チプカシ電池交換
お気に入りのチプカシローマ教皇モデルMQ-24-7BLLJFの電池がようやく切れた。
購入してから「検査用電池」が3年ほどもったことになる。
いよいよ電池交換だ。
時計の値段が値段なので電池は100均で購入することにしている。
近所のセリアに行ったらSR626SWはなくSR626のみだったが、SR626を購入した。
アナログ時計にはSR626SWの方がいいらしい。
ダイソーにはSR626SWも置いてあった気がしたが、確認してみるとSR626のみのようだ。
さて、電池交換。
裏蓋の構造が異なるだけで、以前電池交換を行ったMW-240-1Eと同様なので、難しいところはない(と思う)。
まずは、ベルトを外す。
ベルトを付けたままでも作業はできるが、一応外しておく。
バネ棒なのでバネ棒外しがあれば問題ない。
続いてはめ込み式の裏ブタを外す。
前回こじ開けも買ったので、これをフタの下にこじ入れると、ちょっと堅かったが裏ブタがパカっと外れた。
勢いあまってОリングを傷つけてしまったかと思ったが問題なし。
いつもの構造なのですぐ終わると思ったが、もともと緩んでいた竜頭がぽろっと本体から外れてしまった。
竜頭が外れてしまうと、本体のユニットが風防一体型のケースから外れてしまったではないか。
(ここいらの写真を撮るのを忘れました。)
慎重に本体を風防ケースにはめ込み、竜頭を本体に押し込んでOK。
あとはいつものとおり電池を指で押さえながら、電池抑えのプレートを右にずらすと電池がバネで飛び出してた。
「検査用」の電池はソニー製のSR626SW。
セリアで買ったメーカ不明の交換用電池をパッケージから取り出し、本体に入れる。
「靴を履かせるように」電池を斜めに滑り込ませ、指で押さえながら電池抑えのプレートを右にずらすと電池が収まった。
あとはずらしたプレートから手を放すだけ。
電池抑えのプレートはバネ棒外しの反対側についてる棒状の工具を使った。
止まった秒針が動くのを確認した。
ここであまり必要ないかもしれないが、Oリングを外してシリコンを塗布しておく。
日常防水なのでほぼ防水機能はOリングだのみ。
Oリングをピンセットでつまみ、シリコン塗布器のスポンジの上へ置きフタを閉めるだけ。
すると、Oリングに適度にシリコンが塗布されるので、これをもとに場所に戻す。
フタで挟まないように、Oリングを置く場所を慎重に確認する。
あとは裏ブタを手でパチンとはめ込むだけ。
外したバンドを元に戻して、電池交換は終了。
ただ、この後の時刻合わせが問題。
以前時刻合わせをするときに、竜頭を引っ張りすぎてしまい竜頭が外れてからというもの、竜頭を回しても分針が回らなくなってしまっている。
この辺りにチプカシの限界を感じるが、竜頭を引くのに力を入れすぎたのが原因なのでもう少し優しく扱う必要がある。
改めて竜頭を軸に差し込んでから念入りに回した上で時刻合わせをしてみると、時計を垂直にして少し下の方へ力を入れながら竜頭を回せば何とか時計回りには長針が動くようになった。
一回外れてしまった竜頭は脱落しやすくなっているようなので、竜頭を一段引っ張って時刻合わせをするときは竜頭が脱落しないように注意しないといけない。
これで無事に時刻合わせ完了。
100均の電池だがどの程度もってくれるものか。
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