夜の翼

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Qobuzのリスニング環境~その1

2024-11-11 04:44:44 | オーディオ

■Qobuzの聴き方を決める

Qobuzのハイレゾストリーミングサービス開始になったのはいいのだが、自分のデスクトップ環境ではなかなか思うように再生することができずにいる。

その関係でAudirvanaの試用を始めたが、試用期間が20日間とそう長くないので、そろそろQobuzの聴き方を決めないといけない。

 

ようやく始まったハイレゾストリーミングなので、Qobuzで提供される全てのフォーマットを聴けるようにしたい。

せっかく192kHz/24bitで配信しているものを、96Hz/24bitで聴かなければならないのは、もったいない。

あとは、可能であれば、よりいい音で、なるべくリーズナブルにということになるだろうか。

 

最初に想定していたQobuzデスクトップアプリを使いDiretta USB Bridge経由で再生するのは、192kHz/24bitでノイズが出るのが分かり、Audirvanaを使えばそれを回避できることは確認している。

Audirvanaを使わずにQobuzを聴こうと思うと、DDC経由でということになるのだが、今使っているDDCがボトルネックになって、96kHz/24bitまでしか対応できていない(しかも88.2kHzが再生できない)。

それならば、DDCをアップグレードして、全てのフォーマットに対応しようと考えている。

現在使用しているDDCは、FX-AUDIO-のFX-D03Jという激安DDCだが、これの192kHz/24bit対応版でFX-D03J+というDDCがある。

確認したところ、問題の88.2kHzや176.4kHzにも対応しているようなので、今回の使用目的には合っている。

 

ちょっと前までは、据え置き型のDDCもいくつかあったのだが、現在ではほとんど見かけなくなってしまった。

おそらくオーディオ用としては、需要がないのだろう。

現在は、ゲーム機の音声をオーディオ機器に出力したいという需要がけっこうあるようで、それ用のポータブルDDCはいつくかあるようだ。

FX-AUDIO-でもゲーム機との接続を保証したFX-D03J+ GAME EditionというDDCをアマゾン専売で出している。

それ以外ではSMSLのPO100PROぐらいのようだが、PO100PROは自分の使用目的に対してオーバースペックなので、必要にして十分なFX-D03J+にすることにした。

 

■ハイレゾで音楽を聴くならば・・・

そもそもYou Tubeの動画視聴用にDDCを導入したのだが、これで音楽を聴く(しかもハイレゾで)となったらもう少し手を入れたくなる。

そういえば、FX-D03JもFX-D03J+もバスパワー駆動のDDCだった。

バスパワー駆動が一概に悪いわけではないが、その電源はPCの電源に依存し、外部電源を使うことができない。

電源の容量の問題もあって、現在では据え置き用の機器のほとんどがセルフパワーになっている。

以前Babyfaceというバスパワー駆動のDACを使っていたが、このDACと組み合わせて使っていたのがBusPower-Proという電源アクセサリーだ。

まあ、要するにPCから供給される電源を使わずに、外部のACアダプターを使ってDACにDC電源を供給するという製品だ。

通常は付属しているトランス型のACアダプターを使うが、電圧と容量さえ合っていれば、他のACアダプターを使うことができる(BusPower-Proのメーカーは推奨していないが)。

そこで自分は、FEDELIX製のオーディオ用ACアダプターを使っていたが、これが効果テキメンで、すっかり手放せなくなってしまった。

その後、DACをADI-2 DACに更新したため、BusPower-Proは不要になり手放した。

BusPower-Proのような専用の機器を使わずにセルフパワー化しようと思った場合、セルフパワーのUSBハブを使う手があるが、USBハブを使用しての接続はいろいろとトラブルの元になるので使いたくない。

かといって、使おうとしているDDCより高額なBusPower-Proを今更新品で買う気にもなれない。

こういう場合は、メルカリだな。

検索すると、思った以上に出品があり、そこそこ手頃な値段のものもある。

しかし、使おうとしているDDC本体より安価なものはなく、Yahooフリマの方をのぞいてみたら、クーポンが出ていて、メルカリよりかなり安く入手できるBusPower-Proを発見したので、即決した。

ACアダプターは、BusPower-Pro付属のものとFEDELIX製のものとを比較して、良い方に決めればいい。

 

あとは、DDCとDACの接続だ。

DDC FX-D03J+には光と同軸2つの出力端子があり、ADI-2 DACの方には光と同軸(それとUSB)の入力端子があるので、好きな方を使うことができる。

S/PDIFでどちらも使えるとなれば、普通は同軸を選ぶ。

FX-D03J+のレビューでも、やはり同軸出力の方がいいようだ。

自分の場合は、DACに入力する前段にiPurifier S/PDIFというノイズクリーナーを使っているが、これが光接続の場合は丸形端子しか接続できないので、通常の角型端子のケーブルを使おうとすると、丸形への変換アダプターを使用する必要がある(アダプターはiPurifier S/PDIFに付属している)。

変換アダプターなんてものは、使わずに済むならそれに越したことはないので、同軸での接続にすることにした。

ただ、唯一持っていたオーディオテクニカの古い同軸デジタルケーブルは、WiiM Proの方で使っているので、ここは久しぶりに同軸デジタルケーブルを新調してみる。

DDC本体の価格を上回るようなケーブルは不要だが、以前から興味のあった線材102SSCを使っているOYAIDE製のものにすることにした。

AV用途、DJ用途向けのAS-808V2でもよかったのだが、長さがちょうどいいものがなく、オーディオ向けのDST-75RV2の1.3mにした。

今までロジウムメッキを避けてきたのだが、このケーブルのレビューを見る限りそんなに癖はなく、むしろおとなしい性格のようだので、自分としては初のロジウムメッキのケーブルということになる。

(つづく)



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