードのUSBケーブルを眺めながら、店を後にしました。
とても感じがよい店だったのに、値段だけが非常に残念。もう少し安ければ・・・
最後にもう1件。
自作スピーカー用のパーツ販売で有名なコイズミ無線です。
なぜこのお店にいったのかというと、N-modeのディーラーでなので
N-modeのアンプを試聴したかったからです。
もちろんGX100用のアンプ候補として。
ATOLLとN-mode、まるで脈絡がないと思われるかもしれませんが、
GX100用のアンプ候補を絞り込むにあたって、82db/Wとかなりの低能率スピーカーなので
駆動力のあるアンプがよかろうと、単純にそう思っただけなのですが。
そうやって候補を絞って試聴して、試聴の結果で決めればいいかなと。
駆動力のあるアンプというと知識のない私なんかだと純A級とデジタルアンプぐらいしか思いつかないのですが、純A級のアンプは価格的に無理ということで、
デジタルアンプとAB級でも大容量のトランスを積んで駆動力が高いと評判のアンプを聴いてみようかな、と思った次第です。
デジタルアンプの代表としては、N-modeのX-PM1、
駆動力が高いAB級のアンプとしては、ATOLLのIN100seあたりかな、と。
あとは、カタログスペック的には少々物足りないですが、価格が魅力のパイオニアのA-A9MK2と
価格的にはこれが上限ながら、出力、デザイン、あとスピーカー出力端子が2系統あるということでラックスマンのL-505u、
このへんがいまのところのアンプ候補です。
N-modeは取り扱っているディーラーが少なく、その少ない中の1つがコイズミ無線でした。
白いビルの外階段を上った2階のそう広くない部屋がそのお店でした。
スピーカーユニットやらスピーカーの箱やらが所狭しと並んでいます。
その中央にお目当てのX-PM1が稼動中でした。
CDプレーヤーはデノンの見かけたことのないもの。デザインからして古い機種と思われます。
セレクターを介してつながっているスピーカーは、自作スピーカーばかり。
最初になっていたのはオーディオ評論家の炭山アキラ氏が設計したというトールボーイスピーカー。
GX100とおなじHR形状のウーハーが付いていたので、フォステクス製のユニットだと思うんですが、
よく分かりません。
トールボーイとユニット構成がG1302にそっくりです。
静か目のジャズがかかっていましたが、端正できれいな音という感じで、それほど印象には残りませんでした。
セレクターを操作して、スピーカーを切り替えて聞いてみましたが、全般的にその印象は変わらず。
そうしていると、店の人に声をかけられたので、早々に退散。
実際にGX100用のアンプが導入できことになったときは、
地元にATOLLとN-Mode、両方のディーラーになっているショップがあるので、
そこに言ってみようかと思っています。
ただGX100との組み合わせで試聴ができるという保証はないので、
地元で無理なら、東京に遠征して今度こそしっかり試聴するしかないようです。
AVアンプでもそこそこ鳴っているGX100ですが、
スピーカーケーブル1本であれほど音色というか音の出方が変わってしまうというのを実際に経験してしまうと、
さすがに無試聴で購入するという勇気はありません。
でも、アンプ購入はいつになることやら・・・
ヘッドホンもいいのですが、やっぱりスピーカーで聴くのが一番いいよなー、
ということを再確認した蒸し暑い東京での試聴でした。