大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

山伏姿に憧れて

2013年05月09日 | 日々の暮らし
先日訪ねた大阪・平野の大念仏寺“万部おねり”。

お寺に到着したら、山伏姿の人たちが本堂から出て行くのが見えた。
今から“おねり”が始まるというのに、出て行くって何故???

しばらくしたら、境内じゅうに煙がモクモク。
煙は本堂前の私たちにも。
もしかしたら火事???
参拝客はザワツキダシタ。
せやけど、山伏姿ってホンマかっこええなぁ~
憧れるわ!

@山伏
山の中をひたすら歩き、修行をする修験道の行者。
「修験者」とも言う。

奈良吉野山地の大峯山(金峯山寺)を代表に、大山(鳥取県)や羽黒山(山形県)など日本各地の霊山と呼ばれる山々を踏破(抖擻)し、懺悔などの厳しい艱難苦行を行なって、山岳が持つ自然の霊力を身に付ける事を目的とする。

頭に頭巾(ときん)と呼ばれる多角形の小さな帽子のような物を付け、手には錫杖(しゃくじょう)と呼ばれる金属製の杖を持つ。袈裟と、篠懸(すずかけ)という麻の法衣を身に纏う。 
山中での互いの連絡や合図のために、ほら貝を加工した楽器を持つ。
天狗や烏天狗は、山伏の装束を身に纏う。

◎修験十六道具
山伏独特の修験十六道具は、それぞれ不二の世界、十界、不動明王、母胎などを象徴する。これらを身にまとい行を修めることにより、修験者はその力を身につけることができるのである。

1.頭襟 - 2.鈴懸(篠懸) - 3.結袈裟(不動袈裟) - 4.最多角念珠 - 5.法螺 - 6.斑蓋(檜笠) - 7.錫杖(菩薩錫杖) - 8.笈(箱笈) - 9.肩箱 - 10.金剛杖 - 11.引敷 - 12.脚半 - 13.八目の草鞋 - 14.檜扇 - 15.柴打 - 16.走縄(螺緒) - 17.簠簋扇 - (カンマン着)

上がその一覧であるが、1.から12.を山伏十二道具、1.から16.までを山伏十六道具という。
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4 コメント

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おねり (ひー)
2013-05-09 14:58:53
一度は行ってみたいと思ってるんですが・・・なかなか行けてないんですよね。
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そうそう・・・ (ひー)
2013-05-09 15:16:19
六月に、談山神社とおふさ観音にお参りに行こうと思っているんですが、このあたりで美味しいランチができるお店ってご存知ですか?
コース的には、午前中に談山神社(行ければ聖林寺さんも!)午後からおふさ観音・・・と思っているます。
今回は一人ではなく、珍しく友達と一緒に回るので、家庭持ちの彼女のために六時には大阪に戻る予定なんですよ。
こちらで談山神社や聖林寺さんの記事を何度も読みましたが、まだmだ見所もチェックしなきゃいけないし、いろいろ教えていただけると有難いです!!
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Unknown (瓜亀仙人)
2013-05-10 07:21:25
ひーさんへ
談算神社⇒聖林寺⇒おふさ観音のコースなら、聖林寺とおふさ観音の間に安倍文殊院があります。
安倍文殊院の近くにある安倍史跡公園の西側に“ベーカリーレスト茶々”があります。ランチならここがお勧めです。
リッチにお昼をするなら安倍小学校の南側の山中に“田舎茶屋 千恵” (ミシュランガイド京都 大阪 神戸 奈良 2013 ☆星獲得店)
桜井市高家350番地  tel. 0744-43-0247
があるのですが、要予約です。

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瓜亀仙人様 (ひー)
2013-05-10 10:25:45
早々の情報有難うございます!

ベーカリーレスト茶々さん・・・パンめっちゃ美味しそうです!!

田舎茶屋 千恵さんは、本当・・・リッチですね。でもせっかくだったら、ここをメインにゆっくりしたいお店な感じですねぇ・・・でも美味しそうだなぁ。。。

どちらも美味しそうで、悩みます^^;
どっちも行きたいお店ですね。。。
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