晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

民主党の異端児たち!

2015-11-13 12:43:16 | 政治、経済
 壊し屋江田氏と民主党解党を言い出した細野、前原両氏が民主党を解党し野党連合を作るべきとの提案をした。この三人いずれもトップになりたがる人たちだ。うまくいくはずがない。

 江田氏のこのに三年の変遷を見よ。みんなの党をぶち壊し、当時勢いのあった維新の会に入党、ここでも座り心地がよくなかったのだろう。お蔭で渡辺氏は今何してるのか?

 民主党もまだまだ人材は豊富である。ただこの難局を乗り越えられる怪物はいない。

 話を戻せば、あの三人勝手に党を出て新党を創ればいいではないか。それだけのバイタリティはないのかもしれない。寄生虫みたいにどこかの党にいて吠えるだけのやからかもしれない。大体金がない、人徳もない、、政治力も疑問だ。この話早々に立ち消えるかもしれない。

地に落ちた大英帝国!

2015-10-22 16:22:32 | 政治、経済
 よそ事であるが何か腑に落ちないというか情けないというのかエリザベス女王の大サービスを見せてもらった。皇帝でもない大統領でもないましてや天皇でもない単なる共産党のトップである習近平主席の扱い方だった。

 バッキンガム宮殿にお泊めになり、女王主催の晩さん会で大歓迎をしてくれたことだ。あの大英帝国が、中国の元のもとに膝まづく姿はあまりにもみっともない姿に見えてきた。貧すれば鈍す、アヘン戦争に勝利した国が100年以上たつとこのざまである。

 どうもこのところの英国、特にキャメロン首相になってから外交関係に変化があるようだ。何もバッキンガム宮殿に泊めることはないだろう。日本ならば皇室の政治利用とかなんとか言って大騒ぎになるはずだ。AIIBにしてもしかり、ヨーロッパ勢の中で真っ先に参加したのだ。何を考えているのか理解できない。もしかして米国に反発しているようで気持ちが悪い。

 日本の外交も一ひねりも二ひねりもしなければならないだろう。注意すべきは中国と英国か?

安保法案=戦争誰がこんな結びつきを言ってるのか?

2015-09-17 09:52:55 | 政治、経済
 戦争反対のシュプレヒコールが各地でやまない。どういう理屈なのか?だれが言い出したのか?私には理解できない。
大体戦争がどんなものなのか、国民はどんな被害をこうむったのか、あの戦後の食糧難を知って議論しているのだろうか。

 本法案に反対する国々がある。韓国、中国だ。戦争=侵略戦争といえるのか?ならば防衛戦争もできないというのか?

 竹島は韓国軍による侵略により占領状態にある。まだまだ自衛隊もなくあったとしても戦後の呪縛により手も足も出なかったはずだ。今も同様のことが起きようとしている。中国による尖閣諸島の侵略だ。まごまごすると沖縄だって危ない。台湾だっていついかなる時に中国共産党軍による侵略が起きるかわからない。

 今、中国は経済的にも民族的にも追い詰められて知る。まかり間違って戦争への道を選びかねない。その時に頼りになるのは米軍しかないだろう。日本の自衛隊がまずは先頭に立つ必要があるだろう。これでも平和憲法の幟を立ててやられっぱなしにするというのか。

 地方公聴会での渡部氏の賛成意見の通り憲法がすべてに優先すると決めてかかれない状況だってあるはずだ。

 学者は学者である。現憲法下では無理もあるかもしれない。だが憲法改正までの道のりはもっともっと険しいものになるだろう。前後後先が違っても今国会で通過させなければならない事情があるはずだ、ただ単なる米議会での安倍総理のスピーチだけの問題ではないはずだ。立法措置の詳しい事情を言えないところに与党の苦しさがあるのだろう。

安倍総理の戦後70年談話を評価する。

2015-08-15 05:57:40 | 政治、経済
 安倍総理の戦後70年談話を評価したい。
忠実に史実をとらえ、先の大戦で犯した罪を認め償い謝罪したことは大変良かった。短い談話の中でこれだけ盛り沢山なことを述べるのは大変なことだろう。中国韓国が求める筋書きが必要とあらば、一冊の本にでもしなければ難しいことだろう。

 いずれにしても文句を言い続けなければ自分の立場がなくなる国々である。そんな国を相手にしてはいられない。政治にかかわる人間は別にして、中国人の日本の理解度は深まってきているようである。本当に憎い国であれば日本を訪れることもなければ、爆買いなどするはずはない。むしろ自由な発言、自由な行動等自由を謳歌して帰国されているはずだ。

 お互いが理解しあい、尊重しあう中で国家間のお付き合いが始まるべきだ。相互不信の中からは何も生まれてこない。謝罪とは一度でいいはずだ。70年も謝罪し続けこれからも孫末代まで謝罪し続けることなどできるはずはない。これで謝罪からはおさらばだ。

 ただ気持ちの上では、謙虚に過去の行為を認め謝る気持ちは持ち続けたい。

安倍総理の健闘に期待!

