大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

やまとは 国のまほろば

2011年10月20日 | 奈良・大和路
今日は一日中会議。
場所は、ほぼ奈良盆地のど真ん中。
会議室からは、奈良盆地の東側に連なる山々が見える。
南の端には美しい姿の三輪山。

それから北(奈良の都)に向かって山々が連なっている。

山々の麓を通るのが“山之辺の道”。

国中(くんなか;盆地中央部)の田んぼの稲刈りは、おおよそ終わったようや。
会議室の外の壁には大きな額に書が掲げられていた。
私の大好きな歌。

「やまとは 国のまほろば 
 たたなづく 青垣 山ごもれる やまとし うるわし」

「まほろば」とは「本当にすばらしい所」という意味。
「国のまほろば」は「国のなかで一番すばらしい所」。

「たたなづく」は「たくさんつらなる」で、
「青垣山ごもれる」は「青い垣根のような山々に囲まれた」。

奈良盆地にいると、東西両側からこの盆地を囲む山々は、南北に真直ぐ平行につらなっているように見える。それが古代人には青い垣根のように見えたんやろか。

「やまとはうるわしい」を「やまとし うるわし」とゆるやかなリズムをもたせてしめくくってるのがええなぁ~
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今朝からのこと | トップ | 藤原京発掘現場 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いまは~ (miwako)
2011-10-20 20:01:16
奈良の境に住み、奈良に親しんでいますが。
10歳の時、住吉から宇治に引っ越しし母は都落ちだと嘆いて宇治橋を渡りました。
それからも私の放浪は南へと数度移り今の家は人生で一番長く居てる。
押し熊の生協で青垣と名づけられた情報誌で、奈良を実感しています。
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2011-10-21 10:26:29
くんなか、ですよね。この頃は使う相手も少なくなっています。
イオンでは23年度産、新米しか並んでいませんでした。
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2011-10-21 18:15:13
miwakoさんへ
>都落ちだと嘆いて宇治橋を渡りました。
私の息子は宇治橋を渡って高校に通学していました。
なかなか楽しい高校生活やったと聞いています!
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2011-10-21 18:18:25
kazuyoo60さんへ
>くんなか、ですよね。この頃は使う相手も少なくなっています。
これまでの伝統を大事にしたいですよねぇ~
伝統(古いもの)と云えば、我が家にH22年度の米がまだ残っていますよ!
返信する
あれから・・ (miwako)
2011-10-21 18:44:30
50数年・・・今では、亡き父が建てた宇治川の辺のあばら家に暮らしています。
年に一度の花火大会は、音も煙もひしめく人も我慢できる美しさです。
それだけの値打ちになりましたが、死ぬまで住むと言い張ります。
まぁ、いいかぁ~~・
もしかして、三室戸の〇〇宇治ですか??私グラウンドの傍に4年住んだ事が有ります.その頃は〇〇はついてませんでした。
返信する
やまとは・・・国のまほろば・・ (山口ももり)
2011-10-22 10:19:51
本当に大和は美しい!!!好きになるばかり!!!万葉集も一層その美しさを奥深くしてくれます。万葉集の魅力・・・余り意味を深く考えなくても繰り返し口ずさんでいますと、何となく情感が・・・せまってきます。いいなあ!!!お腰お大事にね。
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2011-10-22 14:15:48
miwakoさんへ
>もしかして、三室戸の〇〇宇治ですか??
おそらくそうですね。
〇〇○宇治なので、○が一個多くなるかも知れませんが。
息子が高校3年の時に校舎が団地の方に移転してしまいました。
私は宇治橋からの光景とお茶の香りが大好きやったんです!
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2011-10-22 14:18:40
ももりさんへ
いやぁ~☂降りやったので、
ゆっくり寝ていようと思ったのですが、
寝るのも苦痛で・・・
車の乗り降りも痛いので・・・
何しようかなぁ~???
返信する

コメントを投稿

奈良・大和路」カテゴリの最新記事