大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

善光寺へ

2015年04月22日 | 甲信越

松代大本営地下壕を見学した後、御開帳間近の善光寺へ。

ここ数年、善光寺のご詠歌を何度唱えたことか。

「身は茲(ここ)に心は信濃の善光寺 導き給へ弥陀の浄土へ」

善光寺にはお世話になりました。

だからこそ、今回の信州への旅 最後の見学地はやっぱり善光寺!

 

@御開帳とは

数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の御身代わり 「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」。

善光寺の御本尊「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来」は、ひとつの光背の中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩が並ぶ、善光寺独特のお姿をされています。

白雉5(654)年以来の秘仏であり、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして「前立本尊」が造られました。

普段は御宝庫に安置されていますが、数え年で七年に一度の御開帳の時だけ、特別にお姿を拝むことが叶います。

中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸にかわり、白い善の綱として、本堂前の回向柱に結ばれます。

その回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じこと。

ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳ははかりしれません。

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