2015-08-07 07:25:03 | 政治、経済
 安倍内閣の支持率が低下している。ボーダーライン30%を割るようなことはないと思うが、これも風向きによっては分からない。
しかし、近隣諸国特に中国の横暴が目立つなか国内問題にキュウキュウしている時ではないと思うのだが?

 日米関係だって安定しているようでこれもわからない。大体が自国優先、国内向け人気を気にせざるを得ない政治状況なのだから。世界を眺めまわしてもわが道を悠然と進められるような大物政治家は見当たらない。

 だから安倍総理に頑張ってもらうしかないと思うのだ。安保法案にしてもしかり、世界の情勢は大きく変化してきている。自国だけ戦争放棄しました、武器使用は致しませんとか言ったところでどこからも攻められないという保証はない。国連だって弱体化し、先の大戦の戦勝国だけが拒否権を持っているような歪な組織なのだ。

 戦後70年、そろそろ憲法だって見直ししてもいいはずだ。安保法案も順序が間違っただけではないのか。憲法改正が先ではなかったのか。学識経験者の意見も憲法違反だという。理論的には確かにそうかもしれないのだが、世界の情勢、近隣諸国対策、東アジアの勢力安定を考えるとき憲法云々はさておき、軍備、自衛隊(軍隊)を正しく動かせる規範が必要だろう。困るのは現場の自衛隊員特にその指揮官であろう。

 国家間の争いを解決するのは外交力だという。インテリジェンスも大切だろう。しかし、最後にものをいうのは鎧の下にある軍事力ではないのか。当たり前のことを当たり前に考え対処する政治姿勢が必要だ。

 国民の顔色を見、近隣諸国のご意見を気にし、米国の顔色を気にしながら国内政治を動かしている。そんな政治家はいらない。まずは自国ありき、国民の生命財産を守り抜く覚悟がほしい。

個人的には安保法案賛成である。

2015-07-15 15:54:30 | 政治、経済
 私自身は右翼ではない、しいて言えば右寄り中道派である。
本日、安保法案が衆院で強行採決された。その手法、少し焦りすぎと思えるがそれもこれも安倍総理が米議会で約束してきたことによるのだろう。

 日本国民一人一人が戦争は絶対反対だろう。しかし、それが直接安保法案と関連させなければならないのかちょいと疑問に思う。私自身は憲法改正、安保法案大賛成である。なぜか?

 竹島は韓国に軍事力によって持って行かれてしまった。中国は尖閣諸島の近海で領海を侵し、いつ漁民を装った軍部が上陸するかわからない現実がある。中国が軍事力により尖閣を取りに来たときだれが守るというのだろうか。米国が他国の領土領海を自国の若者の血を流してまで守るというのか?自国は自国でしか守れないのは当然だろう。安保=日本が戦場になる、世界から攻められる国になる、自衛隊員の生命が危険にさらされるとかおっしゃる文化人、政治家がいる。しからば自衛隊員は何ぞや。単なる災害救助要員なのか、単なる公務員の一員なのか、そんなことはないはずである。国民、領土領海を命を懸けて守るために志願して勤務しているはずである。時と場合によっては自らの命も投げ出して任務に精励する覚悟はできているはずである。

 そんなことより自国を守るための軍事力、装備を当たり前に使えるようにする法改正は必要だろう。そのほうが自衛隊員の命を守ることにつながらないと誰が言えるのだろう。今の法律では自分が殺されても銃を撃つことはできないのだ。そんなバカな話はないだろう。

 日本人はそろそろ目を覚ますべきだ。変な民主主義、変な平等思想、変な平和主義は捨て去るべきだ。ごく当たり前のことが当たり前にできる国にすべきである。

 今日は対馬で盗まれた仏像を返却するというニュースが流れた。人のものを盗んでも正当化する国、強引に岩を埋め立てて自国の領土化する国、なんとかかんとか理由をつけて金を巻き上げようとする国々がご近所にいるのだ。正当防衛でも銃を撃てない国、軍事力を使えない国があって、そんな国を手中に収めるのは簡単なことだろう。やっぱり安保法制は必要だ。安倍総理がんばれ!

