2012年8月15日 74歳
現在の日本の領域は、昭和24年9月8日、サンフランシスコで署名された対日平和条約の第二条および第三条で定められている。戦前の朝鮮、台湾および澎湖諸島、千島列島および南樺太に対して、すべての権利権限を放棄するとともに北緯29度以南の南西諸島、孀婦岩の南の南方諸島、沖ノ鳥島、南鳥島について米国が行政、司法、立法の権力を行使することを認めた。さらにカイロ宣言により占領地をそれぞれ返還した。
昭和27年4月25日、対日平和条約が効力を発生して独立国として地位を得て、竹島も必然的に島根県の行政下に復したが、同年7月26日、日米行政協定により在日米軍の海上演習場の一つとして指定されたため使用することはできなかった。(川上健三著竹島の歴史地理学的研究より)これが竹島を巡る正しい経緯である。
一方、韓国は、昭和27年竹島を取り込む形で、公海上に李承晩ラインを設定、29年より武装要員の常駐を開始した。これを放置した日本政府、外務省の事なかれ主義外交は問題であるが、(当時を思えば戦後復興に向けて全国民が必死で生きていた状況から、それどころの話ではなかっただろうけれども)
平和の祭典であるオリンピック期間中に大統領自身が不法占拠している竹島に上陸、しかもこの事実を承知していたかのごとく、サッカー日韓戦が決着した競技場内において朴鍾佑(パクチョンウ)選手が「独島はわれわれの領土」と書かれたプラカードを持って走っていた。意図的計画的な物を感じざるを得ない。
朴選手のオリンピック憲章違反は明白だが、サッカーはチーム戦である。これを一個人のメダル剥奪で済ませていいものなのか、IOCの判断を待つばかりである。
今、韓国では朴選手が英雄視されているという。帰国記念写真では、最前列中央に据えられていた。良識も品格も品性も持ち合わせていない李大統領並びに韓国政府の李選手の取り扱いに注視していかねばならない。
韓国政府が、朴選手を特別扱いするようであれば、日本として厳しく世界に向けて訴えていかなければならない。
現在の日本の領域は、昭和24年9月8日、サンフランシスコで署名された対日平和条約の第二条および第三条で定められている。戦前の朝鮮、台湾および澎湖諸島、千島列島および南樺太に対して、すべての権利権限を放棄するとともに北緯29度以南の南西諸島、孀婦岩の南の南方諸島、沖ノ鳥島、南鳥島について米国が行政、司法、立法の権力を行使することを認めた。さらにカイロ宣言により占領地をそれぞれ返還した。
昭和27年4月25日、対日平和条約が効力を発生して独立国として地位を得て、竹島も必然的に島根県の行政下に復したが、同年7月26日、日米行政協定により在日米軍の海上演習場の一つとして指定されたため使用することはできなかった。(川上健三著竹島の歴史地理学的研究より)これが竹島を巡る正しい経緯である。
一方、韓国は、昭和27年竹島を取り込む形で、公海上に李承晩ラインを設定、29年より武装要員の常駐を開始した。これを放置した日本政府、外務省の事なかれ主義外交は問題であるが、(当時を思えば戦後復興に向けて全国民が必死で生きていた状況から、それどころの話ではなかっただろうけれども)
平和の祭典であるオリンピック期間中に大統領自身が不法占拠している竹島に上陸、しかもこの事実を承知していたかのごとく、サッカー日韓戦が決着した競技場内において朴鍾佑(パクチョンウ)選手が「独島はわれわれの領土」と書かれたプラカードを持って走っていた。意図的計画的な物を感じざるを得ない。
朴選手のオリンピック憲章違反は明白だが、サッカーはチーム戦である。これを一個人のメダル剥奪で済ませていいものなのか、IOCの判断を待つばかりである。
今、韓国では朴選手が英雄視されているという。帰国記念写真では、最前列中央に据えられていた。良識も品格も品性も持ち合わせていない李大統領並びに韓国政府の李選手の取り扱いに注視していかねばならない。
韓国政府が、朴選手を特別扱いするようであれば、日本として厳しく世界に向けて訴えていかなければならない。