晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

大新聞に向かってこんなことを書いていた。(平成22年7月)

2013-05-11 14:31:43 | 日記
 大衆紙的紙面構成にあきれた。

 このような意見は、当然採用されないことを承知で、しかし黙って見過ごすことはできないのであえて投書した次第である。7月16日付け夕刊「貴乃花親方、組合長と飲食」と一面大見出しを飾っていた。たとえ夕刊とはいえ日本の良識を代表するような大新聞の一面を使ってまで報道する記事内容なのか、警察関係者への取材でわかったとあるが、事実関係はまだ不明の段階での記事であった。野球賭博を契機として、相撲界と暴力団とのかかわりについて、少し神経質になりすぎていないだろうか。もう少し冷静に、事実関係を見極めていく姿勢があってもよさそうなものである。

 貴乃花親方が、新弟子勧誘で愛媛県を訪れた時の一連の行動の中で、当然のこと食事に或はその後の酒席のお付き合いがあったことは否定しない。そこに暴力団関係者がいたとかいないとかの見極めは、誰ができるというのだろうか。親方も招かれた席での出来事である。

 管轄する警察官くらいしかわからないはぜではないか。その現場を見過ごしておきながら、まるで昔の特高のように、影で刺すような振る舞い自体、問題にすべきである。検察も警察も民衆の声に慮っている姿は、なにやら暗くて危ない時代への逆行を感じて仕方が無い。