大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

鑑真和上の墓

2009年03月20日 | 奈良市
今日は「春分の日」。
ちょうど1年前の今日,突然母が倒れた日でもある。
妹が子どもを連れて墓参りに帰ってきた。
伯母もお参りに帰ってきてくれた。
私は昨夜の宴会の酒が残り,ぼんやりと皆の会話を聞き,
手を合わせて拝んでいた。

●お彼岸の意味・・・
彼岸という言葉は、古代インド語のパーラミター(波羅蜜多)が語源で、意味は「彼の岸へ至る」ということです。煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸」というのに対し、悟りの世界・仏の世界を「彼岸」といいます。
悟りの世界に至るために、仏教には六波羅蜜の教えというのがあります。
[布施]他人へ施しをすること
[持戒]戒を守り、反省すること
[忍辱]不平不満を言わず耐え忍ぶこと
[精進]精進努力すること
[禅定]心を安定させること
[智慧]真実を見る智慧を働かせること
彼岸に行くことを願って、行いを慎むことがお彼岸法要の本来の意味です。

「写真;年末に訪ねた開山御廟
唐招提寺境内の北東の奥まった静かな場所に位置する鑑真和上の墓所。同時期の高僧の中では唯一、1250年の永きに亘って、参拝する人が途絶えない。現在は御廟前に和上の故郷・揚州から贈られた瓊花が植えられ、初夏にその可憐な花を咲かせる。」



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