奈良町の家の軒先には、赤いぬいぐるみがぶら下がっている。
これは、「庚申(こうしん)さん」のお使いの申を型どったお守りで、魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るしているのである。
災いを代わりに受けてくださることから“身代り申”とよばれてい る。
また、背中に願い事を書いてつるすと、願いが叶うといわれ“願い申”ともよばれているそうだ。
「庚申さん」とよばれる青面金剛像は、奈良町資料館にもまつられている。
しかし、私が訪れたのが早朝だったため資料館はま だ開いておらず、残念・・・
中国の道教の教えを説く庚申信仰は、江戸時代に民間信仰として庶民にひろがった。
言い伝えによると、人の体の中に三尸(さんし)の虫がいて、庚申の日の夜に人が寝ているあいだに体から抜けだし、天帝にその人の悪事を告げにいくという。
その報告により寿命が決まるというので、人々は六十日に一度回ってくる庚申の日は、寝ずに「庚申さん」を供養したという。
徹夜の習わしはなくなったが、身代り申をつるし、庚申さんをまつる信仰は、今もこの奈良町に息づいているのだ。
私も庚申の日に、寝ずに「庚申さん」を供養してみようかなぁ~
「写真;庚申さんの身代り申」
これは、「庚申(こうしん)さん」のお使いの申を型どったお守りで、魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るしているのである。
災いを代わりに受けてくださることから“身代り申”とよばれてい る。
また、背中に願い事を書いてつるすと、願いが叶うといわれ“願い申”ともよばれているそうだ。
「庚申さん」とよばれる青面金剛像は、奈良町資料館にもまつられている。
しかし、私が訪れたのが早朝だったため資料館はま だ開いておらず、残念・・・
中国の道教の教えを説く庚申信仰は、江戸時代に民間信仰として庶民にひろがった。
言い伝えによると、人の体の中に三尸(さんし)の虫がいて、庚申の日の夜に人が寝ているあいだに体から抜けだし、天帝にその人の悪事を告げにいくという。
その報告により寿命が決まるというので、人々は六十日に一度回ってくる庚申の日は、寝ずに「庚申さん」を供養したという。
徹夜の習わしはなくなったが、身代り申をつるし、庚申さんをまつる信仰は、今もこの奈良町に息づいているのだ。
私も庚申の日に、寝ずに「庚申さん」を供養してみようかなぁ~
「写真;庚申さんの身代り申」
さるぼぼじゃないよ庚申さんだよって、昔教えてもらいました。
昔、大阪・箕面で車が猿に囲まれて大変でした。
それと、南アルプス・光岳から下山の山道、ずっと猿の群れが私に付いて来たのが恐怖でした。