大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

万部おねりの歴史

2013年05月08日 | 大阪府
私がJRに乗って大阪:平野に行ったのは、“万部おねり”を観るため。
昨年に続いて2度目。
GWやからどこへ出かけても混雑。
それなら親父とお袋の卒塔婆をつこうかと、本山へ参ったんやった。

@二十五菩薩聖聚来迎阿弥陀経万部法要
5月1日~5月5日   融通念仏宗 総本山 大念仏寺
(大阪市指定無形民俗文化財)

「万部おねり」とは聖聚来迎会(しょうじゅらいごうえ)と阿弥陀経万部会(あみだきょうまんぶえ)が融合された融通念仏宗 総本山 大念仏寺最大の伝統行事の通称名です。

聖聚来迎会は無量寿経の中の「その人、寿(いのち)が終わる時にあたって、私は極楽浄土から二十五菩薩を従えて、その人を迎えに来るであろう」という阿弥陀仏の願いを具体的に表現した儀式であり、正平十四年(1349年)三月十五日「観音様の蓮台に乗り、阿弥陀如来のお導きに従って、生身のまま往生の本懐を遂げるまでの儀式を営んでみたい。聖聚来迎の様相を実際にこの目で見、また世の多くの人々にも見ていただきたいものだ」と中祖法明上人自ら行者となり、臨終不退、一念往生、上品上生(じょうぼんじょうしょう)を遂げるまでの法明上人の堅固な意思により始まったことを起源としています。
阿弥陀経万部会は江戸時代第四十九世尭海上人(ぎょうかいしょうにん)の頃、「阿弥陀経を一万部読誦(どくじゅ)して、極楽往生と檀信徒の先祖供養」を願いとしてはじめられました。
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