大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

鏡餅

2007年12月28日 | 趣味の園芸
我が家は、毎年30日に餅つき行ってきた。
ところが先日、天気予報を見ていた親父が、「29日と30日は天気悪そうやから28日に餅つきせなあかん!」と言い出した。
今朝(28日)は早朝より起こされ、息子たちも参加しての家族総出の“餅つき”。
しかし、天候の都合で日程を変更したのに、今朝からもう雨が降りだした。
“鏡餅”を作るのは大変だ!
上手に搗き立てのやわらかい餅を丸く形を整えるのは、なかなか難しい作業。
さらに表面にヒビが入って割れてしまうのだ。
それを防ぐには団扇を両手に持って、腕がだるくなるほど扇がなければならない。
せっかく“鏡餅”を作るのだから、その意味を調べてみた。
『鏡餅は満月のように丸い形が生命力をあらわします。鏡餅は、白木の三方(さんぼう)に白い紙を敷き、鏡餅を重ね、裏白(うらじろ)(歯朶(しだ)の葉のこと)、ゆずり葉、橙(だいだい)(代々家が続く)、海老(えび)(腰が曲がるまで長生きする)、昆布(こんぶ)(よろこぶ)というおめでたい物を飾ります。
鏡餅が普及したのは、室町時代以後に床の間が設けられるようになってから。もともと鏡餅は、元日に宮中で始められた歯固めのための餅で、年齢を表す歯を丈夫にすることを願い、硬い餅をかんで齢を固めるという意味があったのです。』
もち米は我が家の田んぼで収穫したもの。
裏白は近所の山から、橙は我が家のみかん畑から採ってきた。
柿は軒に吊るしてあるのだが・・・
この説明に柿が登場してこなかったのは何故だろう?
私は作業の横で、朝食用にとカンテキの炭火で搗きたての餅を焼く係りだった。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 吉野の狩人 | トップ | 柿シャーベット »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
柿・・・ (ひー)
2012-08-18 16:17:36
ばーちゃんちでは、ニコニコ仲睦まじく(2個2個 中 6つ)の干し柿を飾ってましたよ~
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2012-08-19 13:53:33
ひーさんへ
そうですね、お正月はニコニコ仲睦まじくです。
自家製のつるし柿は、大きすぎて10個も飾ることができません。
返信する

コメントを投稿

趣味の園芸」カテゴリの最新記事