大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

御幸の芝

2007年06月29日 | 吉野町・東吉野村
昨日は吉野山中を彷徨・・・
上千本近くの“御幸の芝”と呼ばれる処で、1つの歌碑を見つけました。
ここにある“五月雨”とは“梅雨”のことでよいのでしょうか?
近くにあった解説板にはこう書かれていました。

その昔後醍醐天皇が吉野の行宮 におられた頃、五月雨の降り続くある日の事、大勢の供を連れてこの辺りへ御幸されると、空模様がますます怪しくなってきました。傍らの観音堂に入ってしばらく休まれるうちに、次の歌を詠まれました。

 “ここはなほ 丹生の社にほど近し 祈らば晴れよ 五月雨の空”

すると急に空が晴わたり、うららかな日和になったと吉野捨遺に載っているそうです。それからこれを雨師観音と呼ぶようになったようです。
でも“芝”と聞けば“ゴルフ”。雨の日のゴルフはキツイです。
この日は後醍醐天皇もゴルフやったんかなぁ?
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