大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

天満の子守歌の碑

2015年02月27日 | 大阪府

あの日、天満橋を渡った北側の公園で“淀川三十石船舟唄の碑”の次に見かけたのは、“天満の子守歌の碑”やった。

ねんねころいち 天満の市で

大根そろえて 舟に積む

舟に積んだら どこまでゆきゃる

木津や難波の 橋の下

橋の下には 鴎がいやる

鴎とりたや 竹ほしや

竹がほしけりゃ 竹やへござれ

竹はゆらゆら 由良之助

 

 

@天満市場

木津村と難波村は、一世紀近くにわたって、天満市場に対抗する地元の市を開こうと活動を続けていた。

その中で、自分たちの主張を示すために作られた唄であったとされている。

当時、木津と難波の両村からは、大阪へ子守娘が多く出ていたので、彼女たちの歌う守り子歌として近畿一円から四国、中国地方へと広まったのではないかと推測される。

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