日本人にとって決して忘れることのできない場所の一つか?

2015-07-07 15:03:21 | 政治、経済
 戦勝国三カ国のトップが集まりドイツ、日本の戦後処理について打ち合わせを行ったホテルである。ポツダムと聞いただけで陰気で暗い感じを禁じ得ないが、もともとは王族の避暑用の別荘であったと聞いたような記憶がある。

 戦勝国三カ国はとは米国のトルーマン、ソ連のスターリン、英国のチャーチルだが、トルーマンはスターリンに早期の参戦を要請していたようである。それにより一日も早い戦争終結を目指していたという史実がある。
このポツダム会談に向かう船の中で「baby,s born]という打電を受けたようだ。それはあの忌まわしい長崎、広島に落とされた原爆の誕生を意味する秘密の伝文だったようである。

 原爆ができたことにより自信をつけたトルーマンは、一度はソ連に参戦を促していたが、いざソ連が参戦すると日本列島全体を占領する勢いとなって、あわてたトルーマンは原爆を使ったという説がある。あのトルーマンならばやりかねないように思われる。トルーマンは決して優れたリーダー(大統領)ではなかったようだ。

技術流失の結果。

2015-06-22 07:29:44 | 政治、経済
 私の見解・・・技術流失は結果として企業にもまた国家にも大きなしっぺ返しを食らわせてしまう。違法の手段を用いての技術の取得は問題外だが(一時東芝が苦しんでいたケース)、かつての新日鉄による製鉄技術の支援は結果として世界の経済、政治に大きな影響をもたらしてしまった。山崎豊子氏の大地の子に書かれている通り、新日鉄の技術支援がなければ世界にかんたる宝山製鉄所は機能しなかったはずである。

 時の政権の要請があったのだろう。あの技術支援が日本経済、ひいては世界経済の勢力図を大きく変えるきっかけになったことは事実であろう。鉄は国家なりだ。豊富な資源、極端に安い労働賃金、広い国土、公害対策費も目をつぶる、人命軽視の人海戦術、何しろ13億人がひしめきあっている国である。今ではAIIBとかで世界が追従する次第である。

 今更元に戻ることはできない、覆水盆に返らずだ。だが世話になっても感謝できない、金銭的支援を受けてもケセラセラ、歴史問題の一点だけで攻撃してくる国である。似た者夫婦と見まごうほどよく似た二つの国家がある。よほどふんどしを締めてかからないと同じ失敗を繰り返すだけだ。

 ここにきて韓国が変化したようだ。MERS問題から経済的に相当落ち込んできているはずだ。経済的に困ったとき、はたして中国は支援してくれると思うのだろうか。とんでもない、今中国も相当やんでいる。AIIBどころの話ではない。いや、この金を国内向けに使おうとしているのかも?

善戦した都構想…維新の党

2015-05-18 10:19:47 | 政治、経済
 橋下大阪市長の都構想、大阪府民による国民投票の結果は僅少さで敗れてしまったが、大いに胸を張っていい敗戦であろう。
何しろ既成政党がこぞって反対する中、1万票差であったことはもしかすると賛成多数を勝ち得ることもあったかもしれない。しかし、民主主義の原則、多数は多数でありこれもやむなしとするか?

 今期限りで政界を引退するとのことだが、まだあなたは若い、実行力もあるそして企画力抜群である。大阪にとっていや日本にとって必要な政治家だと思う。継続して大阪都構想に挑戦してほしいと思う。がんばれ橋下市長、応援団は日本に大勢いることを認識してもらいたい。

メルケル首相は何のために来日したのか?

2015-03-11 05:26:37 | 政治、経済
 メルケル首相は、一体何の目的があって来日したのだろうか。対中国との関係を取り持つつもりだったのか、日本を取り巻く近隣諸国との和解を推し進めるためにアドバイスでもしようとしてきたのか、私には理解できない。勿論、自国の貿易関係を推し進めることが最大の目的のようだが、きわめて短い滞在の中で、あらぬ問題を撒き散らして言ったことだけは確実である。

 歴史認識についても、日本がこれまで如何に近隣諸国と対応してきたかも知らずに余計な波紋を広げてほしくなかった。日本は最大限に誠実に過去の過ちを認め、戦後賠償を続けてきているではないか。中国にしても然り、以前の最貧国から脱出できたのはどこのお金を使ってきたかだ。日本の莫大な資金援助と技術援助によって急激な経済発展を遂げたのをお忘れか?韓国にしても然り、過去の歴史認識ではなく、過去の恩恵を忘れ恨みつらみだけを言い続ける国民性ではないか。過去に受けた恩義に対して感謝もできない近隣諸国なのである。

