晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

日本の対中戦略の誤り!

2014-05-19 13:01:52 | 注目の話題
 対中、国交正常化に伴い、ODAをはじめとして中国援助政策を進めてきた日本、其の日本が対中国関係で塗炭の苦しみを味わっている。感謝もされない援助政策、お礼も言われない多額の援助金、そして今では自力による復興を成し遂げたと思っている政府要人たち。こまでの無策すぎる援助支援について、大いに反省をしてもらいたいと思う。

 その最大の失策は、新日鉄による宝生鉄工所への技術援助ではないかと思う。戦前「鉄は国家なり」として国営八幡製鉄所をはじめ、生産拡大を図ってきた。そして戦後、世界一を誇る新日鉄技術陣が中国における製鉄技術を指導してやってきた。それが数十年を経て日本の製鉄事業に大きな打撃を与えたばかりでなく、軍事力においても急激な進化を遂げさせてしまった。

 今となっては何もかも手遅れである。せめて最先端技術だけは盗まれないよう注意したいものである。そうした上で、静かに時を待つしかないだろう。13億の民は何を求め、力でねじ伏せたチベットその他民族間の争いが何時どこで始まるかも知れない。ガードを固めて静観するばかりか?