大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

田んぼの富士山

2008年10月29日 | 趣味の園芸
秋の今頃、あちこちの田んぼに、小さな“富士山”が誕生している。
私は、この黄金色した小さな富士が好きだ。
その富士を創っているのは“籾殻”。
一粒が生命体である、米となった抜け殻。
臼挽き作業を終え、まさに「収穫の秋」の成果を示す成層火山。
晩秋、この山が煙を上げ黄金色の山が真っ黒になっていく。
それは“燻炭”を作るため。
その“燻炭”は、次の農業に利用され、やがて微生物に分解されて無機物へと変わっていく・・・
稲刈りを終えた田んぼには、ミレーの「落穂拾い」に共通する何か?があると思う。
“富士山”について、9月頃にネットのニュースでこうあった。
【異常人気、富士山人気】
今年7、8月の夏山2カ月間に山梨県側から富士山頂を目指した登山者は、24万7000人に達した。要因は複数あるが、ひと夏にこれほど登るととんでもない者も出てくる。一方で世界文化遺産登録への動きが加速する中で、自然保護に「登山を有料制に」との話も出てきた。
みんな“富士山”が大好きなんや!
そう言えば私、長い間“富士山”を見てへんなぁ~
「写真;当麻寺の近くで見かけた“田んぼの富士山”」


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