 日中国交を進めた昔の政治家は偉かった。周恩来首相、まさに中国人らしい大人(タイジン)だった。鷹揚さがあった。知識も教養も抜群で日中間の過去の史実をよく理解していたお方だと思う。まさに白髪三千丈を髣髴されるようなお方だった。対する元田中首相こちらも大物政治家だったが、いかんせん鷹揚過ぎた嫌いがあろう。よっしゃ、よっしゃのお人だった。しかし、田中元首相でなければこの条約は調印に至らなかったかもしれない。

 話を戻そう、メルケル首相は脱原発を決断しそれを進めている。日本にも脱原発を薦めたらしいが、何をおっしゃっているか?あなたのところは原発王国フランスから電力を買っているではないか。それをやまられますか?周りが地続きのヨーロッパと島国である日本とは訳が違うのである。ドイツにおいて長期政権を維持しているようだが、あまり余計なおせっかいは止めたほうがいい。

 あなたの日本に対するご忠告を早速利用してそれを言いふらす隣国があるということをお忘れか。21世紀は経済力だけが力を表す指標ではなくなるかもしれない。今争いが起きているのはほとんどが宗教問題ではないか。民主主義、信教の自由、国際法の遵守、人権尊重、これらがない国とはお付き合いするのもはばかれる大事な価値観である。 

 
 今朝は冬に逆戻りしたような寒さであるが、メルケル反応で寝て入られなかった。

元衆議院議員の皆さん!忙しくなりますよ。

2014-11-08 12:12:21 | 政治、経済
 なにやら永田町界隈が騒がしくなってきた。議員の皆さんもお里帰りで忙しそうな気配を感じます。どうやら来年早々の解散もありらしい。

 野党の各党を見てもだらしない限り。みんなの党は元党首を追い出し、自分たちのものにした。ひところ勢いのよかった維新の会、これも全く新しい政策が作れない。大阪都構想だけでは集票マシンになりきれない。

 それより何より民主党だ。どうやら社民党と同じく先細りの感じ。どこを見回しても魅力ある政治家はいない。元気のいいのは日本共産党だけだ。共産主義国家は次々と崩壊し、今や共産主義国家はあるのかないのか。どうもぴんと来ない政党である。

 選挙をやれば自民党、公明党の一方的勝利間違いない。自民党の中でも無様な政治資金の運用、能力のなさをさらけ出している面々は厳しいかもしれない。それにしても安倍総理は長期政権になること間違いない。ここしばらくは腕の見せ所、期待しながら託してみよう。

世の模範たるべき政治家の情けない姿。

2014-10-21 07:45:22 | 政治、経済
 これが安倍政権の実態、実力とは思わないが、立て続けに政治と金の問題で二人の女性大臣が辞任に追い込まれてしまった。しかも単純な違法行為によるものだけになにやら肌寒さを感じてしまう。、

 片や単純な利益供与事件、勿論選挙違反に該当するものだ。片や自分の主催する政治団体の収支報告書の中身について疑問が提示されてしまった。単なる足し算引き算の問題かとも思えるものだが、どうやら資金捻出の手段だったように思えて仕方がない。この種の手口は、これまでにあった数々の詐欺、窃盗の類と同じく徐々にエスカレートしてしまうものなのだ。一度味を占めると次もいける。そんな杜撰な政治資金管理をやっていたに違いない。それを知っていたのか?見てみぬふりをしていたのか?もしくはやらせていたのか?この辺に問題の争点がありそうである。勿論、公職選挙法違反、議員の資格は危なくなってくる。

 公の職に就くもの最低限の法律は守るべきだろう。知らなかった、みんながやっている、違反行為ではないと思った等等自主性のない回答などしてはならないのだ。毅然たる態度、凛とした政治姿勢、人の模範となるような言動、姿勢を求めたいものである。

 その辺の変な叔母さん、叔父さんでは困るのだ。少なくとも国民の税金で生かされていることを肝に銘じて欲しい。

安倍総理の女性議員重視が裏目に。

2014-10-18 12:23:40 | 政治、経済
 何たることか。5人のうち2人が辞任を余儀なくされている。まだスタートして間がないというのにだ。片やベテラン議員、片や総理経験を持つ親父の後継者だ。なぜこんな単純なミスというかごまかしをやらかしたのだろうか。

 小渕大臣の場合、秘書人事の誤りがあったのか、あまりにも詳しい情報が次々に漏れ出して売る。これは内輪の人間の仕業に違いない。勿論、行為自体が違法性を持っていることだが。

 観劇に又名産の下仁田ネギの大量購入、親族の経営するブティックでの多額の購入品、はたまたデパートでのベビィ用品の購入その他もろもろ、政治資金規正法違反、選挙違反行為、政治資金個人流用などなど大臣辞任は勿論だが、政治家辞任にまで発展しかねない。

 もう一方のうちわ問題、これは立場上大臣辞任は当然だろう。国会での答弁なっていない。人を小ばかにしたような態度言動こんな人を良くぞ大臣に据えたものだ。誰が推薦したか知れないが、安倍総理の任命責任は大きい。

 大事に至る前に消さないと大火になる。大やけどもする。自民党諸氏も少し頭を冷やしたほうがいいようだ。

土井さんが亡くなった。

2014-09-30 01:44:11 | 政治、経済
 土井たか子さんが、85歳でこの世を去った。好き嫌い、政治信条その他は抜きにしてお疲れ様といいたい。女性議員始まって以来の衆議院議長を務め、憲法学者らしく9条を守り抜く姿勢を貫いた方だった。声が通り、ドスの聞いた発声はその辺の男性議員を圧倒するに充分だった。

 昭和は遠くなりにけりとは、まだ言えないが少なくとも戦争を知る年代の人たちが少しずつ亡くなって行くことに一抹の不安を覚える。戦争を経験し又戦争の悲惨さを知る年代は昭和15年生まれ位までの人たちだろう。それ以後の方たちは記憶も意識もないはずだ。

 今、日本の右傾化が取りざたされて久しいが、非核三原則と戦争を二度と起こさない国家としての原理原則と意思を守り抜いてもらいたいものである。

 9条問題とは別個のものとして考えたい。憲法は改正すべきだと思う。近隣諸国からやりたい放題、いいたい放題になっている。これは戦争もできない国家感、GHQから腑抜けにされた国民性、、近代史を教えない教育問題にあると思うからだ。その改正の中で9条問題をどうするか国民の意思で決めればいい。

 竹島は取られっぱなし、尖閣を狙う国家があり、北方領土は帰ってきそうもない。国家として国民を守り、領土を守り決して国際法を遵守しない違法行為を赦さない強い意志を発表しておくのも一つの手である。

 領土問題はない!などと生ぬるいことをいっていてはなめられるばかりだ。こことここは日本固有の領土だ。少しでも手をだすようなことがあれば断固戦力を持って対応する。位のことは言っておかねばならないだろう。

 拉致被害者救済にしてもそうだ。被害者家族も高齢化している。生きている間に全員の帰国を果たしてやりたい。金が欲しくればいくらだってやればいい。金で解決できるのならこんなに安いものはない。誰一人反対するものはないはずだ。それにしても北は変だ。金正日恩の健康問題はどうなのか?政変でも起きはしないか?そんなことになれば又奪還は遅れてしまう。北の政治の安定を願うばかりである。

素朴な疑問・・・中国・習近平氏の虎退治。

2014-09-04 07:23:12 | 政治、経済
 次々に逮捕される中国共産党のリーダーたち、薄熙来に続き周永康氏どうやら江沢民派の一掃を考えている気配さえ感じる。これで習体制維持できるのだろうか。最近のニュースでは江沢民氏の暗殺計画説まで浮上している。

 大体が虎退治これ自体がナンセンスなのだ。習主席自体大虎ではないのか。どうやら中国も虎の尾を踏んだような気がしてならない。何か起こりそうな予感がする。

 広大な国土の上に13億人がうごめいている。近年では生活レベルも向上し、金持ちは日本の比ではない。大多数はまだまだ貧困に苦しんでいるという。民族問題も複雑だ。煙は常にある。何時どこで何が起こるか、全く予測はたたない。

 大体、中国は袖の下が幅を利かす習慣が有史以来続いている。今に始まったことではない。何からないまで袖の下、これがなければすべて動きやしない。利用する側からすれば至極便利なシステムである。

 以前、中国深圳で見かけたのだが、車列を先導するパトカーが他のパトカーが先導する車列を追い抜いていく光景を見た。日本人には理解できないが、現地では日常茶飯なのだそうだ。要は位の高低で優先権がついてくるというのだ。これと同様リベートの多寡によってすべてが決まってくるシステムらしい。これではリベートはあがる一方、とどまるところを知らないはずだ。